タイムドメインのスピーカー

“毎週水、土、日曜日にサロンコンサート(試聴会)を行っております。
みなさんとおはなしと音楽をお楽しみください。
古都の風情の中で感動をさらに深めて下さい。
開室時間:土日 13:00?17:00
   水 13:00?21:00
(お越しになられる方は事前にご連絡ください。)
 事前にご連絡いただければ平日の予約も可能です”

TimeDomain – Listening Room
あの『ビル・ゲイツ』に「自宅にある50万ドル(約6千万円)のオーディオシステムより素晴らしい音だ!」と言わせたシステムらしいですね・・・(^^;
スピーカーの基本的な原理はエジソンの発明以来基本的な部分は何も変わっていない・・・等と言われます。振動板を動かして、それが空気を振動させて音楽を再生するという仕組みです。
しかし、どれほど正確に振動板を動かしても、それがイコール原音になるということは幻想以外の何ものでもありません。要は、何を大切にして何を捨て去るかのチョイスに関わる「思想」の問題が大きいように思います。
その意味で言えば、かつての国産スピーカーは物理特性一辺倒という「思想」で突っ走ったが故に多くのユーザーを失ってしまいました。つまりは、音楽を構成する一部分にしかすぎないはずの機器で測定できるデータのみを大切にして、それ以外の部分を捨て去るという「思想」のもとでスピーカーを作り、その結果として多くのユーザーを失ったというわけです。
それに対して、外国のメーカーはいいか悪いかは別として、それぞれに己の信ずるところを前面に出した個性的なスピーカーを送り出しました。ユング君が使っているスピーカーもそういう流れの中でリリースされたものを使っています。
そういう中で、最近注目されているのがこの「タイムドメイン」なる「思想」のもとで作られたスピーカーです。もちろん、この「チョイス」がいいのか悪いのかは今のユング君には判断できませんが、暇があれば一度聞いてみたいという気にさせるコンセプトではあります。
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