クラシック音楽のアーカイブを目指して

どうやら、パブリック・ドメインの音源を紹介したページ数が5000を超えたようです。我ながら、長年しつこくやり続けてきたものだと感心しています。
私がこういうホームページをはじめた頃は、「文字情報」だけのサイトばかりで、実際にその音楽を聞くことができるようなサイトは存在しませんでした。こういう「音楽を聞くことができる」というスタイルをはじめたのは、友人から「はじめの部分だけでもいいので実際に音楽を聞ける様にならないのか」と言われたのが切っ掛けでした。

その指摘を受けて、考えてみれば全くの通りだと思い、あれこれ試行錯誤の末に今のスタイルに行き着きました。
最初は「クラシック音楽の概要をつかめる様なサイト」という「遠大なる計画^^;」を立てて、その具体的目標として1000ページという数を設定しました。しかし、スタートしてから約10年ほどかけてその地点に到達してみれば、到底「クラシック音楽の概要をつかめる様なサイト」には至っていないことは明らかでした。

と言うわけで、その後もコツコツと積み上げてていってようやく「5000」という地点にまで到達したと言うことです。
そして、何人かの方からは「クラシック音楽のアーカイブ」という言葉もいただけるようになったのですが、実態はまだまだ先は長そうというか、そもそもどこまで積み上げてもゴール地点等は存在しない様だと言うことに気づきました。ですから、これからも続け行くのみです。

ユーザーの方々には心より感謝申し上げます


と言うわけで、この5000という数字も一つの通過点。
私の人生において、苦しいときにいつも支え続けてくれたクラシック音楽への恩返しとして、キイボードがたたけなくなるまで細く長く続けていきたいと思います。

そして、そう言うモチベーションが保てるのは、多くのユーザーの方からの励ましの言葉があってこそです。長きにわたってこのサイトを支え続けてくれたユーザーの方々には心より感謝申し上げます。

13 comments for “クラシック音楽のアーカイブを目指して

  1. コタロー
    2022年11月22日 at 7:03 AM

    「継続は力なり」という言葉がありますが、このサイトはこの言葉を具現化していますね。
    私事で恐縮ですが、今年の夏以降とある病気に襲われ、手術をするとともに約二ヶ月の間入院生活を余儀なくされました。その際、このサイトが聴けなくてたいへん寂しかったです。
    ひるがえって、以前は聴かず嫌いだった室内楽曲などを容易に楽しめるようになりました。
    このサイトのおかげでクラシック音楽の視野が確実に広がったと思います。深く御礼申し上げます。
    今後は、お体を大切になさってこのサイトを続けていただければうれしいです。
    アップについては、毎日にこだわらずに体調と相談しながらマイペースで結構ですよ。
    毎度月並みなコメントですみません!

    • yung
      2022年11月22日 at 10:39 AM

      コタローさんにはいつもいつもコメントをいただき感謝すると同時に元気づけられています。
      やはり、いくら自己満足でやっているとは言えユーザーの方から何の反応もないと流石にモチベーションは下がりますよね。(^^;

      まあ、どこまでやれるか分かりませんが、今のところは「目指せ10000ページ」が次の具体的な目標です。

  2. 坂田 卓志
    2022年12月8日 at 2:21 PM

    ご無沙汰です。
    この度、オーディオユーチューバーの百十番さんに
    メモリ再生に興味を持っていただき、私のAPUID4
    のメモリ再生装置とその周辺機器などにを12月21日に
    取材に来られます。

    その際、「オーディオ実験室」と「とにかくメモリ再生をしたい方
    へ」の部分と「TinyCoreのシステムをダウンロ-ドもできますよ」、の案内を百十番さんのコンテンツで紹介いたしたく思います。

    どうぞ、よろしくご許可願います。

    • yung
      2022年12月8日 at 3:15 PM

      その際、「オーディオ実験室」と「とにかくメモリ再生をしたい方
      へ」の部分と「TinyCoreのシステムをダウンロ-ドもできますよ」、の案内を百十番さんのコンテンツで紹介いたしたく思います。

