“アクサンチュス・スペシャル・ボックス 有名な無伴奏アルバム2枚とフォーレ、ほか コンチェルト・ケルンの『ファランドール』にも注目!
クラシックの名曲を無伴奏混声合唱に編曲し、柔らかな響きの新しい世界を聴かせてくれて有名になったフランスの合唱団「アクサンチュス」の話題盤を4枚まとめてお買い得ボックス化。”
アクサンチュス・スペシャル・ボックス?トランスクリプション第1集、第2集、フォーレ:レクィエム、クリスマス・アルバム(4CD)
いささか「際物」的な雰囲気はありますが、なかなかに面白そうなアルバムです。聞くところによると、合唱の録音というのはなかなかに難しいらしくて、オーディオ的にも最新録音のものをワンセットぐらいは手元に置いておいてもいいかなという気がします。
一般的に合唱が含まれる作品というのは「重くて」「巨大」なものが多くて、オーディオのチェックとして聞き続けるにはかなりきついものが多いです。
それに対してこの「アクサンチュス」の録音は「軽量」のものが多いようなのでちょうどいい具合です。
それで、実際に聞いてみて音楽的にも充実していれば、それはもう「儲けもの」と言うことになります。
これもまた、とりあえず「欲しいものリスト」に入れておきましょう。
これはたしかにおもしろそうな! ぼくもほしいものリストに加えましたよ。
肉声そのものを聞かせるという趣向は、意外とありそうでないものですね。シンフォニーのなかの盛り上げ役ということが多い。このなかの二枚の無伴奏合唱というのは、たぶん賛美歌に似た感じなんでしょうが、その性質だけで十分存在価値があるようなものだと思いました。
クリスマスアルバムが付いてるというのも楽しそうな。肉声というのはやはり楽器にはない独特の響きがあります。とくにそれが合唱となると、否が応でも教会的な、神秘主義のものになりそうです。それにどっぷり浸かるのも楽しいですが、なにかそれ以上のものを期待してしまいますね。
けっきょくのところ、合唱であるという個性を超えて、普遍的な音楽の域に達しようとしているかどうかだと思われるのですが、あんまり期待しすぎるとアレかなあ。
HMVで予約しておきました! ユングさんの感想聞けたらうれしいです。
私も今日注文しました。
どんなサウンドが聞けるか、楽しみです。
今年のクリスマスは、これでいきましょう。
試聴できます。
http://www.jpc.de/jpcng/cla…
私もyungさんの書き込みを見て、速攻でHMVに予約を入れましたが、
題名のない子守唄さんの書き込みで、たまらずフライング視聴
してしまいました。
やあ、クリスマスオラトリオがにぎやかで楽しいですね。
それにしてもその選曲の幅の広さに驚きますね。
一般に器楽団体よりも声楽団体の方が、選曲は大胆な傾向に
あります(えっ、こんなの歌っちゃうの?というような)が、
このBOXはその想像を超える内容です。
到着が今から楽しみです。
HMVから発売が12月20日に延期になったという連絡が...
クリスマスの曲がクリスマス前に届けばいいんですが(時期限定クリスチャン)
発売が2度も延期され(二回目はたった1日でしたが)、
気を揉みましたが、ようやく本日発売され、発送した
との連絡がHMVから入りました。
やれやれ、これでクリスマスまでに到着することとなり、
楽しみです。
昨晩遅くに届きました。
せっせとリッピングしては聞いています。
いやもう、素晴らしいの一言。
たとえばバーバーのアダージョ、マーラーのアダージョ
弦楽合奏に慣れた耳にも違和感なく、一層心に染みいる気がします。vocalもすぐれた楽器ということが再認識できますね。
また、フォーレのレクイエム。
コルボ、クリュイタンスが私にとっての定番ですが、それとは
趣がずいぶんと違うにもかかわらず、その列に加えてもいいと
思います。
今年のクリスマスは、ヘンデルのメサイヤ、バッハのクリスマス・
オラトリオとともにこれらを聴いて過ごそうと思います。
私のところも、ようやくにしてクリスマスの夜に届きました。
浅田真央の演技を気にしながら(^^;、せっせと4枚ともリッピングしてMPDシステムで聞いてみました。
いやぁ、異次元のうまさですね。
マーラーのアダージョでアカペラの伴奏部を突き抜けてソプラノが舞い上がる場面などは鳥肌が立ちますね。
ただ・・・、私が年を取りすぎているのかもしれませんが、あまりにも上手すぎてどこかに違和感を感じている自分がいるのを否定できません。
私の中には「合唱」というものにはどこか人肌の温かさみたいなものを求めてしまうのですが、このアクサンチュスの演奏からはそういう「不純物」はほとんど感じ取れませんね。
でも、それこそがロランス・エキルベイの求める「合唱の理想」なんでしょうね。同じことは、エリック・エリクソンの演奏にも感じました。
そんな意味で、何の抵抗もなく楽しめたのは『きよしこの夜〜アクサンチュス・クリスマス・アルバム』です。
「ホーリー・ナイト」「三人の天使」「清しこの夜」どれもすばらしいです。
なお、フォーレのレクイエムはまだ聴いていません。明日のお楽しみです。
豪華な箱に入ってますね。24の夜10時過ぎに届きました。
非常に気品のある合唱ですね。楽器の伴奏は、古楽のスタイルを踏んでいるようです。
バーバーのアダージョや、きよしこの夜のようにメロディが断然前に出る曲はとても面白く聞けるのですが、たとえばこのスタイルで第九やバッハのカンタータなんかやったら、ちょっと物足りないことになりゃせんかなと、…美しすぎてなんかチョットさびしい気がしましたよ。
なにかしながら聞く「ながら聞き」には最高かもしれない。
フォーレはどうでしょう。まだ聞いてないんですが、この行き方だとあの曲はしっくり来るかもしれない。…合唱に慣れない耳なんで、みなさんの感想のほうが当を得ているかもしれません。
ユングさんは聞かれましたか? あなたの感想ぜひ聞きたいです。
確かにyungさんのおっしゃるように、不純物がほとんどない、
いわば大吟醸の味わいに似たものがありますね。
でも、フォーレのレクイエムの場合、不純物の有無はともかく、
表現においては、その比喩はコルボのそれにあてはまり、
Accentusのそれは、より起伏に富み、人肌の温かみが感じられる
ような気がするのですが。
自分の理想を実現させるためにこの団体(Accentus)を作った
ということからも、ここに聞くコーラスがEquilbeyの望んで
いるものなんでしょうね。
いずれにしても西村智実バリのかっこいいEquilbey率いる
Accentusは、私にとって今後も目を離せない団体となりました。