何とか回復・・・したかな・・・?

一昔前はぎっくり腰になると「絶対安静」と言われたものですが、最近は「動けるものなら頑張って動きましょう」に変わったみたいです。
私の母は、腰椎の圧迫骨折と言うことで半分寝たきりになってしまっているんですが、それでもドクターは「動け」と言いますね。母はそれがとても不満のようで(そのココロは「こんなに痛いのにそれを全く分かってくれない」)、結果として症状がどんどん悪くなってしまいました(意地でも動こうとしない・・・困ったもんです^^;)。
確かに、あの痛さの中で「動く」のは、医者の「お墨付き」がなければとてもじゃないが怖くてできません。でも、きちんと検査をしてもらって、「動いた方がいいですよ」と言ってもらえれば「勇気」も出ようかと言うものです。
水曜日はコルセットで締め上げて、家の中をぐるぐる動き回りました。確かに、痛み止めも効いているのでしょうが、動けば動くほど腰の様子はよくなっていくような気がします。そして、昨日は思い切って出勤してみました。車を運転するのはかなりきついですし、もしかしたら職場の連中にかえって迷惑をかけるかもしれないという懸念もあったのですが、やはり「気の張り」が違うのか、無難に一日をこなすことができました。かえってきてからは、かなり腰の状態もいいようで、なるほど「動けるものなら動いた方がいい」というのは正解のようです。(もっとも、素人判断は危険ですから、お医者さんにきちんと見てもらってから実行すべきだとは思います)
そう言えば、50肩で一年近く苦しんだこともあるのですが、その時も同じことを言われましたね。
ある時、何気なく痛い方の腕でワンコのリードをもって散歩をしていました。その時は、何か考え事をしていたのか全く無防備で、突然目の前を猫が横切ったのです。当然、ワンコは反射的に猫の方に駆け出しますので、リードを握っていた腕は思いっきり引っ張られることになります。いやぁ、その時の痛かったこと。
思わずその場にしゃがみ込んでしまいましたね。そして、そんな私の姿に気がついたワンコは、どうやら自分がとんでもないことをしでかしたと悟ったらしくて、すぐにかえってきて私の顔をペロペロなめて必死でフォローします。
ところが、数分、その場にしゃがみ込んでいると次第に痛みが引いてきて肩が何だかじんわりしびれたような感じになって、何と今までよりも上に上がるようになっているではないですか。おまけに、散歩から帰ってから一日くらいはとても肩の調子がよくて、その日はワンコにローストビーフの大盤振る舞いをしてあげました。なかなか、あそこまで過酷な「リハビリ」はできませんけれども、効き目は絶大でした。
もちろん、素人判断は危険ですが、医者の指示の元にしっかりと体を動かすことは大切なようです。
そんなわけで。今日は家のまわりを散歩でもして体を動かそうと思っていたのですが、何とこんな状態となっていました。
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水仙の黄色い花もすっかり雪に下に埋まってしまっています。
昼前には雪もあがるようなので、足下がよくなれば、ワンコをつれて少し歩いてきたいと思います。

2 comments for “何とか回復・・・したかな・・・?

  1. シー
    2011年2月11日 at 3:11 PM

    雪積もっていますね 積雪3cmくらいでしょうか? かなり積もったと思っても実際には少ないんですよネ?  私の地域では朝から小雪で積もりませんでしたが、いま牡丹雪になってきました。明日の朝は銀世界になってるかもしれません。 8日にトリフォニーホールでフランス ブリュッヘン指揮のベートーベンのNo.1〜3を聴いてきました。1. 2も良かったですが No.3英雄の主題が頭の中で
    なりやまないでいます。 (笑) 

  2. シューベルティアン
    2011年2月11日 at 4:51 PM

    写真に驚きました。すてきですね。なにがって、ただのよくある雪景色なんでしょうが、撮り方がいいのかな。シューベルトのあの歌が聞こえてきそうじゃありませんか。
    ユングさんはお医者をけっこう信用しておられるようですが、わたしは一応話を聞いておいて、さて実行となるといろいろ疑問が起きます。
    安静にしてたらかえって衰弱するじゃないか?
    飯をむりに食っても消化吸収しないじゃないか?
    薬で一時的に楽になったって、麻酔にすぎないじゃないか?
    で、けっきょく自分の判断で勝手にして、けっこうそれで大丈夫なんですが、周囲にそんな話をしてみると「いつか痛い目見るぞ」と脅されます。「勝手に死ね」といいたいのを我慢しているようです。そんなにオイラがわるいのか?
    パスカルの伝記にこんな一節がありました。病気はクリスチャンにとって理想的な状態です。死への準備と、謙虚さを教えてくれる。
    ほんとうにこういったのでしょうか? 誰か同意してくれる人があったでしょうか。彼がどんな気持ちでこの言葉を吐いたのか、その心持こそ知りたいものです。

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