日本の歴史 第8巻 戦国の活力 戦国時代 

“応仁の乱後も将軍家の主導権争いはくすぶりつづけ、それと結びつきながら各地の大名たちは分裂し、領国拡大をめざして戦いを繰り返す。一方、百姓は領主への年貢のほかに大名からもさまざまな税をかけられ、負担は重かったものの、次第に村として自律する力を蓄えていった。将軍・大名と家臣・庶民の両面から、分裂と自律の150年を描く。  また、将軍や大名たちの個性、彼らが家族・家臣の統率に腐心する姿、そして庶民のしたたかな生き様などをとおして、戦国大名の誕生から、信長、秀吉、家康と激しく移り変わる時代を生きた人々の実像に迫る。”

全集 日本の歴史 8 戦国の活力 (全集 日本の歴史)
20090103-book1.jpg
何気なく本屋さんで手にとってパラパラとめくってみると面白そうなのでつい買ってしまった一冊です。
調べてみると、このシリーズは色々な特徴で書かれているようですが、一番ピンときたのは、


  1. その時代がどんな時代であったか、一人ひとりの読者に語りかけるように叙述。
  2. 各巻を特徴づける中心テーマを据え、全巻を通して歴史の大きな流れが把握できる構成。

の2点!!
とにかく記述が平易でこの手のものにしてはとても読みやすい。専門家なので、難しい用語を連ねて難しそうに書くのはどんなボンクラでもできますが、このようなわかりやすき記述でしっかりとした内容を伝えるのはとても難しいことです。
さらに、各巻の始めに、取り扱うべきテーマが実に分かりやすくまとめられているのもいいですね。おかげで全体の見通しがとてもよくなり、ホントに読みやすいです。
この一冊を読んですっかりこのシリーズが気に入ってしまい、早速我が町の図書館に他の巻を探しに行きました。でも、どこを探しても見つからないので、レファレンスのお兄ちゃんに聞いてみるとまだ入っていないとのこと。
それは残念、素晴らしいシリーズなので是非入れてください!とお願いをしておきました。そして、昨年の暮れに歴史書のコ?ナーをぶらりと眺めていると、何と既刊分がズラリと並んでいるではないですか。
まあ、私がリクエストしたから入ったわけではないでしょうが、ちょっとだけ嬉しかったです。それに、1?3巻はすでに貸し出されているようで棚から姿が消えていました。
そんなわけで、」私の方は戦国の活力に続く以下の2巻を借りてきてこの年末年始に読んでおります。どちらも、なかなか面白いですね。
全集 日本の歴史 9 「鎖国」という外交 (全集 日本の歴史)
20090103-book2.jpg
全集 日本の歴史 10 徳川の国家デザイン (全集 日本の歴史)
20090103-book3.jpg