“完全全集と、楽譜付全集が登場します!
独ヘンスラー/バッハ大全集(完全全集)
ブリアント/バッハ大全集(全曲楽譜付)”
ブリリアント/バッハ大全集、楽譜付!
マルチバイ特価で15000円弱ですから、たたき売りボックス盤もついに来るところまで来たという感じです。
ただ、おまけとしてついている画像PDFファイルで収められた楽譜は、私の経験から言うとかなり使いづらい代物です。
その昔、ヤマハがこの形式で楽譜をリリースしたことがあり、その頃は作品紹介のためにコチコチとMIDIファイルを作成していたので買い込んだことがあったのです。でも、結局は紙媒体にプリントアウトしないととっても見づらいのです。
おまけに、画像PDFファイルというものは、プリントアウトしたときに何となくぼけた感じがしたものです。いわゆる、楽譜作成ソフトで作ったものをプリントアウトしたものとは全く異なるものと考えておいた方がいいと思います。(もちろん、実物は見ていないので断言は出来ませんが・・・)
とは言え、真面目にバッハの全体像に迫ろうという方には、こういう価格で全体を俯瞰できるというのは朗報でしょう。
ついでながら、独ヘンスラーからもバッハ大全集がリリースされるようです。
独ヘンスラー/バッハ大全集
価格的には22000円強なのでブリリアントよりは少しばかり割高ですが、売りは「ベーレンライター社が刊行する新バッハ全集の楽譜による、バッハ作品のすべてを網羅した唯一の大全集」という点です。そして、ヘルムート・リリングが監修し、彼と彼の信頼するアーティストたちによる演奏を中心に収録したために一貫性と統一感のあることが魅力と言えるのでしょうか。
どちらにしても、いい時代になったものです。
ヘンスラー社の法を注文してしまいました。
バッハ全曲が、送料込みで13,339円、アマゾンでです。
ブリリアントの方は、カンタータにダブりが多かったかので、ヘンスラーを選びました。
あの指揮者の演奏は、取り敢えず音にしたという感じに思いました。
それでも、聴ければ嬉しかったのは確かですが。
良い時代になったのかもしれません。
クラシックの音楽家にとっては、トップになっても(帝王カラヤンよりも)ギャラが少なくなったのかもしれないですね。
しばらくは、CDを買おうとは思わないでしょうね。
リッピングも面倒になると、良い音のする安いCDプレイヤーが欲しくなりました。
巨大なコンポは面倒だし、年齢とともに高音域が聞こえにくくなるし。
良いヘッドフォーンを手に入れたくなるかもしれないですね。