Movable Type再説

Movable Type Publishing Platform
とんでもない勘違いをしていました。
perlはapacheとの組み合わせでは重いという先入観があったためにあんなことを書いてしまったのですが、使ってみてそれがとんでもない間違いであることに気づきました。
何とこのシステムは、最終的にはHTMLファイルという形で吐き出すようになっているのです。
つまり、アクセスがあるたびに動的にページを生成するんではなくて、スタティックなページを生成して、それにアクセスさせるような仕掛けになっているのです。
よって、現在のようなブロードバンドの時代にあっては、これは非常に「早い」のです。高速回線の時代にあって「遅い」と感じるのは、ほとんどがバックエンドにおける処理時間が大きいためなのですが、その部分は管理者がページを生成するときにたっぷりと時間をかけておいて、(だから、第一感では「遅い」と感じてしまったのですが・・・)ユーザーにはその様な処理時間が発生しないようにしているのです。
ただし、設定などを変更すると、それをサイトに反映させるために今までに生成したページをすべてもう一度生成させて上書きしないといけません。
この処理がけっこう時間がかかりますし、マシンのパワーも使うようです。しかし、自分一人で使っている自鯖ならばCPUへの負荷もそれほど気になりませんし、処理するのに少しぐらい時間がかかっても管理人なら我慢できます。
バックエンドの処理をいかに高速化するかと言うことでみんなが知恵を絞っているのですが、言われてみれば「コロンブスの卵」のようなやりかたで、その難問に対する一つの答えを提供してくれたシステムだと感心させられました。

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