“ロストロポーヴィチの無伴奏ライヴ!当時27歳。天才チェロ奏者として名声が広まり、4年前の1951年にはバッハの「無伴奏チェロ組曲」演奏に対してスターリン賞を授与される勢いでした。その同時期の無伴奏全曲が聴けるとは奇跡と申せましょう。演奏は若さと覇気にあふれ、技巧の冴えも抜群、巧いなんてレベルではありません。まさに神。この若さでここまでの深みを表現できるとは驚き。天才のオーラがシャワーのようにふりかかってきます。”
ロストロポーヴィチの無伴奏ライヴ!
92年のデジタル録音が2000円なのに、どうしてこんな古い録音が2500円もするんだ・・・?
ただ、問題は1955年のライブ録音ということなので、録音のクオリティは気になりますね。
誰か人柱になって、報告してくれないかな・・・、なんて書くと、おまえがやれ!て言われそうですね。
とは言え、気になる録音であることは事実です。
92年のデジタル録音の方は、もう十分に稼いだからではないでしょうか?
録音は初期投資が回収できるまでは黒にならないわけですから、
こうした古い録音(しかもPDとはいえ)は、
商品として仕立て上げるまでに時間と労力がかかっているのでしょう。
CDが発売後しばらくしてから安売りされるのは、初期費用が回収できたあとなのではないかと思います。