新しい年が明けると言うことはパブリックドメインのお仲間が増えるということで、実にめでたいのです。おそらく、新年をこのような形で「めでたい」と思うような人はほとんどいないと思うのですが、「そんな奴はほとんどいない」というあたりに「道楽」としての「ヨロコビ」があるらしいです。
もう、去年の11月あたりから、あれこれ調べてまわって、「おお、これもPBだ、・・・なんと、こいつもPBになるのか!」などと一人興奮しているような奴は、おそらく世界中探し回ってもせいぜい一桁でしょう。
まさに「道楽」のヨロコビ、ここに極まれり、なのです。
さらに言えば、そういう「道楽」を一緒に喜んでいただけるユーザーの方々がいることで、その「ヨロコビ」は2倍3倍どころか、2乗、3乗にもふくれあがるのです。
メールや書き込みをいただいてもほとんど何の返事も返さないという「愛想のない管理人」です(^^;・・・。そのココロは、「返事を書くよりは一つでもたくさんの録音をアップする方がユーザーの方も喜んでいたもらえるだろう」などと「合理化」しているのですが、寄せていただくユーザーの声なくして今日まで続けてはこれなかった事も事実です。
細く、長く、キーボードをたたく体力が残っている間は頑張ってサイトを維持していきたいと思っています。
愛想のない管理人ではありますが、今年もなにとぞ、よろしくお願い申し上げます。
さて、これで終わっては何の価値もない記事になるので、「PCオーディオ実験室」と重なる内容なのですが一つつけ加えておきます。
PCで音楽を再生するときは、再生ソフトに何を使うのか?と言うことは決定的に重要な要素ではありました。そして、この1,2年は「フリーのソフトでは、wavファイルに関しては『Frieve Audio』、MP3ファイルに関しては『Audioactive Player』を超えるものを私は知りません。」と述べてきました。
特に、『Frieve Audio』の優秀さは頭一つ抜けていて、『これで充分!』と思えるレベルにあると確信していました。
ところが、どうやら時代は、PCオーディオに傾きつつあるようなのです。
おそらくは、優秀なプログラマー達がこの世界に参入しつつあるようなのです。少し目を離している隙に、驚くほど優れた再生ソフトが次々と提案されていることに昨年の暮れあたりに気づきました。
主なあたりでは、
・「cMP2 = cMP + cPlay」
・「XXHighEnd」
他に変わり種としては
・Minimalist wasapi memory player
Vistaでしか動かないので、私は使い勝手を確認していませんが、GUI機能を省いて徹底的に軽量化したものらしいです。
「XXHighEnd」はデモ版でもフル機能が使えますが、基本的には有料のソフトです。
「cMP2 = cMP + cPlay」はフリーでもあり、音質面でも今までのものとは一線を画すほどに素晴らしいです。よって、年明けからは完全に「Frieve Audio」から「cMP2 = cMP + cPlay」乗り換えました。
現時点では日本語による紹介も数少ないので、「PCオーディオ実験室」の方に、少しばかり詳しく報告しておきました。
おそらく、今後はこれを凌駕するソフトが次々と出てくるのではないかと思われます。(正直言って、「cMP2 = cMP + cPlay」は音質は素晴らしいのですが、使い勝手はβ版以前と言わざるをえません。)
そして、後年、2010年はPCオーディオの元年だったと思い出されるような年になるんではないかと思われます。この年を境に、それ以前は「B.C」、それ以後は「A.D」と記述されるでしょう。
ちなみに、私は年末の大掃除で、リスニングルームからCDプレーヤーを撤去しました。今までもほとんど使っていなかったのですが、それでも撤去する『勇気』がもてずにいました。
でも、「もうおわりだね・・・。」と確信が持てました。
間違いなく、この一年でCDをプレーヤーにセットして音楽を聞くというスタイルは『絶滅』はしないでしょうが、夕映えの時を迎えるはずです。
はじめまして。これからPCオーディオを恥待てみようとあれこれ調べてるうちにここにたどり着きました。WINDOWSにWASAPIというASIOドライバに近いものが標準装備され、32bitのみとはいえiTUNESも対応し(正しくはQuickTimePlayerですが)、手軽に高音質が楽しめるようになったと聞いて、少しずつ環境を整えております。
そこで質問なのですが管理人さんはWASAPIについてどのように捉えてらっしゃるのでしょうか。WASAPI自体VistaSP1以降でしか利用できないのでなかなか難しいかと思いますが、ご教授しただければ幸いです。それでは。