ネコの額ほどの庭ですが、それなりに知恵を絞ってあれこれといろいろな花を植え込んでいます。
今年は寒かったのでなかなか花が咲かなかったのですが、ようやくにして「アネモネ」「レンテンローズ」「水仙」などが花をつけてくれました。
<アネモネ>
小さな体に似合わず大きな花をつけてくれるのがアネモネの特徴です。それも、次から次へとこぼれるようにたくさんの花をつけてくれるので春の花壇の主役の一人です。
<水仙>
早咲きの小振りの水仙は花の時期が終わってしまいましたが、変わりに大輪のラッパ水仙が花を咲かせてくれました。
これも、次から次へと花を咲かせてくれるでしょう。
<レンテンローズ>
世間ではよく「クリスマスローズ」と呼ばれるのですが、「レンテンローズ」と呼ぶのが正しいそうです。
違いは花の咲く時期で、前者は名前の通りにクリスマスシーズンに花を咲かせるのに対して、「レンテンローズ」は今の時期が花の盛りです。つまり、レント(Lent:キリスト教の四旬節)に咲くことから「レンテンローズ」と名付けられたそうです。
レンテンローズは、とてもたくさんの華やかな花をつけるのですが、そのどれもが下を向いているので、どこか慎ましさを感じさせてくれます。
気がつけば、今日で3月も終わりです。
年年歳歳花あい似たり
歳歳年年人同じからず
あと2?3日もすれば当地でも桜の花が咲くでしょう。
人の営みに関わりなく季節は巡り花は咲きます。私たちもまた、前を向いて進んでいくしかないのでしょう。