      どうぞ、よろしくご許可願います。

      出来るだけいろんな人に知ってもらえれば幸いです。どうぞご自由にお計らいください。

  3. 坂田 卓志
    2022年12月8日 at 5:02 PM

    ありがとうございます。

  4. ren
    2022年12月29日 at 11:46 AM

    flacファイルをダウンロードさせて頂くようになってから約2年になります。
    気付けば約3,000曲になりました。

    TuneBrowserと言うソフトウェアで検索しやすいようにファイル名などを部分的に変更したり,また情報を追加するだけで,意外と時間を費やします。

    でも,ユングさんは音楽ファイルのアップを,5000回なさってきたことになります。
    膨大な時間をかけて下さったことに深く感謝いたします。

    過去に聴いたことがなかった演奏家との出会いは楽しいです。

    例えば,コンヴィチュニーとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の組み合わせによるベートーベンの交響曲は,オケの響きが心地よいです。中でも7番の演奏が好きです。

    また,ヌヴーは,このサイトで聴いた演奏がきっかけで,7枚組のCDを購入してしまいました。(笑)

    今後共よろしくお願いします。

    追伸:
    12月24日にアップして下さったシューリヒト指揮のJ.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第1番は,初め,誤ってリヒターの演奏がアップされていましたが,シューリヒトの演奏に差し替えて下さり,ありがとうございました。

    • yung
      2022年12月30日 at 3:38 PM

      flacファイルをダウンロードさせて頂くようになってから約2年になります。
      気付けば約3,000曲になりました。

      いやぁ、そんなに利用していただいているとは嬉しい限りです。また、このサイトで新しい世界と出会えたというのも本当に嬉しい限りです。

      私も少しずつ年を重ねてきていつまでやれるのかは分かりませんが、キーボードが打てる間はしつこく続けていきたいと思っています。

      • ren
        2022年12月31日 at 6:39 AM

        コメントありがとうございます。

        このサイトを通じて,演奏家の演奏スタイルが年齢と共に変化していくのを実感しています。

        例えば,ブレンデルについてですが,私,聴き初めは,シューベルト(即興曲,ピアノソナタ)やシューマン(幻想小曲集)の演奏でした。(彼は50代です。)

        ユングさんがアップして下さったベートーベンのピアノソナタ(彼が30代初め頃の演奏です)17番第2楽章の弱音の美しさに魅了され,3回目に録音した全集(彼が60代初め頃の演奏です)では更に磨きがかかっているかも?と思い,手に入れて聴いたら,全く異なった演奏で驚きました。私には,30代初めの頃の演奏の方が断然好ましく思います。
        その時(年代)にしかできない演奏があるんですね。

        今では手に入りにくくなった音源をアップして下さるユングさんには感謝してもしきれません。(ピアノソナタの1-12番がアップされていないのは残念ですが・・・。)

        • yung
          2022年12月31日 at 9:56 AM

          今では手に入りにくくなった音源をアップして下さるユングさんには感謝してもしきれません。(ピアノソナタの1-12番がアップされていないのは残念ですが・・・。)

          探してはいるのですが、見つからないのですね。(^^;

          • ren
            2022年12月31日 at 11:07 AM

            はい,承知しています。
            無いものねだりみたいで申し訳ありません。

            ユングさんは,ブレンデルの他に,6人(シュナーベル,アラウ,グルダ,バックハウス,ケンプ(2種類),ナット)の演奏家が演奏するピアノソナタ全曲をアップして下さっていますが,手元にあるブッフビンダー,コヴァセヴィチの演奏を入れても,ブレンデルの30代初めの演奏は,私の耳に心地よく響きます。

  5. コタロー
    2023年1月18日 at 7:11 AM

    このサイトで一つだけ残念な点があります。それは「誤字脱字」が目立つことです。後世に残るものですから、一通り文章をプリントアウトして「校正」を実行された方が良いと思います。

  6. 浅野修
    2023年1月19日 at 4:06 AM

    コタロー様のコメントの「誤字脱字」については、気が付いた時にはコメントに書かさせて頂きますが、何かお手伝いが出来ることがございましたらと思っています。

    • コタロー
      2023年1月31日 at 6:20 AM

      浅野 修 様

      「誤字脱字」については、私もできる限り注意していきたいと思います。
      浅野様におかれましては、これまでと同様のスタンスで見守っていただければ結構です。

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