仕事用のPCもLinuxに移行してみました。

PCオーディオ実験室の方で、音楽再生にLinuxを使ったほうが音がいいのではないか?ということで、今年のGWは久しぶりにLinuxのデスクトップ環境に触ってみました。
音楽再生に関してはかなりの可能性を感じさせてくれましたが、それと同じくらい通常のデスクトップ環境としても使えるな、と思わせてくれるものがありました。
実は、5?6年ほど前にも、あれこれ試してみたことがあるのですが、その時点ではWindowsに変えて使っていくにはあまりにも不都合な部分が大きいというのが私の結論でした。Windowsによる技術の囲い込みに対する批判としてオープンソースに対する期待が高まったころなのですが、使い勝手という点では依然として大きな開きを感じずにはおきませんでした。それは、長年にわたるWindowsによる「飼いならし」だけとは言い切れない「差」でした。
しかし、今回デュアルブートでVine5を入れてみて、音楽再生だけでなく仕事用としてもどこまで使えるか試してみたのですが、これは十分に「使える」と思わせてくれるレベルに達していると感じました。
Windowsの方は「XP」を使い続けているのですが、サポート期間の延長が決まったとはいえ、遠からず打ち切られることは間違いありません。その時に、個人的にはどうしても新しいヴァージョンに乗りかえる気がしません。WindowsはXPでお終い・・・これが私のなかでの「決め事」でした。
ですから、この「使える」感はうれしい「誤算」でした。
おそらく、最大のポイントは「Firefox」の登場でしょう。現在は、OSよりもプラウザのほうが支配力が強いといわれています。結局、仕事用のPCと言っても、プラウザを開いている時間が一番長いですし、パスワードの管理なども含めて、「Firefox」で一元管理している人もおおいでしょう。そのようなやり方で、Windows環境でも「Firefox」を使っていた人には、OSがLinuxに変わってもほとんど違和感を感じないほどに使い勝手は洗練されてきています。
また、ソフトのインストールや削除、セキュリティ関連の自動アップデートなども、ほとんどWindows感覚で実施できます。
と、言うことで、思い切って仕事用で使っているPCもLinuxに移行してみました。
今のところ、サイトの管理に関しては問題なく実行できているようです。
ただ、一つだけ我慢できないのが、「漢字辞書」の賢さです。Windowsのころも「ATOK」を使っていましたから、これは新たに購入するしかないでしょう。
そして、もう一つ気がついたのは、自分のサイトで『ストリーミング再生』ができないことです。
これも以前から「Mac」ではストリーミング再生ができないことを指摘されていたのですが、当然のことながら、Linuxでも「できないなぁ」ということを再確認させられました。
わたしがこのサイトでパブリックドメインとなった音源を紹介し始めた時期は「OS=Windows」という時代でしたから、WMAを標準プレーヤーとして記述するしかなかったのですが、今後のことを考えると、もう少し汎用性の高い方法を検討する必要性がありそうです。
勉強の課題が一つ増えましたが、取り組み甲斐のある課題です。
何とか近いうちに、実現したいと考えています・・・が、何かよい知恵のある方、お知恵を貸していただけるあり難いです。

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