京都の紅葉~高台寺も来週が見頃(11月15日現在)

この時期になると、京都のお寺ではあちこちで夜間のライトアップ拝観を行っています。
これは大阪あたりに住んでいる人ならば納得してもらえると思うのですが、京都の基本は「日帰り」なので意外なほどに「夜の京都」とは縁がありません。

それに、夜中まで無理矢理ライトで光を当てて紅葉をみせるというのは、なんだか朝早くから夜遅くまで無理矢理働かせているような「ブラック企業」みたいな感じもして、今ひとつ気が乗りませんでした。
しかし、今年は、何と京都で3泊もしたので、そのうちの一日くらいはライトアップ紅葉を見に行こうと言うことで、山ほど選択肢がある中で「高台寺」を選びました。

鏡のような水面に紅葉が映りこみます

「高台寺」を選んだのはそれほど深い意味はないのですが、ねねさんが晩年を過ごしたお寺と言うことでよく足を運んでいて親しみがあったからです。
しかし、拝観料を払って庭を進んでいっても紅葉は今ひとつで、見頃は来週という感じでした。
今ひとつ冴えんなぁ・・・と思っていたのですが、このお寺には見所が二つあることがその内に分かりました。

まず一つめは、枯山水のお庭で繰り広げられる「3Dマッピング」です。
後で知ったことなのですが、このアトラクションの中味は毎年変わっているようで、夜のお庭で繰り広げられるこの「3Dマッピング」は実に素晴らしいものでした。鬼や龍がこの枯山水の庭を縦横無尽に駆けめぐり、最後はエンマ様まで登場して勅使門の向こうに消えていくという趣向でした。

なるほど、これが紅葉のピークの時期と重なれば、それは見事なものだろうと思いました。
実際、これを楽しみに毎年かよっている人もいるという話を後で聞いたのですが、さもありなんです。

そして、もう一つは、水鏡に移る紅葉です。

池の水面に映る紅葉

これは、その時の気象条件にもよるのでしょうが、この日はまさに鏡のごとき池の水面に紅葉が映って、息を呑むほどの見事さでした。
なるほど、京都の紅葉というのは、どこまで行ってもそれは自然のものではなくて、徹底的に人の手が加わった「人工の美」です。それならば、夜という環境の中でライトアップして、昼の紅葉では絶対にみることの出来ない世界を演出するのも、そう言う「人工の美」として「有り」だと言うことです。

ライトアップされた紅葉

そして、最後は、見事にライトアップされた一本の紅葉が見送ってくれました。
これはどうやら、来年からは夜間のライトアップも毎日予定に入れないと駄目なようです。

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