“バッハ４大宗教作品集
ドイツの伝統的な演奏スタイルにより、バッハの宗教音楽をじっくり味わおうという向きに最適なセット。有名歌手がズラリと揃っているのも壮観ですが何よりの魅力はやはりその落ち着いた雰囲気でしょう。しっとり美しい演奏が揃っています。”
Mass B Minor: Schreier, Matthaus, Johannes: Guttenberg, Weihnachts: Flamig【CD】-バッハ/音楽/HMV
エノッホ・ツー・グッテンベルクなんて人は全く知らなかった。でも、音楽を聞いてみると古楽器ムーブメントなんてどこの世界の話なの？ってかんじの伝統的なスタイル堂々と貫いていて、思わず抱きしめてあげたくなりました。
そして、さらに調べてみると、抱きしめてあげたくなったのはユング君だけではなくて、そう言う愚かなムーブメントに嫌気がさしていた心あるオケマンたちも同様だったようなのです。
彼を中心に、ベルリン・フィル、ミュンヘン・フィル、バイエルン国立歌劇場、シュトゥットガルト州立歌劇場ほか、ドイツ有数の団体からメンバーが集まって「クラング・フェアヴァルトゥング管弦楽団」なる団体が作られているのです。
さらに調べてみると、クラング・フェアヴァルトゥングというのは「音環境保護協会」という意味らしいのです。
どうやら、ヨーロッパでも古楽器ムーブメントは終焉をむかえつつあるようです。
年の暮れに、こういう伝統的な音楽に実を浸してそう言う時代の流れを眺めるのはユング君にとってはこの上もないヨロコビです。（＾＾ｖ
＜収録作品＞
・ミサ曲ロ短調 BWV232
ルチア・ポップ(Sp)
キャロリン・ワトキンソン(A)、
エバーハルト・ベヒナー(T)
テオ・アダム(Bs)
ジークフリート・ローレンツ(Br)
ライプツィッヒ放送合唱団
新バッハ・コレギウム・ムジクム
ペーター・シュライヤー(指揮)
・マタイ受難曲 BWV244
マーガレット・マーシャル(Sp)
クラウス・H・アーンシェ(T)
ヘルマン・プライ(Br)、他
ミュンヘン・バッハ・コレギウム
エーノッホ・ツー・グッテンベルク(指揮)
・ヨハネ受難曲 BWV245
インガ・ニールセン(Sp)
ナタリー・シュトゥッツマン(A)
クラウス・H・アーンシュ(T)
アントン・シャリンガー(Br)
トーマス・クヴァストホフ(Bs)、他
ミュンヘン・バッハ・コレギウム
エーノッホ・ツー・グッテンベルク(指揮)
・クリスマス・オラトリオ BWV248
アリーン・オジェー(Sp)
ペーター・シュライヤー(T)
テオ・アダム(Bs)、他
ドレスデン聖十字架合唱団
ドレスデン・フィル
マルティン・フレーミヒ(指揮)