“20世紀を代表する巨匠ヴァイオリニスト、ダヴィド・オイストラフがEMIに残した名録音の集大成! 1908年ウクライナ、オデッサに生まれオイストラフはソ連を代表するヴァイオリニストとして君臨しました。第2次大戦終了後西側での活動が本格的に始まると20世紀を代表する巨匠としての評価を確立しました。EMIにはメジャー・レーベルとして最も多くの録音を残し、クリュイタンス、クレンペラー、セルとの協奏曲録音、ヴァイオリン曲、室内楽と幅広く彼の得意のレパートリーが含まれた、いずれも名演のほまれ高い演奏をまとめた17CDです。 各CD紙ケース入り、36ページ・ブックレット(EMI)”
ダヴィド・オイストラフ/コンプリートEMIレコーディングス(17CD)
何も付けくわえることはないでしょう。
怪しげなレーベルから出ている怪しげな音源ではなくて、全てれっきとしたEMIによる正規録音です。それが全17枚のCDに収録されてわずか「¥8,307」です。
これをいい時代になったというべきか、ますますクラシック音楽業界は先細りになっていると見るべきか、難しいところですが、まずは迷うことなくゲットです。
<収録作品>
CD1
・ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調Op.56
レフ・オボーリン(ピアノ)
スヴィヤトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)
フィルハーモニア管弦楽団
マルコム・サージェント(指揮)
1958年録音(ステレオ)
・ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97『大公』
レフ・オボーリン(ピアノ)
スヴィヤトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)
1958年録音(ステレオ)
CD2
・ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調Op.56
スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
1969年録音(ステレオ)
・ブラームス:二重協奏曲イ短調Op.102
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
クリーヴランド管弦楽団
ジョージ・セル(指揮)
1969年録音(ステレオ)
CD3(新リマスター)
・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
ストックホルム・フェスティヴァル管弦楽団
シクステン・エールリンク(指揮)
1954年録音(モノラル)
CD4(新リマスター)
ベートーヴェン:
・ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
フランス放送国立管弦楽団
アンドレ・クリュイタンス(指揮)
1958年録音(ステレオ)
・ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47『クロイツェル』
レフ・オボーリン(ピアノ)
1953年録音(モノラル)
CD5(新リマスター)
・モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第32番変ロ長調K.454
ウラディーミル・ヤンポルスキー(ピアノ)
1956年録音(モノラル)
・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調Op.12-3
・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
ウラディーミル・ヤンポルスキー(ピアノ)
1955年録音(モノラル)
CD6
ブラームス:
・ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
フランス放送国立管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)
1960年録音(ステレオ)
・二重協奏曲イ短調Op.102
ピエール・フルニエス(チェロ)
フィルハーモニア管弦楽団
アルチェオ・ガリエラ(指揮)
1956年録音(ステレオ)
CD7
・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ダヴィド・オイストラフ(指揮?弾き振り)
1971年録音(ステレオ)
・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
クリーヴランド管弦楽団
ジョージ・セル(指揮)
1969年録音(ステレオ)
CD8
プロコフィエフ:
・ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.19
ロンドン交響楽団
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)
1954年録音(モノラル)
・ヴァイオリン協奏曲第2番Op.63
フィルハーモニア管弦楽団
アルチェオ・ガリエラ(指揮)
1958年録音(ステレオ)
・ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調Op.94
ウラディーミル・ヤンポルスキー(ピアノ)
1955年録音(モノラル)
CD9
モーツァルト:
・ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207
・ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ダヴィド・オイストラフ(指揮?弾き振り)
1971年録音(ステレオ)
・協奏交響曲変ホ長調K.364
イーゴリ・オイストラフ(ヴィオラ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ダヴィド・オイストラフ(指揮?弾き振り)
1972年録音(ステレオ)
CD10
モーツァルト:
・ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218
・ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調『トルコ風』K.219
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ダヴィド・オイストラフ(指揮?弾き振り)
1970年録音(ステレオ)
・アダージョ ホ長調K.261
・ロンド 変ロ長調K.269
・ロンド ハ長調K.373
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ダヴィド・オイストラフ(指揮?弾き振り)
1971年録音(ステレオ)
CD11
モーツァルト:
・ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
フィルハーモニア管弦楽団
ダヴィド・オイストラフ(指揮?弾き振り)
1958年録音(ステレオ)
・2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調K.190
イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ダヴィド・オイストラフ(指揮?弾き振り)
1972年録音(ステレオ)
CD12(新リマスター)
・ラロ:スペイン交響曲Op.23
フィルハーモニア管弦楽団
ジャン・マルティノン(指揮)
1954年録音(モノラル)
・ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ロンドン交響楽団
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)
1954年録音(モノラル)
CD13
・ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.99
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
マキシム・ショスタコーヴィチ(指揮)
1972年録音(ステレオ)
・ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調(1940)
フィルハーモニア管弦楽団
アラム・ハチャトゥリアン(指揮)
1954年録音(モノラル)
CD14(新リマスター)
・タニェエフ:協奏的組曲Op.28
フィルハーモニア管弦楽団
ニコライ・マルコ(指揮)
1956年録音(ステレオ)
・フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ウラディーミル・ヤンポルスキー(ピアノ)
1954年録音(モノラル)
CD15(新リマスター)
・シマノフスキ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調Op.9
ウラディーミル・ヤンポルスキー(ピアノ)
1954年録音(モノラル)
・スーク:『愛の歌』-6つの小品Op.7-1
・コダーイ:3つのハンガリア民謡
・ヴィエニャフスキ:伝説曲Op.17
・ザルジツキ:マズルカ ト長調Op.26
・ドビュッシー/プーランク編:『月の光』?ベルガマスク組曲
・ファリャ:『ホタ』?スペイン民謡組曲
・チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォOp.34
・イザイ:恍惚Op.21
ウラディーミル・ヤンポルスキー(ピアノ)
1956年録音
CD16(新リマスター)
・シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898
レフ・オボーリン(ピアノ)
スヴィヤトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)
1958年録音(ステレオ)
・カレン・ハチャトゥリアン:ヴァイオリン・ソナタOp.1
ウラディーミル・ヤンポルスキー(ピアノ)
1955年録音
・タルティーニ/クライスラー編:ヴァイオリン・ソナタ ト長調『悪魔のトリル』
ウラディーミル・ヤンポルスキー(ピアノ)
1956年録音
CD17(新リマスター)
・シューベルト:八重奏曲ヘ長調D.803
ペーテル・ボンダレンコ(ヴァイオリン)
ミハイル・テーリアン(ヴィオラ)
スヴィヤトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)
ヴラディーミル・ソロキン(クラリネット)
ヨシフ・ゲルトヴィチ(コントラバス)
ヨシフ・シュティーデル(ファゴット)
ヤコフ・シャピロ(ホルン)
1955年録音(モノラル)