iTunes Storeで、50円というアルバムがリリースされています。
繰り返しますが、決して1曲50円ではなくて、アルバムが50円です。
個人的にはクラシック関連しか興味がないので、そこしか確認していませんが、
・シュヴァルツコップのベスト盤(R.シュトラウスの「最後の4つの歌」なども含んで24曲収録)
・サイモン・ラトル&バーミンガムのコンビによる新ウィーン楽派のアルバム
・シューマンのピアノ&チェロ協奏曲(バレンボイム&デュ・プレ盤など)
・ウィンザーの陽気な女房全曲盤
等々ですね。
Google先生に聞いてみると、このシステムがスタートした時は、設定ミスなどで大量の50円アルバムがリリースされたようですので、どうやら同じようなミステイクが発生しているようです。
なぜかというと、アルバムで全曲購入すると50円なのですが、1曲単位で購入するとそれぞれ200円になっているからです。バラで買うと1曲につき200円ですが、全曲まとめて買っていただくと50円で提供します・・・なんて言う商売はないですよね。
この時期になってもスタート時と同様のミスがおこるとは、あまりにもお粗末・・・かな?
とは言え、とりあえず、ラトルの新ウィーン楽派のアルバムとウィンザーの陽気な女房は未聴の録音なので「購入」させていただきました。
しかし、ちょっと待てよ?
考えようによっては、今までは「iTunes Store」などには見向きもしなかった私が、この「価格設定」故に、初めて「iTunes Store」を利用したのですから、もしかしたら、これは凡人には思いもつかないような、フカ????イ考えがあってのことかもしれません。
どちらにしても、この3連休が終われば「終了」する可能性の高い「セール」かもしれませんので、興味ある方は早めにチェックしてください。
>今までは「iTunes Store」などには見向きもしなかった私が、
>この「価格設定」故に、初めて「iTunes Store」を利用した
これってジョブスの思う壺ですね。
50円アルバムセールは以前から時々やってる新規顧客開拓の常套手段です。
iTunes Cardを買わせてしまえばこっちのものって感じでしょうか。
とはいえ私も釣られて調べてみました。
AシャルランのCD、フォーレのレクイエムが1050円でした。
これがもし105円だったら、買ってしまったかも知れません(^.^;
やはり、ジョブスの思う壺か!!(; ̄▽ ̄)/
考えてみれば、10CDのボックスで1000円前後というのも珍しくないですよね。パッケージ代や流通コストを差し引けば、「50円アルバム」と言っても、のけぞるほどの低価格というのでもないかもしれませんね、昨今は。
でも、iTunes Storeから購入するのは、これからも「50円アルバム」でしょうから、それでもジョブスは喜んでくれるのかな?