フルトヴェングラー 指揮 ベルリン・フィル:バッハ G線上のアリア

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1929年録音

フルトヴェングラーの全盛期をどこに見るのかというのは色々議論があるのですが、ベルリンフィルのシェフに就任した1922年からナチスが政権を掌握する1933年までと見るのが一般的です。
丸山真男などのように、第2次大戦下の異常なまでの緊張感に満ちた音楽を持って頂点と見る向きもあるのですが、最近は「戦争という外的圧力によって歪に変形させられた時期」ととらえるのが有力です。

そう考えてみると、1920年代から30年代初頭という超絶的に古い録音を公開することにも意味があると言えそうです。

このバッハの「G線上のアリア」は戦後の録音もあるのですが、聞き比べてみると違いは歴然です。

実にスッキリとした清潔感のあるバッハでう。
フルトヴェングラーは若い頃からあのような曲線路を多用した音楽はやっていなかったのです。



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