98/Meは使うな・・・?

“98/Meは使うな、どうしても使うならネットワークにつなぐな
IPAは、2007年4月のコンピュータウイルス/不正アクセスの動向をまとめ、公開した。同時に、サポートが終了した古いOSを利用するリスクについて注意を喚起している。”

ITmedia エンタープライズ:98/Meは使うな、どうしても使うならネットワークにつなぐな
ほんまかいな?と言う呼びかけです。
私の職場でも、少し前までは98/Meを使っている人がいました。私のサイトのアクセス分析でも、未だに98/Meを使っている人は6%程度存在します。もちろん、私のサイトにアクセスしているのですから、みんなインターネットに接続されている方々ばかりです。
それを突然に「使うな!」と言われても困るでしょうね。
さらに、この呼びかけをもっと詳しく読むとこんな事まで書いてありました。
「PC のぜい弱性は自分自身の問題だけではすまなくなってきており、このような PC をインターネットに接続することは他の人にも迷惑をかけるということを認識してください。」
つまりは、98/Meを使い続けることは世間の迷惑だというのですが、それでは、こんなにもあっさりとサポートを打ち切ったマイクロソフトに責任はないのでしょうか?
もっとも、
「当機構のオープンソースソフトウェアセンター(OSS)では、現在お使いのOS等をLinux等のオープンソースに移行したいと考えている利用者に対して、注意事項や導入方法等を提言するための調査を行っています。」と書いていますから、そう言う方向への移行は考えているのかもしれません。でも、未だに98/Meを使っている人が、こういう注意喚起を受けてOSをLinuxに変えようと思い立つ人なんているんでしょうか・・・?(^^;
さらに、聞くところによると、多くの公立学校ではいまだに98が主流だそうです。IT立国なんて言っているのですが、こういう注意喚起があれば、そう言うパソコンは全部スタンドアローンで使うのでしょうか?
「サポートが終了した OS を搭載した PC を利用するということは、上述したように非常に危険な行為であるということをよく理解していただき、できることなら使用しないことが望ましいです。どうしてもお使いになりたい場合は、インターネットはもとより社内や家庭のネットワークにも接続しない状態で利用することをお勧めします。」
そうなると、まるで石器時代に逆戻りしたみたいで、それはそれで結構面白い風景ではありますね。

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