ちょっとした衝撃・・・!!(^^;

2年ほど前から音楽の再生にはパソコンを使っています。現時点ではいかなるCDプレーヤーよりも再生能力という点ではパソコンが凌駕していると確信しています。
書きかけで放置されていますが、言わんとすることのアウトラインはこちらあたりをご覧ください。
現在のユング君の再生環境は以下の通りです。
まずCDからのリッピングには「Premium2」というドライブと、それに付属している「PlexTools Professional」というソフトを使っています。「Premium2」はDVDの読み取りも出来ないというドライブですがCDに関しては間違いなくベストだと思います。
リッピングしたファイルは外付けのHDに置いています。これも、パソコン本体にファイルを置くよりは外付けのHDにおいた方がベターかと思われます。当然容量は大きければ大きいほどいいので、1Tのものを使っています。
次にオーディオインターフェースですが、これはASIOドライバーが使えることは絶対の条件ですから、取りあえずは「E-MU ( イーミュー ) /0404 USB」を使っています。この辺のチョイスはいろいろあるのですがあまり詰めていません。
こうしてパソコン本体から取り出したデジタル情報は、この後DAコンバーター(現在メインで使っているのは BENCHMARKの「DAC1」)からプリアンプ(メインはアキュフェーズの「C200V」)、パワーアンプ(メインはヤマハの「MX1」を左右に1台ずつ)を経てスピーカー(Sonus faberの「エレクタ・アマトール」+ヤマハの「YST-SW500)へと送り込まれています。序でながら、パワーアンプは長くアキュフェーズを使っていたのですが、調子が少し悪くなったときに代わりに使ったヤマハが思いの外にいいので、今はメインの座にはヤマハが鎮座しています。
つまり、普通ならCDトランスポートにCDをセットすればすむだけの操作を、「リッピング」→(ASIOドライバー)→「オーディオインターフェイス」を経てDAコンバーターに送り込んでいるわけなので、手間のかかることのこの上なしなのです。しかし、それによって再生される音楽は実に素晴らしく、さらにデジタル情報を送り出すまでの部分には細かい調整ポイント数限りなくあるので、デジタル化によってブラックボックス化したオーディオの世界に再び「趣味性」を取り戻すといううれしい「おまけ」までついてきました。
さて、今回の「衝撃」はこの「おまけ」の部分です。
とある方のブログでこんな記述が目にとまったのがきっかけです。
「ちょっとしつこいですが、[explorer.exe]プロセスの終了は効きます。
呆気にとられております。
こんなに効くことをしないで何をしていたんだぁ。 後悔先に立たず。(^^;
特に中低域の質感がグレードアップし、音に生々しさが加わり、見通しもグッと良くなります。」
ホンマかいな?と思いつつ、まあ一銭もかからないトライなのでやってみることにしました。ただし、explorer.exeはWindowsのシェルにあたる部分なので、これを停止するとパソコンの操作はほとんどできなくなります。音楽再生用のソフト(ユング君は「Frieve Audio M-Class」を使っています。現時点ではこれに勝るプレーヤーソフトは存在しないと確信しています)だけは立ち上げてからexplorer.exeのプロセスを終了させます。そして、おもむろに音楽を再生させてみると、確かに「中低域の質感がグレードアップし、音に生々しさが加わり、見通しもグッと良くなります。」
それなら・・・とばかりに、LANケーブルも引っこ抜いてから、アンチウイルスソフトやその他停止しても問題のなさそうな諸々のプロセスを終了させてからexplorer.exeを終了させてみました。
結果は、唖然とするばかりの素晴らしさです!!これはちょっとした衝撃でした。
音そのものに何とも言えないふくよかさと艶やかさが加わりながら、細部の見通しが格段に向上するという信じがたい結果をもたらしてくれました。正直言って、長年使い続けてきた「エレクタ・アマトール」にこれほどのポテンシャルがあったのかと驚かされるとともに、あらためて惚れなおしてしまいました。
・・・と、言うことは、音楽再生に特化したパソコンを用意して、ギリギリまでチューニングしてやればどこまでいけるのか?という意欲が湧いてきます。最近、影をひそめていたオーディオの虫が少しばかり動き出しそうな雰囲気です。取りあえずは、音楽再生に特化したパソコンの仕様をじっくりと考えてみたいと思います。

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