“偉大なバリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウが、まだ20代後半だった頃にベルリンRIAS放送に録音したヴォルフのメーリケ歌曲集です。全18曲中15曲は1955年1月26日の録音。30歳を目前にしたフィッシャー=ディースカウが、既に完成された世界を持っているのが分かります。『愛する人に』と『ヴァイラの歌』は1949年の録音、若き日の天才だけが持つ鮮烈さに息を飲まんばかりです。”
フィッシャー=ディースカウ、若き日のヴォルフ!「ヴォルフ:メーリケ歌曲集」
知らない間にこんなCDがリリースされていました。忙しさにかまけてチェックを怠ってはいけませんね。まさに前途有望な若者にすぎなかったディースカウが一躍世界的な歌手へと一気に上り詰めていった時期の録音です。
さて、ゲットすべきかどうか・・・?すでにパブリックドメインになっていると思われる音源なのに「¥2,448」というのはいかにもお高いですね。悩むなー・・・^^;
<収録作品>
ヴォルフ:メーリケ歌曲集
・苦悩から癒えて希望に寄せる
・巡り会い
・春に
・旅先で
・古い絵に寄せて
・明け方に
・新しい歌
・どこで慰めが見つかるのだ?
・愛する人に
・ペレグリーナ1
・ペレグリーナ2
・さらば
・郷愁
・狩人
・恋する男の歌
・ヴァイラの歌
・ある婚礼にて
・打ち明け話
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ヘルタ・クルースト(ピアノ)
ルドルフ・ヴィレ(ピアノ)
録音:1955年1月26日、1949年5月5日、1951年5月25日、ベルリン(モノラル)