神童

“心のとびらを開けたら、そこには眩しい音があった。
ひとりでピアノと向き合ってきた孤高の天才少女・うたが、
落ちこぼれの音大受験生・ワオと出会い、
音楽の真のよろこび、人とのつながりのあたたかさに目覚めていく姿を描く、
魂をふるわせる珠玉の一編。
人と人とが響き合う、日本初の本格クラシック映画が誕生!”

神童 ? 映画作品紹介
最近すっかり映画を見なくなってしまった。部屋の棚には数百本のヴィデオが並んでいるのだが、そう言う努力を傾けたのは昔の映画は面白かったから。
年寄りの愚痴と笑われるのは承知ですが、それでもそれが正直な感想なのです。
この映画もどうせ「のだめ」が流行ったから2匹目の泥鰌をねらっているんでしょう・・・などと斜に構えてみてしまいます。
でも、
「ピアノの音が優しくて、好きだと思った。
存在することが奇跡だと思った。
全編通してまるで水の中にいるみたい。」
というレビューを見て少しばかり興味が湧きました。
この、<全編通してまるで水の中にいるみたい。>というのはなかなかいい感じです。
ユング君はドンパチとかは嫌いですし、これ見よがしの感動ものははなから願い下げ、純愛映画なんて見る前から気持ちが悪いという偏屈親父。
好きなのは、淡々と話が進んでいって、その淡々さの中から人生の真実がかいま見られるような作品。
それって、あまりにも贅沢・・・?!!

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