2017年、今年もよろしくお願いいたします。

新年の楽しみの一つは、お節をつつきながらワインちびちびと飲み、そしてウィーンフィルのニューイヤーコンサートを聴くことです。今年は、ドゥダメルが指揮をすると言うことで楽しみはさらに増しました。
それにしても、35才という年齢にもかかわらず、あの底意地の悪いオケを完璧に把握してる貫禄には驚かされました。

さらに、感心したのはプログラムの組み方の上手さです。
今年のプログラムの半数以上がニューイヤーコンサート初登場の曲だったようなのですが、その「選択」の上手さには心底感心させられました。

まず「初登場」の曲をたくさん選んだ背景には、過去の爺さん達と競合したくなかったという思いがあったことは明らかです。しかしながら、そうやって選んできた音楽が「クズ」だったらお話にならないのですが、ドゥダメルの選択は、今までの爺さん達がプログラム・ビルディングに対していかに無頓着であったかを明らかにしてくれたようです。
シュトラウスを中心としたウィンナーワルツの世界には、こんなにも素敵な音楽がたくさん埋もれていたことをドゥダメルは世界中の人に示してくれたのです。さらに、そうやって選んできた音楽が、若きドゥダメルの力が最大限発揮できるような曲ばかりを選び出しているのです。
このプログラム構成をドゥダメル一人で考えたとは思えないので、彼のバックにはよほどの切れ者がいると見ましたね。

私のこの趣味に毎年付き合わされる妻も、「いつもは途中で飽きてしまってあくびが出るのに今年は最後まで楽しかった」と、その変化に富んだプログラムを絶賛していました。彼女は、いわゆるクラシックお宅とは全く異なる人種なのですが、その辺りの「良い・悪い」の識別に関しては非常にシビアなので、ドゥダメルと言う男、なかなかに大したものです。

なお、お正月のライブ中継を見ていて一番気になったのは、前列中央に座っていた緑がかった青(青みがかった緑?)のドレスの女性です。あれだけ何度もアップになれば誰もが気になったのでしょうが、妻は一目で、「ドゥダメルの彼女ね!」とのたまっていました。私の方は「まさかね」と言うことになったので、調べてみました。
結果は、妻の勝ちでした。やはり、女性の勘は凄い!!

Maria Valverde(マリア・バルベルデ:スペインの女優)と言う女性で、ドゥダメルの現在の彼女のようです。

ちなみに、彼女の「Instagram」です。

さて、話は変わってサイト運営に関してです。
気がつけば、こういうサイトを始めてから19年も経ちました。しつこい性格なのは自覚しているのですが(^^;、我ながらここまでしこつかったのかと驚いています。
さらに、幸いかどうかは分からないのですが、TPPという外圧頼みによる著作権の保護期間延長も頓挫しそうな雰囲気なので、もうしばらくは新しい音源をパブリック・ドメインの仲間に迎えることができそうです。

ただし、1960年代の半ばもすぎてくると、年が改まる毎に追加されるパブリック・ドメインの数は半端じゃなくなります。おそらく、その中からめぼしいものをフォローしていくだけで数年はかかりそうな気がしています。既に、60年以降の録音に関しても5年分の音源がパブリック・ドメインとなっていて捌ききれなくなっているところに、さらに一年分の追加です。
さらに、フルトヴェングラーやトスカニーニを筆頭とした、さらに古い時代の巨匠達の録音も随分と取りこぼしています。

つまりは、こうやってフォローしていかなければいけない事が次々と追加されるがゆえに、気がつけば19年も継続してこれたのでしょう。昨年はサーバーのトラブルなどもあって大変な時期もあったのですが、それもまた織り込み済みだったので、それをきっかけにかねてから考えていたサーバーの移転も済ませることができました。おかげで、今はサーバー管理という煩わしさから解放されて、サイトの更新に全力が集中できるようになりました。

これから先、いつまで続けることができるかは分からないのですが、いつも言っているように、キーボードがたたける間は「しつこく」続けていきたいと思います。



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