歴史的に重要と思われる録音はFlacファイル化したいと宣言(^^;したところ、ポツポツではありますが要望のメールをいただくようになりました。
その中で、多かったのがカザルスとレナー四重奏団の録音です。
カザルスに関しては自分でも驚くほど欠落していたので納得だったのですが、レナー四重奏団の要望が多かったのには驚きました。
ご存知の方も多いかと思われますが、レナー四重奏団に関してはYouTubeの方でコツコツと紹介を続けています。しかし、こちらのサイトを訪れてくれる方と、YouTubeを試聴される方は明らかに層が異なります。
一例を挙げれば、このサイトの方は90%以上がPCからアクセスされていますが、Youtubeの方は概ねスマホからのアクセスです。
しかし、中には両方をアクセスしてくれている人もいて、レナー四重奏団の録音をもっといい音で聞いてみたいと思ってくれたのかもしれません。
と言うことで、当面はカザルスとレナー四重奏団あたりをメインにしてFlacファイル化をしていきたいと思います。
とりわけ、レナー四重奏団に関してはこちらのサイトでは今までほとんど取り上げてきませんでしたから、まずそこからスタートしないといけません。まずは、彼らの最大の偉業である、世界初のベートーベンの弦楽四重奏曲の全曲録音を順次紹介していくつもりです。
それにしても、なんだか酷い世の中になってきました。
しかし、そんな酷い世の中であるからこそ、細々とであっても音楽を社会に届けていくことには幾ばくかの価値があると信じています。
体調も今一つ芳しからず、昔のように活発に動けなくなっている私に出来ることは、それだけです。私が住まう大阪では再び年寄りは街に出るなというお達しがでては尚更です。
我が身は自分で守りながら、出来ることを出来る範囲でやるだけです。
皆様も、この炎暑とコロナに負けず日々お過ごしください。
yungさん いつも楽しみに訪問させていただき、時々DLもさせていただいてます。
カバー写真のニャンちゃんは、飼い猫ですか。癒されますね。
今の新自由主義の「弱肉強食」社会の理不尽と不合理は日本をダメにして行くでしょうね。
この世に生を受けたものは、死に向かっての”Les Preludes”を奏でているという現実から目をそらさずに、謙虚さを持って特に社会的に影響力のある方には行動してほしいものです。
yungさんご無理はなさらず、お体ご自愛下さい。(なんか知らぬ間に無理しているんですね。)
ライナーの運命のHPを見て全く関係のないコメントをしてしまいました。
今年のヒロシマの平和宣言の中で「他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない。」という言葉が引用されていました。トルストイはこの言葉に続けて「他人の幸福の中にこそ、自分の幸福もあるのだ。」とも言っていました。(新聞で全文確認すると、ここまで引用されていましたね。)
今はこれとは真逆の状況がまかり通っています。
他人を蹴落として成功を勝ち得た人には「他人の罪は目の前にあるが、自分の罪は背後にある。」という言葉もおくりたいですね。