FLACファイルをWAVEファイルにデコードする

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FLACファイルをWAVEファイルにデコードする

一般的には、「FLAC Frontend」を使用するのですが、これが残念なことに「Vista」以降には対応していないようです。ただ、未だに「XP」使用者が多数派ですから、そう言う方はこのソフトを使うのがいいでしょう。

ダウンロード

このページから「FLAC for Windows with installer」を選んでインストールします。ダウンロードしたファイルをクリックしてインストール画面が開けば、後は「Next」をクリックしていけば問題なくインストールできるはずです。

「FLAC Frontend」を使ってみる。

「FLAC Frontend」を起ち上げます。

「Level」は最高の「8」にしておき、「Add tags」のチェックは外しておきます。そして、右下の「Output directory」でエンコードしたりデコードしたファイルの出力先をしてしておきます。
ただでさえファイルサイズの大きな「FLACファイル」がさらにサイズの大きな「WAVEファイル」になりますから、一般的に大容量の外付けHD内のフォルダを指定しておくといいでしょう。

これで準備は完了です。

さて、いよいよ「FLACファイル」のデコードを開始します。
まず、右上の「Aff Files」をクリックして「WAVEファイル」に戻したい「FLACファイル」を選択します。
こんな感じ・・・。

そして、右下の「Decode」をクリックします。これだけです。
そうすると、こんな画面が開いて、デコードの過程を表示してくれます。

完了すると、こんな風に「続行するには何かキーを押してください・・・」と表示されますので、「Enter」を押すとこの画面が消えて作業は完了です。

「Output directory」で指定したフォルダを見ると、「WAVEファイル」が出来上がっているはずです。

「Vista」以降のユーザーの方

最初にも述べたように「FLAC Frontend」は「Vista」には対応していないらいしいです。そして、「Windows7」にも対応していないだろうと思います。(自分で確かめたわけではありませんが・・・。)
ですから、「Vista」以降のユーザーの方は「FLAC Frontend」以外のソフトを使う必要があります。

さて、何がいいかと見渡してみると、再生ソフトの「Lilith」の後継版である「uLilith (仮称) 」が良さそうです。uLilith (仮称) は「Lilith」と同様に「FLACファイル」を問題なく再生しますので、その意味でも「FLACファイル」にとっては使い勝手の良いソフトだと言えます。

まずは、以下のサイトからダウンロードしてきます。
SoundPlayerLilith Official HomePage

作者は「Lilith」の開発は打ち切って現在は「uLilith (仮称) 」に力を傾注しているようなので、「1.0 beta.3 (x86/Core2/x64/x64Core2) 」の方をクリックして、自分のPCの環境に合わせたファイルを落としてきましょう。

インストールして起動するとこんな画面が起ち上がります。以前の「Lilith」と比べると随分と格好良くなっています。

「FLACファイル」を「WAVEファイル」にデコードするには、一番下の右側のボタンをクリックします。マウスを持って行くと「Convert」という吹き出しが表示されます。

クリックするとこんな画面が表示されます。

まずは「設定」をクリックして「出力設定画面」を開きます。
「FLACファイル」→「WAVEファイル」とデコードしたいときは「RIFF PCM WaveFile」を選びます。
「WAVEファイル」→「FLACファイル」とエンコードしたいときは「Free Lossless Audio Codec File」を選びます。

「FLAC Frontend」ならば、エンコードしたいときは「Encode」を、デコードしたいときは「Decode」をクリックするだけだったので、ここは少しばかり不便です。

次に、真ん中あたりの「参照」ボタンをクリックして変換したファイルの出力先を指定します。
これで準備は完了です。

あとはデコードしたいファイルを「追加」をクリックして読み込めば終わりです。

「開始」をクリックすると次のような画面が表示されてデコードが始まります。

おそらく、「VISTA」でも「Windows7」でも問題なく動作すると思います。

後は、非圧縮の「WAVEファイル」を使って、「MP3ファイル」等とはひと味もふた味も違う高音質再生を楽しんでください。

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