クナッパーツブッシュ&BPO/RIAS録音ボックス

“auditeはフルトヴェングラーのRIAS録音集でも、従来の音源とは明らかに次元の異なった高音質を提供、ここでも放送局秘蔵の蔵出し音源で素晴らしい音質を実現しています。 クナの未発表写真、当時の批評等、貴重な資料が満載のブックレットも充実しております。”

クナッパーツブッシュ&BPO/RIAS録音ボックス
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「明らかに次元の異なった高音質を提供」って、どれくらい次元が違うのだろうか?
フルトヴェングラーのボックスも、ほとんどの音源が既に手元に存在するものだったので、結局はパスをしました。
そして、今回のクナのボックスもこれまたほとんど手元に存在します。「演奏はどれも過去にLP、CDで発売され話題になったもの」と書いてあるのですから、当然と言えば当然のことなのですが・・・。
さて、どうしたものか?

2 comments for “クナッパーツブッシュ&BPO/RIAS録音ボックス

  1. ユング君
    2010年8月30日 at 8:23 AM

    どうも、スパムコメント対策のためにあれこれやっているうちに、コメントそのものが受け付けないようになっていたみたいです。
    手直しをしましたので、今は投稿可能になっていると思います。
    と言うことで、わざわざ数名の方からこの件についてメールをいただきました。申し訳ないです。
    その情報の全てが、このレーベルの「RIAS録音ボックス」は「買い」だそうです。
    フルトヴェングラーのボックス盤は、音がよいことで知られている協会盤をしのぐクオリティとのことです。
    ただし、いくつかの録音に関しては「それほどでもない」ないという情報を得ています。
    なるほど、やっぱり「買い」なんですね。

  2. yk
    2010年8月30日 at 4:59 PM

    ”素晴らしい音質”・・・・微妙な言葉ですね。かなり、主観的、時代的、歴史的状況を反映しえる表現でもあり、それが何であれCDを売るほうにも主観・時代・歴史が折りたたまれた表現として”素晴らしい音質”を主張する権利はあると言えます。あるいは、こう言うことが議論になると、”客観的”と言う議論を持ち出す人がしばしばありますが、こう言った議論にあってはそこで主張されている”客観性”自身が”主観性の表現の一つにしか過ぎない(つまり、客観性を主張している本人が最も主観的立場をとっている)場合が大半なので、聞くほうも注意が必要です。
    そういった事情が典型的に表れるのが、フルトヴェングラーを始めとする古い録音の音質議論ですね。最新録音に比べて何らかの情報欠落が明白な録音について、何が”素晴らしい音質”の要因なのかは明らかに人によって異なっているといわざるを得ないと思われます。これは、(恐らく、わざわざ音を悪くして古いフルトヴェングラーの録音として詐称発売したい・・・とでも言う業者を除いて)多くの業者が彼らなりに”素晴らしい音質”と感じるものを発売していると思われますが、そう言ったフルトヴェングラーの復刻音盤がいまや何十種類とありそうな状況を見れば明らかですね。
    特に録音のデジタル化によって、ノイズ・レダクション、ダイナミックレンジの改善(悪?)、周波数レンジの改善(悪?)、残響特性の調整、etc.(どれも、利害得失がある)が簡便に出来るようになって、一つの録音ソースにたいしてさまざまな音質変化が可能になった今、恐らく最も正しい”素晴らしい音質”は個人個人が自宅のコンピュータを駆使して作り出すのが一番問題ないやり方ではないかとさえ考えたくなります。
    また、総じてこの手の古録音では、所謂”オリジナル”に近い音源に出来るだけ手を加えずに得られる音が”良い”とするオリジナル信仰が(特に日本などでは?)強いように感じられますが、これも根拠のある”素晴らしさ”の品質保証ではありません。LP時代、フルトヴェングラーの録音について我が国では総じて糞みそに言われた”擬似”ステレオ化をDGもEMIも相次いで行いましたが、これなども”オリジナル”についての欧米と我が国の文化的感覚の違いを感じさせられます。その後、CD時代になって音源のCD(デジタル)化の是非、そのデジタル操作の是非が問われるようになり、更には”オリジナル”テープの劣化とLP盤の劣化度合いの比較等々・・・・まさに”浜の真砂は尽きるとも、世に音質議論のネタは尽きまじ”状態で今に至っていますね。
    ・・・・で、LPの復刻CDなどには手を出したことの無い私も、”オリジナル”と言う言葉にはきわめて弱くて、なかんずく”オリジナル・テープ”と言った言葉が出てくるともう理屈もなく兎に角買ってしまう口なので、件の"Audite”盤は当然買いました。まあ結果は、人に勧めるかどうかは兎も角、買って損をしたということは無いセットでした。音は、”オリジナル”といいながらも勿論各種のデジタル操作が施された音のようで、”デジタル臭”が無い音とは言えないようですが、それもギリギリのところで抑えてある印象ではありますし(協会盤を凌ぐかどうかは、まあ人により、曲によりでしょうね)、何よりフルトヴェングラーの戦後のlive録音が(個々の録音の良し悪しはありますが・・・)統一された音質で聞けることの意味は私には大きかったように思います。
    また、Auditeに関しては私の手元にはハスキルのRIAS録音のCDがありますが、これはフルトヴェングラーのものよりも更にハッキリ”素晴らしい音質”になっていたように思うので、この手の録音復刻に関しては(今のところ)私の好みに反しない音作りをしている会社だと思っています。
    ・・・・で私はクナッパーツブッシュのファンではないのでこのセットは買いませんが、ファンの方は試しに買ってみるくらいの価値はあるかもしれません。

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