“いよいよボーナスシーズンが近づいてきました。3Dテレビやブルーレイレコーダー、アンプにスピーカー、ヘッドホン…。購入する製品の検討を始めたという方も多いことでしょう。
ですが、多くの既婚男性にとって最も難しいのは、どれを買うか選択することではありません。いかに「妻」という強大な存在からお金を引き出すか、イエスと言わせるかが最大のハードルとなります。
今回は、日本全国のか弱きお父さんたちにとって、絶対に乗り越えなければならない壁である「妻」を攻略するための方法を考えてみました。”
妻からAV機器の購入資金を引き出す10の鉄則 (1/4) – Phile-web
まあ、笑い話としては面白いネタでしょうが、煎じ詰めれば「入りと出」のバランスの問題です。いくら、妻を説得したとしても、バランスシートが「貸方」に傾いていればどうしようもありません。それを無視して、あの手この手で物欲に走れば、結果はどこかのお国の財政みたいになることは必定です。
あれは、ある意味「国家」という超法規的(自分で法律を勝手に作れる・・・という意味で)存在だから成り立っているのであって、ふつうの個人や会社ならとうの昔に自己破産、もしくは倒産しているはずです。
おそらく、女性は男に比べると現実を見つめる目がシビアです。「妻」という名の女性の多くは、子育てにかかるであろう負担から始まって、病気、失業などの危険性、親の介護、さらには自分たちの老後の心配等々まですべて「貸方」に負債として数えあげているはずです。
それに対して、脳天気な男どもは、そんな未来に発生するかもしれない「負債」などは一切眼中にはいることなく、ひたすらキリギリスさんのような暮らしに突入していきます。
ですから、本当に妻を説得したいのならば、彼女が数え上げているであろう「貸方」の負債について入念に検討して、決してバランスシートが崩れていないことを論理的に証明するのが一番の近道です。しかし、まじめに検討すればするほど、その大部分において妻の主張が正しいことを証明するだけに終わるのが悲しい限りなのです。(^^;
ですから、
鉄則1:妻の買い物は全肯定すべし
などといって、さらには己の物欲を満たそうとすると、今の世の中、ほんとに一家そろって路頭に迷ってしまいます。
で、最後に少しばかりまじめな話をすれば、おそらく私たちお父さんがAV機器の購入資金を引き出すためには、今の世の中に漠然と存在している「貸方」の負債をなくさないといけないのです。
それは一朝一夕でなることはではありません。
しかし、とりあえずは明日から始まる参議院選挙には、他人事ではなくてまじめに向き合う必要があると言うことでしょう・・・と言っても、決して大きな飛躍ではないと思うのですが、いかがなものでしょうか?