前回からの続きです。(^^;
救急車で運ばれたと言っても、こうしてなんだか毎日更新しているように見えるので、それほど大事には至らなかったのだろうと言うことはご推察されているかと思います。
紹介された病院に着くと、まずは発作を引き起こす要因として幾つかの重篤な原因がないかどうか検査をすることになりました。つまりは、脳、心臓、肺に関わる検査ですね。それから、かなり細かい項目にわたり血液検査も大至急で行うことになりました。(詳細は説明されましたが忘れました。)
とりわけ、処方された薬に対するアレルギー反応を起こしているようだとすぐに点滴で洗い流す必要があると言うことでした。
検査をしている間も体調の方は依然として芳しくなかったのですが、原因が特定できない状態で闇雲な措置も出来ないようで、じっと我慢するしかありません。つまりは、そのそのあたりで重篤な原因があれば、すぐにより大きな病院に転送する必要があるというのです。
ただし、病院にいるという「安心感」のためか、検査を続けながらも少しずつ楽になっていきました。
そして、2時間後くらいにすべての結果が出そろったようで、結論から言えば脳も心臓も肺も問題はなく、血液検査にかんしてもすべて大丈夫だったようなのです。
よって、アレルギー反応への対処も必要がないようで、おそらくは処方された薬とかなり最悪に誓い状態だった私自身の体調との関係で、いわゆる「パニック発作」のようなものを引き起こしていたようなのです。なのでいささか強めの即効性のある不安を和らげる薬を処方してもらうと、嘘のように体調が楽になりました。
まさに、「助かった!」という感じです。
しかしながら、依然として「眠れない」という問題は残っています。
そして、こういう経験をしてしまうと、家で別の新しい「睡眠薬」を試してみる「勇気」はありません。
と言うことで、取りあえずは「入院」をして、出来る限り少量で眠れる睡眠薬を試してみると言うことになりました。
ただし、かなり制約のきつい病棟しか開いていなかったので、そこで当面1週間入院するというのはかなりきつそうでした。なので、夜だけ病院に行ってそこで「睡眠薬」を試して、朝には家に帰るというパターンを採用することにしました。
妻には申し訳なかったのですが、家から病院までは車で20分程度なので、甘えることにしました。
そして、入院した初日は新しい睡眠薬を処方してもらって、それこそ3週間ぶりにぐっすりと眠ることが出来ました。
病院なので、8時に薬を飲んで9時に眠るというかなり「しんどい」時間設定なのですが、フッと目が醒めたときに時計を見ると3時半だったので6時間以上は熟睡できたことになります。
ほんとに、嬉しかったですね。
ただし、その後は少しずつ体調が戻ってくるにつれて、なかなか眠れない日もあったりしたのですが、その時はそれなりに措置してくれるので、何とか「眠れた」という感覚を毎日持ちながら1週間を過ごすことが出来ました。
ですから、なんだか毎日更新できているように見えたのは、入院しながらも日中は家に帰っていたからなのです。(^^;
そして、何かと制約の多い病棟で眠ると言うこともそれなりにストレスが大きくなってきましたし、今の睡眠薬で問題なく眠れるという自信も出てきましたので、その1週間を区切りに退院することにしました。
今後は、通院しながら、無理なく睡眠薬を使わなくてもいいようにしていきましょうと言うことで、主治医の先生とも十分に納得のいく話し合いを持つことも出来ました。
聞くところによれば、今回私が経験したことはそれほどレアなことではないようです。
また、不眠で長く悩んでいると、それがそのまま鬱病に移行したり、糖尿病や心筋梗塞などの生活習慣病のリスクも大きくするようです。
とりわけ、年を重ねると不眠に悩む人は多いようで、さらには私のように「退職」という環境の変化もまた大きな引き金の一つとなるようです。
私の場合は若い頃から「眠れない」などと言う経験はほとんどなかっただけに、突然の不眠と言うことにパニックになってしまったようなので、健康で「現役時代」をすごしてきた人は意外と脆いかもしれません。
ただし、今回の件は、これからの自分の人生を見直す良い切っ掛けを与えてくれたようにも思えます。それが、現役時代の自分への反省も含んだものなのですが、それもまたこれからの私には必要だったようです。
そのあたりのことも、また気が向けば続編として書いてみたいと思います。
もちろん、気が向かなければ書きません。それこそが、今回の経験から得た最大にの教訓ですから・・・(^^v。(なので、もしかしたら・・・続く)
yung様、
何はともあれ、容体が安定されたようで何よりです。最近は一日も欠かさず更新していて、大した気力だなぁ、大丈夫かなぁ、と感心しながらも心配しておりましたが、様々な理由で大変だったようですね。耳鳴りの事もですが、そのうちベートーヴェンみたいになってしまってはそれこそタイヘンですから、どうぞお大事になさってください。ストレスや鬱などは、私も若干経験ありますが、薬で対処しても根本的な解決にはなかなかなりませんよね。私はいわゆる対話療法みたいなもので乗り越えましたが、yung様も早く根っこの原因を見つけて、楽になれるよう願っております。
P. S.
私も最近は、聞きたい演奏がたくさんあってもなかなか時間が取れないので、もっとゆっくり更新なさってくれた方が助かります(笑)。
yungさんは私より少し年上の方のようで、私も先日定年を迎えました。
やはり健康維持は一番大切な問題ですね。長生きも大切ですが、健康で
やりたいことをやれる状態を維持するのが一番の課題ですよね。
気分良く好きな音楽に浸れるように頑張りましょう^^
おかしな話ですが、重篤な原因がないか徹底的に調べてもらったので、体の方は至って健康であることが証明されました。(^^v
今は睡眠は気持ちよく取れているので、3週間の不眠とその間の無理がたたった疲れも少しずつ回復しています。ですから、「毎日更新はやめ」といいながら、結果としては楽しく毎日更新できているわけです。
しかし、今回の件はいろいろな意味でいい体験となりました。そのあたりのことは気が向けば書いてみたいと思います。
どうやら、一番大切なことは「頑張らない」事みたいです。
Yung 様 おはようございます。
季節の変わり目なのか、気象変動由来なのか、・・・
よく分かりませんがお体の変調でご苦労されていたのですね。
大変驚いているところです。
快方に向かわれていること、本当に良かったなと心より喜んでおります。
余人変え難し ご自愛ください〜 いつもYungさまのご奉仕に感謝する爺です。 清治拝
Yung様、大変だったですね。
不眠の時は運動すると良いみたいですよ。
フィットネスバイクみたいな室内用の運動器具がおススメです。
睡眠薬の服用は将来ボケる可能性があるらしいので飲まないのがベター。
気分一新、海外旅行なんてどうでしょうか?
私の場合はこれを信じて症状を悪化させました。
これもほぼ都市伝説で、専門医の指導のもとに適切に使用し、適切にやめるのがベストのようです。
一番危険なのはそう言う通説を信じての自己判断であることを痛切に感じました。