何人かのユーザーの方からオンラインストレージを使用してはどうかという声を頂いていました。
基本的には、サイト運営の根幹に関わる問題を「あなた任せ」にすることにはいささか抵抗があるので、今までは見送ってきました。HDかクラッシュして保存していたファイルが復活できないという話もちょくちょく聞きましたし、そもそもそのサービス自体が安定して継続されるのかも心許ない状況がありました。
かつて、無料のHPを提供しているサービスで突然に業務停止で大混乱と言うこともありました。
ですから、サイト運営の根幹に関わる部分はあくまでも自分の責任で確保する、というのは基本的なスタンスとしてきました。
しかし、最近の状況を見ていると、このサービスもかなりこなれてきたようですのでサブ的には利用できるかなとも思っています。当然のことながら、このサービスを使えばユーザー登録も不要ですし、その方がパブリックドメインの趣旨にもかなうかと思います。
と言うことで、少しずつ実験的に取り込んでいこうかと思っています。
そこで、まず第1弾として、パブリックドメインとなった音源のなかから、優秀録音のものを可逆圧縮の「FLAC」でオンラインストレージに置いてみようかと思います。
FLACファイルは「FLAC Frontend」などを使えば簡単に非圧縮のWAVEファイルに変換できます。MP3に変換したファイルとはひと味もふた味も違う優れた音質で楽しめると思います。
アップロードに関してはあまりストレスを感じることなく行うことが出来ました。
ダウンロードに関してはどんなものなのか感想を寄せていただけると有り難いです。
<実験的にアップロードした音源>
<下記ファイルは既に削除されています・・・10月25日>
・ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21
(P)ルービンシュタイン ウォーレンスタイン指揮 RCAビクター交響楽団 1958年1月20日録音
・ショパン:12の練習曲 作品10
(P)フランソワ 1958年10月録音
・ショパン:12の練習曲 作品25
(P)フランソワ 1958年10月録音
・ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 作品88
バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団 1957年6月28,29日録音
なお、初回は500回ダウンロードがあった時点でファイルが削除されます。
ある程度使えるような目処がつけば、有料の登録をして安定して運用していければと思います。
yungさん
いつもお世話になっています。
ついにflacで提供していただけるんですね。
ありがとうございます。
手持ちのCDをwaveでリッピングするようになって以来、
yungさんのご苦労を顧みず、いつしかwave、できれば
可逆圧縮になるといいなと勝手に希望していました。
どうか無理をなさらずに。
何とか無事にダウンロードできているようですね。
ただ、問題はダウンロードのスピードに懸念がありまして、そこでユーザーの方がかなりストレスを感じるようではお金を出してまで使えないなと思っています。
それとも、ユーザー登録も不要で可逆圧縮のファイルがDLできるなら、ある程度は我慢できるよ!という意見もあるのでしょうか?
その辺り、忌憚のない意見を寄せていただけると有り難いです。
いつも利用させてもらっています。
クラッシクへの興味が(オーディオ)20年ぶりにわいてきました
今回のダウンロードは問題なくできました。
これからも、あまり無理をしないで、長く続けて下さい。
FLACを直接再生するソフトについては、フォーラムにも書きました
が、いまだ決定には至っていません。
そこで、FLACからWAVEに変換してwave file playerで再生して聞いています。
そうしてみると1950年代の録音でも十分な音質だということがわかりますね。
ちなみに、変換はフォーラムで紹介されていたFLAC Frontendを考えたんですが、サイトの情報によるとVISTAには対応していない由。Win7もそうではないかと思い、対応が謳われているMediaCoderを使いました。非常に快適に変換できます。
いつもお世話になっております。
早速試してみました。
ADSL(8MB)でのダウンロード
名古屋市内では、数分/ファイルでした。
音質は満足しています。
FLAC→WAV変換もMediaCoderで試しました。
私の聴力(感性?)では、<差異>はわかりません。
往時の録音は、素晴らしい!
感謝しています。
毎度お世話様です。
劇遅で有名な、ビッグローブの光プレミアムですが、
1. Chopin_pc2_1_Rubinstein_58.flac 60.10 MB
をダウンロードするのに要した時間は59秒でした。
foobar2000で再生してみましたが、MP3フォーマットの
同曲と比べると、歪みが減った?分だけ高音が澄んで
低音の厚みが若干増しているかなといった感じです。
おそらく5万円以上のヘッドホンで聴くと違いがより
明確になるのではないかと思います。
iTunesをお使いの方の場合、FLACフォーマットのまま
ではiTunesで再生できませんので「xrecode II」という
ソフトを使っALAC(アップル ロスレス)フォーマットに
変換する必要があります。こうすることでiPodに入れて
聴けるようになります。
お世話になっております。早速flac fileをダウンロードさせていただきました。
Frieve Audioで再生してみますとショパンの練習曲ではMP3 fileでは16Kより高い域の信号が低下していますが、flac fileでは20kまで伸びているようです。比較的新しいCDではほとんどの場合22kまで伸びているようです。
これからも楽しみにしていますのでどうぞよろしくお願いいたします。
DLさせていただきました。ありがとうございました。
ダウンローダーが使用可能でしたので、半自動でどんどんDLできました。
ですので、ユーザーのストレス云々は管理人様の杞憂にすぎないと断言させていただきます。
逆に、管理人様がアップロードすることにストレスを感じられない程度に、ぜひぜひ、継続してください。
頂いたご意見を総合してみると、ほぼ問題はないようですね。
集計ページをざっと見てみると、ショパンのコンチェルトとドヴォルザークの8番は100人ほどの方がDLされたようです。
エチュードの方は少し少なくて50〜60名程度でしょうか。
ただし、可逆圧縮のFLACですので、転送量はこの1日で50Gb近くなっています。
やはり、個人で運用しているサーバー機で同様のサービスを提供するのは不可能ですね。
>ダウンローダーが使用可能でしたので、半自動でどんどんDLできました。
さすがに、こういう事を業務として提供しているシステムはたいしたものです。
はい、決断しました。
オンラインストレージを活用したサービスをサイトの中に取り入れて本格運用したいと思います。
とりあえずはファイルを消去される心配のないスペースを100Gb確保してスタートしたいと思います。
おそらく、CD換算で400〜500枚程度の楽曲は提供できるのではないでしょうか。
とりあえずはデーターベースの構築など周辺部分の整備をしてからのスタートになると思いますので、しばらく時間をください。
yungさん
ご英断、感謝します。
これからもよろしくお願いいたします。