バルヒェット弦楽四重奏団

“バルヒェット弦楽四重奏団。
 1920年シュトゥツガルトに生まれの名匠ラインホルト・バルヒェットによって結成された弦楽四重奏団。バルヒェットはミュンヒンガーのシュトゥッガルト室内管弦楽団のコンサートマスターに就任したあと、シュトゥツガルトフィル、南西ドイツ室内管弦楽団のコンマスを歴任。その一方でクァルテットを結成し一世を風靡した。鄙びた素朴さの中にえもいわれぬロマンと気品を感じさせる。”

第38号新譜単発セール(14)
そうですね、この「鄙びた素朴さの中にえもいわれぬロマンと気品」というのが今となっては貴重なんですね。今の弦楽器奏者というのは小さい子どもまでも本当にお上手なんですね。そして、その上手さをフルに生かして、みんな細身の音でキコキコと演奏してくれます。
どうして、誰も彼もがクレーメルになりたがるのでしょう?
ユング君はそう言うクレーメルのコピーみたいな演奏を聴かされるたびに、クレーメルは一人でいいんだ!!と叫んでしまいます。
今となってはこういう鄙びたカルテットは本当に貴重です。

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