ANDANTE 限定特価

“黒をベースに赤や銀を交えたハードな質感のデザインと、分厚く重厚で豪華な装丁に包まれた巨匠たちによる歴史的な名演奏の数々。それらは正規音源使用と適切なリマスタリング技術による良質なサウンドの魅力もあって、ヒストリカル・ファンの厚い信頼を得ていましたが、価格が高いものが多いのが唯一の難点でした。今回、アンダンテ・レーベルは思い切った価格設定で在庫を放出することとなりました”

ANDANTE 限定特価
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ヒストリカル音源と言えば「廉価盤」というのが通り相場の時代に、あえて豪華仕様の付加価値で差別化を図ってきた「ANDANTE」ですが。ついに叩き売りに出たようです。
どうやら、この業界の価格崩壊は止まらないようです。
ただし、このレーベルは高いわりにはあまり魅力を感じない音源が多かったような気がします。今回の放出リストを見ても、興味をそそるものはそれほど多くありません。
それに特価と言っても、例えば、
『ルル』2幕版 ベーム&ウィーン国立歌劇場、シリア、ホッター、他(1968)(2CD)
が9545円→1590円という事で一見すると大幅安に見えますが、最初の「9545円」という価格設定がアホすぎるのです。
間違いなくこのレーベルは終わりだと思います。

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