ツバメの巣立ち

ワンコの散歩は朝夕の「お勤め」ですが、たまにいいこともあります。
今日も、ボニーを連れてぶらぶら散歩していると、電線にちょっと風変わりなツバメが5羽とまっています。どこが風変わりかというと、ツバメにしてはやけに太り気味でモコモコした感じなのです。さらに、ヨーク見るとツバメのトレードマークである尻尾もやけに短いです。
フーン、と思いながら少し足を止めて眺めていると、そこへ「正真正銘」の「正しいツバメ」が飛んできました。そして、そのツバメは電線にとまっている「変なツバメ」の前に来ると、ほんの少し減速して何かを口移ししました。
「アレマ!」という感じで、さらにしばらく眺めていると、またどこからともなく「正しい」ツバメが飛んできて、また同じように「変なツバメ」に口移しをします。さらによく観察していると、「正しい」ツバメは一分おきぐらいにやってきて、そのたびに「変なツバメ」たちは一斉に羽をふるわせて鳴き立てています。
ここまできて、さすがに「鈍」な私も、それがツバメの巣立ちの一シーンであることを理解しました。
本当はもう少し観察していたかったのですが、ワンコの方がしびれを切らしたみたいでせっつき始めたので、仕方なくその場を離れました。しかし、その口移しの見事なことと、けなげとも言えるかいがいしさに「深く」感動させられました。・・・(^^;
かえってからネットで調べると、ツバメのヒナは巣立ちをしてしまうと巣には二度と戻らないものの、しばらくは近くの電線などにとまって親鳥からえさをもらうそうです。そして、もう少し立つとえさの取り方の訓練なども受けて2週間程度で完全に独り立ちするそうです。
ツバメは孵化から巣立ちまで3週間かかるそうで、同じくらいの大きさの鳥と較べると断トツに期間が長いそうです。さらに、巣立ってからも完全に独り立ちできるまで2週間はサポートするので、これは鳥の親子関係としては異例といっていいほどの長さだそうです。
それにしても、電線にとまってピイピイト鳴くヒナにせっせとえさを運ぶ姿は「生きる」と言うことの「けなげさ」と「切なさ」を感じさせられます。
そう言えば、人間さまの世界でも、次の日曜日は「父の日」だそうです。
こちらは、もっと切ないか・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です