現実を見ろ・・・と言われます。ところが、現実を見すえて手堅く対応すると志が低いと…
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今週の一枚(15) ベートーベン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」
「巨匠」と「名匠」という言葉があります。一般的には「巨匠 > 名匠」となるのです…
今週の一枚(14) メンデルスゾーン:交響曲第5番 作品107 「宗教改革」
長くネット上でサイトを運営し続けると言うことは様々な悪意にさらされると言うことで…
今週の一枚(13) ホルスト:組曲「惑星」 より「土星-老年の神」
生まれて初めて電車で席を譲られました。 その日は久しぶりにコンサートに出かける予…
今週の一枚(12) シェーンベルク:ピアノ協奏曲 作品42
3月は別れの季節、4月は出会いの季節、といわれます。 確かに3月は学校では卒業式…
今週の一枚(11) R.シュトラウス:最後の四つの歌
人間には「見送る人」と「見送られる人」の二種類があるそうです。そして、「見送る人…
今週の一枚(10) チャイコフスキー:序曲「1812年」 変ホ長調 作品49
「リンゴが3個、ミカンが2個あります。あわせて何個ありますか?」と聞かれて即座に…
今週の一枚(9) メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 「イタリア」 作品90
旅に出るのは良いものです。しかし、いろいろな旅があります。 若き時代の一人旅。 …
今週の一枚(8) チャイコフスキー:「くるみわり人形」から「情景~雪片のワルツ」
台所では いつも正確に朝昼晩への用意がなされ 用意のまえにはいつも幾たりかの あ…
今週の一枚(7) ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「春の声」Op.410
節分と言えば今では2月初めの立春の前日と決まっています。 しかし、もともとは「節…
今週の一枚(6) ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」より「冬」
何の根拠もない話ですが、冬型人間と夏型人間という区別があるような気がします。 ど…
今週の一枚(5) モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543
実朝と言えば、真っ先に思い浮かぶのが次の歌です。 大海の磯もとどろに寄する波われ…
今週の一枚(4) ベルリオーズ:幻想交響曲
「初詣」というのはお正月の定番行事として定着しているのですが、字面だけ見てみると…
今週の一枚(3) ベートーベン:ピアノソナタ第17番 ニ短調 作品31-2 「テンペスト」
春風や闘志いだきて丘に立つ 有名な虚子の句です。 ただし、これは俳句と言うよりは…
今週の一枚(2) モーツァルト:ピアノソナタ第8番 イ短調 K.310
男にとって母というのは微妙な存在です。
死に近き母に添寝のしんしんと遠田のかはづ天にきこゆる
15歳で母の元を離れた茂吉にとって、母性が持つ聖性は維持され純化されていたのでしょう。そうでなければ、母の死に際してこんな絶唱はあり得ません。
今週の一枚(1) シューベルト:弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 「死と乙女」
シューベルトという人はかなり悲しい人生をおくった人です。よく言えばボヘミヤン的な…