生まれて初めて救急車に乗った

「とんだことをしでかしてしまった」と書いて、肝心なことは「また元気になってから詳しく報告したいと思います」と思わせぶりなことだけを書いて前回は手短に終わらせました。(^^;
さて、プライベートなことをどこまで書いていいのかという戸惑いもあるのですが、しかし、その内容が多少なりとも他の人の役に立つ面もあるでしょうから差し障りのない範囲で報告しておきます。

まずは、最初の「とんだことをしでかしてしまった」の内容は、生まれて初めて「救急車に乗った」と言うことです。

生まれて初めて救急車に乗った

きっかけは、この3週間ほど悩まされている不眠が原因でした。そして、その不眠の「引き金」となったのは「耳鳴り」です。
ただし、この「耳鳴り」はこの10年ほど続いていて、いわば「お友達」みたいなもので、ほとんど気になることもなく日々を過ごしていました。ところが、その「耳鳴り」が急に気になりだして、ある日全く眠れなくなったのです。
そして、その時の率直な思いは、こんなに耳鳴りがして眠れなくなったら恐い!!と言う思いでした。

そして、数日様子を見ても状況が今ひとつ改善しないので、思い切って耳鼻科を受診することにしました。
しかし、いろいろ検査をしてもらいましたが、結果は難聴などと言うこともなく(ただし年相応に高域の聴力は落ちていました)、これと言った原因もないので血流を改善するために気長に漢方でも処方しましょうと言うことになりました。
ただし眠れないので、それへの対処として生まれて初めて「睡眠薬」なるものも処方してもらいました。

ところが、その睡眠薬で最初は少し眠れたのですが、そのうちに全く眠れないという日が出てきました。
そして、そう言う日が続くと次第に精神状態が不安になってきます。

そこで、これはもしかしたら軽い鬱状態になっているのではないかという不安と懸念が出てきたので、これまた生まれて初めて「心療内科」なるものを受診してみました。
この3週間ほどの状態をじっくりと話を聞いてもらい、その上で随分と膨大なアンケート用紙のようなものにこたえたのですが、結果として不安や抑鬱状態のレベルは「鬱」のレベルに達するけれど、その他の項目を勘案すれば、そうとは言いにくいということでした。

おそらく、不眠が続くことが原因で軽い抑鬱状態になっているようなので、とにかく眠れるようにすることが大切だと言うことになりました。
そして、今まで処方してもらっている睡眠薬とは別の新しい薬を試してみましょうと言うことになりました。そして、1週間後に再受診をして睡眠薬の効き具合などを検討しましょうと言うことになったのです。

率直に言って、「これで眠れる!」と一安心をして帰宅したのです。
ところが、悲劇はその夜に起こりました。

新しく処方された薬は一般的によく使われるものでほとんど危険性はないとの説明だったのですが、飲んでから30分ほどすると急に汗が出てきて、まさに滝のように流れ出すという状態になってしまったのです。
そして、今度は、それとは逆に体中にふるえが出てきて、歯の根があわないほどに体が震えだしたのです。
そして、また発汗、震えというサイクルを繰り返します。

その状態がどれほど続いたのかは分かりませんが、急にその大変な状態がスッとおさまったので、ああ、良かったと一安心しました。ところが、しばらくすると、再び同じような発汗と震えが襲ってきました。
そうなると、今度は恐怖感のためか呼吸も苦しくなってきたような気がしてきて、遂に我慢しきれずに妻に119番通報をしてもらったのです。後で、妻に聞くと、彼女にとっても「人生最大の恐怖」を感じたときだったようです。

ほんとに死ぬかと思ったニャン!

ただし、その時は、これくらいで救急車などを呼んでいいものかという躊躇いもあったのですが、それでも苦しいことは苦しいのでお願いをすることにしました。
救急車はすぐにやってきてくれて、すぐに(意識がもうろうとしていたのでおそらく)血圧とか心電図などを取り始めて、大丈夫ですよと声をかけてくれました。そうすると不思議なことに次第に症状が落ちついてきて少しずつ体は楽になってきます。
あぁ、こんな事なら救急車を呼ぶまでもなかったのか、申し訳ないなと思ったのですが、救急隊員の方は妻の要望も聞いて受け入れてくれる病院を探してすぐに搬送してくれました。

そして、不思議なことに、救急車が病院に向かっていると思うと、次第に症状が落ちついてきて、何と病院に着いたときにはかなり気分がもとに戻っていました。
そして、救急外来の方でも、命の危険に関わるような兆候がないかどうかのチェックをおこなっていたようで、どうやらそれは大丈夫だと言うこと、さらには症状も落ちついてきているのでそのまま帰ってもいいだろうと言うことになりました。
私も、その時はかなりもとの状態に戻っていたようなので、再び妻の運転で家に帰りました。妻の方は、これで帰ってから同じ症状が出たらどうするんだと思ったようですが、緊急に入院は出来ないということでやむなく同意したようです。

そして、その妻の懸念は確かだったようで、家へ帰り着いて、やれやれと思って再びぐったりとベッドに入ったのですが、何と、再び発汗と震えの発作が襲ってきたのです。
そうなると、とてもではないがベッドで横になっていることは出来ず、一階のリビングに降りてソファに腰をかけていたのですが、どうにもこうにもその場にじっとしていることも辛いのです。
ただし、その状態で再び救急車を呼ぶことも出来ませんから、少しでも気分を変えるために妻の運転する車に乗って近場をグルグル回ってもらうことにしました。
そうすると、少しは落ちついてくるのですが、それでも辛いことには変わりはありません。妻に対しても申し訳ない気持ちがわいてくるのですが、何を言ってるのと笑ってくれるので、それだけが救いとなります。

しかしながら、そうやって1時間も走っていると、今度は疲れも感じてくるので家に帰り、ソファに腰をかけてまんじりともせずに夜明けを待ちました。
やがて明るくなってくると、これは薬を処方してくれた病院に行くしかないと言うことで、開院時間を待つようにして妻におくってもらいました。

そして、その日の夜の出来事を説明をすると、お医者さんは処方した薬の副作用が疑えるので、提携している大きな病院に向かうように手続きをとってくれました。そして、昨日診察してくれたお医者さんにも連絡をして、その病院で見てもらえるようにも手筈を整えてくれました。
その提携先病院というのは、その病院から車で5分ほどのところなので、すぐにそこへ向かったのでした。(続く)

2 comments for “生まれて初めて救急車に乗った

  1. オリーブ
    2019年4月20日 at 12:17 AM

    初めまして。最近クラシック音楽に興味があり、こちらのサイトで音源を拝聴するのが毎日の楽しみです。素敵なサイトを作っていただいて、ありがとうございます。
    ブログを拝見し、驚きました。yungさんのお体が一番大事です。名曲を聴きながら更新は気長にお待ちしてますので、どうぞご無理はなさらず、お大事になさってください。

    • yung
      2019年4月20日 at 11:32 AM

      お見舞いの言葉ありがとうございます。
      幸いにして、こうして経緯がつづれていると言うことは「大事」には至っていないと言うことです。

      それにしても、いろいろな意味で「いい経験」をさせてもらいました。さらに言えば、これからの「生き方」を見つめ直すうえでも本当にいい機会になりました。

      そのあたりの事情も含めて、ポツポツ報告していけたらいいなと思っています。

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