「作品」なのか「演奏」なのか(3)

「真摯に作品に向き合った現在の演奏の大部分が面白くないという悲しい事実」という物言いはかなり剣呑な雰囲気を生み出しかねない言葉です。ですから、これには少しばかり補足が必要となります。 この「面白くない」というのは、演奏を

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「作品」なのか「演奏」なのか(2)

まず始めに「辛抱」に関わる問題から考えてみます。 よく知られているように、シュナーベルというピアニストは亡命先となったアメリカの音楽界とはあまり上手くマッチングしませんでした。そう言う相性の悪さは、彼のアメリカデビューの

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