グスターヴォ・ドゥダメル

“クライバー、ティーレマン。将来を約束された者の証、ベートーヴェンの5番7番でDGデビューを果たす若き俊英、ドゥダメル登場!!”

第38号単発セール(3)
古い録音ばかり聞いていると思われがちなユング君ですが(まあ、実際そうなのですが・・・)、決して最近の動向に無頓着なわけではありません。そんな中で二重丸の注目株がこのグスターヴォ・ドゥダメルでしょう。
何と言っても驚かされるのは、ベネズエラの出身だと言うことです。
ベネズエラと言えば、中南米全域で急速に進み始めたアメリカ離れの先陣を切った国です。チャペス政権の手法にはいろいろと是非はあるでしょうが、このグスターヴォ・ドゥダメルという指揮者と、シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラと言うオケは、チャペスによる教育と文化を重視する政策がなければ生まれなかったことは確かです。
それにしても、あのドイツグラモフォンがデビューアルバムにこのプログラムを選んだのはあのクライバーとティーレマンだけです。その一事をもってドゥダメルにどれほどの期待が寄せられているかが分かるでしょう。さらに驚くのは、そのドゥダメルがコンビを組んでいるシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラというのはベネズエラのユースのオケなのです。
ベネズエラは音楽教育にはとりわけ熱心であり、全国に200を超えるユースオケがあるそうで、このシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラはそう言うユースオケのトップに君臨するオケらしいのですが、それでもこのデビューアルバムに起用されるというのは驚きです。
そして、その実力たるや、決して話題作りのためにだけ起用されたのではないことも聞けばすぐに分かります。とにかく昨今は編成を小さくして味付けの薄いベートーベンばかり聴かされているので、こういうパワフルでありながらキレのある響きはそれだけでうれしくなってしまいます。とにかく響きに透明感があって、それを統率しているドゥダメルと言う男の力量をしっかりと感じ取れます。
最近はその動向を注目したい指揮者がなくなっていただけに、これはちょっと楽しみな男が登場しました。
DG 477 6545 1CD 2200円
マーラー:交響曲第5番
グスターボ・ドゥダメル指揮
ベネズエラ・シモン・ボリーバル・ユース・オーケストラ
DG 477 6228 1CD 2200円
ベートーヴェン:
 交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」
 交響曲 第7番 イ長調 作品92
グスターヴォ・ドゥダメル指揮
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ
これ以外に、こんなDVDも出回っているそうです。
ローマ法王ベネディクト16世/バースデイ・コンサート
ジョヴァンニ・ガブリエリ (1557-1612)
第9旋法による12声部のカンツォーネ(宗教曲集「サクレ・シンフォニエ」より)
ソナタ 第13番「カンツォーナとソナタ」より)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調作品95 「新世界から」
ヒラリー・ハーン(vn)
グスターボ・ドゥダメル指揮
シュトゥットガルトSWR放送響

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