“ASIOWmpPlg is a Windows Media Player plugin that plays incoming audio through a user-selectable ASIO device. The Windows Media Center application is also supported.”
SourceForge.net: ASIO Window Media Player Plugin
こんなものがあるとは知らなかった!!Window Media PlayerをASIO対応にするPluginらしいです。iTunesの方は何だかややこしいことをしないとASIO対応に出来なかったので、これも似たものかと思ったのですが、調べてみると実に簡単なのでビックリしました。
上記サイトからファイルを落としてきて解凍します。フォルダにはソースコードとバイナリファイルが両方はいっているのでちょっととまどいますが、必要なのはバイナリの方だけです。
「Release」の方がバイナリで、「Source」の方がソースです・・・って、そんなこと言われなくても分かる・・・ってか。
ASIO plugin.pdfの方に詳しいことは書いてあるので、興味のある方はそちらの方もざっと目を通せばいいでしょう。
インストールはいたって簡単で、「Release」の中の「Install.exe」をクリックすればお終いです。
Window Media Playerを立ち上げて、「ツール」→「オプション」から「プラグイン」タブを選んで「オーディオDSP」を確認すれば、「ASIOWmpPlg」というのがplugin(読み込み済み)となっているはずです。
プロパティを選ぶと細かい設定も出来そうですが、それは個々のユーザーの環境によって変わるでしょうから、それぞれでチャレンジしてみてください。
<追記>
変にいじるとほとんどが音切れがおこりました。デフォルトで上手く音が出ているならそれがベターなようです。
なお音質の方ですが、これはかなりの優れものです。一聴して、明らかに音の透明感が2段階ぐらいはあがります。
ユング君のサイトでは不本意ながら基本的にWindow Media Playerを立ち上げて音楽を聞いてもらうように記述しているのですが、おそらくこれを使うとかなり幸せになれるのではないでしょうか。
さらに追記
ユング君のサイトで使っているASXファイルのように、MP3を連続して再生する形式だと、2曲目にうつるときに上手く再生できなくなるようです。おそらく、ユング君がサブで使っているシステムのインターフェースがASIO未対応のオンキヨー製なので、その様な現象が起こるものと思われます。しかし、もしかしたらこのプラグイン自体のバグなのかも分かりません。メインのシステムで一度実験してみれば分かると思うのですが、今日は時間切れ、今のところどちらに原因があるのかは分かりません。
まだまだ不安定さいっぱいのソフトみたいですので、お使いの時はあくまでも自己責任と言うことになるようです。
ただし、音質的には捕縄に優れていますし、かなりの頻度でヴァージョンアップもしているので今後はとても期待できそうです。
なお、このプラグインは64ビットのパソコンには対応してい無いようなので、ご注意ください。また、あれこれ調べたところ、このプラグインをインストールするとWindow Media Playerが起動しなくなったという報告もありますので、あくまでも自己責任でお願いします。(万一撃沈したときは、unInstall.exeをクリックすれば逃げ出せるそうです。)
この説明の先頭にも書いてありますが、ASIO DEVICEがあることが前提になっています。
…. plays incoming audio through a user-selectable ASIO device …..
この紹介記事どうりでは、ASIOドライバーが存在しないとメッセージが表示されWMP-PLUGINのチェックもはずされ通常の方式に切り替わってしまいます。フリーのASIO4ALLなどのドライバーをインストールする必要があります。ただ、再生条件が厳しくわたしのところでは WDMM16ビット
44.1MHZ<->48.MHZ の チェックが必要でした。
PLUGIN のプロパティを確認してください。ASIOデバイス(ドライバー)が二つあるときは、指定確認をしたほうがよいと思います。