ラファエル・クーベリック/EMIレコーディングズ(13CD)

ラファエル・クーベリック EMI録音集(13CD)

EMIのヒストリカルな音源を格安のボックス盤でリリースしてくれるICONシリーズから、クーベリックの音源が発売されるようです。
発売元の情報によると、以下のような構成になっているそうです。

  1. 1946:チェコ・フィル[モノラル]
  2. 1948-1952:フィルハーモニア[モノラル]
  3. 1958-1959:ロイヤル・フィル[ステレオ]
  4. 1960-1961:ウィーン・フィル[ステレオ]
  5. 1983:デンマーク放送響[ステレオ]

言うまでもなく、一番の注目は60年代の初頭にウィーンフィルと行った一連の録音でしょう。チャイコフスキーの後期3大交響曲に、ボロディンの交響曲第2番、シューベルトの交響曲第3・4・8番、そして、モーツァルトの交響曲第35・36・38・41番などが収録されています。
クーベリックは61年にバイエルン放送交響楽団の首席指揮者に就任することになるので、この両者の録音はわずか2年でお仕舞いになるのですが、結構たくさん録音してくれたものです。さらに、今となってはこのウィーンフィルとの録音は非常に入手困難でしたから有り難い限りです。
もちろん、彼が西側に亡命する前のチェコフィルとの録音も貴重ですし、亡命後にフィルハーモニア管と行った一連の録音も入手が難しいものばかりでした。
有り難いボックス盤です。

【収録情報】
Disc1
● グルック:歌劇『オーリードのイフィゲニア』序曲
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1952年(モノラル)

● モーツァルト:交響曲第35番ニ長調 K.385『ハフナー』
● モーツァルト:セレナード第13番ト長調 K.525『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
● モーツァルト:カッサシオン ト長調 K.63~アンダンテ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1961年(ステレオ)

● モーツァルト:歌劇『偽の女庭師』 K.196 序曲
● モーツァルト:歌劇『イドメネオ』 K.366 序曲
● モーツァルト:歌劇『後宮からの逃走』 K.384 序曲
● モーツァルト:歌劇『劇場支配人』 K.486 序曲
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1951年、1952年(モノラル)
Disc2
● モーツァルト:交響曲第36番ハ長調 K.425『リンツ』
● モーツァルト:交響曲第38番ニ長調 K.504『プラハ』
● モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1961年(ステレオ)
Disc3
● モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』 K.492 序曲
● モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』 K.527 序曲
● モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』 K.588 序曲
● モーツァルト:歌劇『魔笛』 K.620 序曲
● モーツァルト:歌劇『皇帝ティートの慈悲』 K.621 序曲
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1952年(モノラル)

● ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1959年(ステレオ)

● ベルリオーズ:『ファウストの劫罰』~ハンガリー行進曲/妖精の踊り
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1950年(モノラル)
Disc4
● シューベルト:交響曲第3番ニ長調 D.200
● シューベルト:交響曲第4番ハ短調 D.417
● シューベルト:交響曲第8番ロ短調 D.759『未完成』
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1960年(ステレオ)
Disc5
● シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D.944『グレート』
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1958年(ステレオ)

● メンデルスゾーン:夏の夜の夢 Op.61~序曲/スケルツォ/夜想曲/ 結婚行進曲
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1950年、1952年(モノラル)
Disc6
● メンデルスゾーン:序曲『静かな海と楽しい航海』 Op.27
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1949年(モノラル)

● スメタナ:歌劇『売られた花嫁』~序曲/ポルカ/フリアント/大道芸人の踊り
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1951年(モノラル)

● スメタナ:『我が祖国』~モルダウ/ボヘミアの森と草原から
● ヤナーチェク:シンフォニエッタ
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1946年(モノラル)
Disc7
● ブラームス:ハンガリー舞曲集~第1,3,5,6,17,18,19,20,21番
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1958年、1959年(ステレオ)

● バルトーク:2つの肖像
● バルトーク:管弦楽のための協奏曲
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団  録音:1958年(ステレオ)
Disc8
● ボロディン:歌劇『イーゴリ公』~だったん人の踊り
● ボロディン:交響曲第2番ロ短調
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1960年(ステレオ)

● ニールセン:交響曲第5番 Op.50
デンマーク放送交響楽団
録音:1983年6月17日(ステレオ)
Disc9-10
● チャイコフスキー:交響曲第4番へ短調 Op.36
● チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
● チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1960年(ステレオ)
Disc11
● ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調 Op.71
● ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調 Op.88
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1948年、1951年(モノラル)
Disc12
● ドヴォルザーク:序曲『謝肉祭』
● ドヴォルザーク:序曲『自然の王国で』
● ドヴォルザーク:序曲『オセロ』
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1946年(モノラル)

● ドヴォルザーク:伝説曲 Op.59~第10番
● ドヴォルザーク:スケルツォ・カプリチオーソ Op.66
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1950年、1949年(モノラル)

● ドヴォルザーク:スラヴ狂詩曲 Op.45~第3番
● ドヴォルザーク:スケルツォ・カプリチオーソ Op.66
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1958年(ステレオ)
Disc13
● ヤナーチェク:タラス・ブリーバ
● マルチヌー:フランチェスカのフレスコ
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1958年(ステレオ)

● マルチヌー:2つの弦楽オーケストラ、ピアノとティンパニのための複協奏曲
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1950年(モノラル)

2件のコメント

  1. ラファエルクーベリックも当時、ウィーンフィルとベルリンフィルの両方と録音した指揮者の一人でしたね。
    往年の名指揮者たちが、こうして再評価されるのは嬉しいことです。

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