cMP~音楽再生に特化したシェル

この「cMP」の正体がよく分からなかったのです。
「cPlay」は単体で動作しますし、それだけで充分優秀な再生ソフトです。なのに、何故に「cMP」というソフトが必要なのか、なかなか理解できませんでした。

しかし、、分かってしまえば、その素晴らしい、そして考えてみればあまりにも当然とも言える発想に感嘆させられました。
と、言うことで、今回は詳しい設定は後回しにして、この「cMP」を核としたシステムのココロについて紹介したいと思います。

その前に、一つだけ重要な情報。
この「cMP」をダウンロードしようとするとウィルスのチェックソフトがアラームを出します。これは、このソフトに含まれている「AutoHotkey」に対するアラームで、「誤検知」であることが広く知られていますから、ダウンロードしても大丈夫です。

「cMP」とは、ひと言で言えば「音楽再生に特化したシェル」です。

「シェル」と言う概念はPCの仕組みに詳しくない方にはあまり馴染みのないものですが、Windowsの場合は一般的には「explorer.exe」が使われています。Windowsを起動するとツールバーやアイコンが表示されたお馴染みのデスクトップ画面は、この「explorer.exe」によって作られます。
そして、ユーザーはこの「explorer.exe」のおかげで、そのデスクトップ画面からマウスを使ってソフト起動させたり、キイボードから文字入力をしたり、ファイルやフォルダを開いたり、コピーしたりできるわけです。つまり、PC上のあらゆる動作がこの「シェル」を介して行われるわけです。
しかし、「explorer.exe」はユーザーが直感的にPCを操作できるように、また、あらゆる要求に即座に応えられるように、かなり「ヘビーなアプリ」となっています。そのために、PCで音楽を再生するときにはあまりありがたくない存在であることは広く知られるようになってきました。

PCオーディオでは、再生用のPCに音楽再生以外の仕事を極力させないことが重要です。そのために、徹底的なPCチューニングを行うことは不可欠です。
ところが、この「explorer.exe」は、何もしないでただ起動しているだけでかなり重いのです。ですから、「explorer.exe」をキルするだけで、誰の耳にもはっきり分かるほどに音質は向上します。
しかし、困るのは「explorer.exe」をキルすると、使えるのは「タスクマネージャー」だけなので、不便なことこの上ないのです。それでも、音質向上を願うAudio Puritan達は、その様な不便を堪え忍んで「explorer.exe」をキルしてきたわけです。

詳しくはこちら→ [explorer.exe]プロセスの終了で音質が大幅改善

個人的には、いかに音楽再生専用のPCと言えども、さすがに「explorer.exe」をキルした状態で使うのはあまりにも不便なので、「xoblite」という代替シェルを使うようになりました。しかし、「xoblite」は「explorer.exe」と比べればはるかに軽量とはいえ、それでも、「xoblite」をキルした状態で音楽を再生すれば、これまたはっきりと違いを聞き分けることができるのです。

そこで、「cMP」です。
ここまでお読みいただいた方は、最初に「音楽再生に特化したシェル」と紹介した意味がご理解いただけたのではないでしょうか。

このソフトを導入して起動すると、自動的に「explorer.exe」をキルして自分自身がシェルの位置に置き換わります。ですから、初めての時は一瞬PCがクラッシュしたかと思って焦りました。(^^;
さらに素晴らしいのは、ただ単に「explorer.exe」をキルするだけでなく、PCを動作させるために絶対に必要なプロセスだけを残して、それ以外の不要なプロセスも全てキルしてしまうことです。さらに、どうしても残さざるを得なかったプロセスも優先度を全て「低」にしてしまい、反対に音楽再生にたずさわるプロセスの優先度を「リアルタイム」に格上げします。

つまり、「cMP」とは、「cPlay」が理想の状態(可能な限り)で動作できるようにPCの環境を整えるソフトなのです。今までは、手動でコチコチとやっていた操作をすべて「cMP」が実行してくれますし、さらには手動ではできなかったプロセスの優先度なども変更してくれるのです。
そして、音楽を再生するために必要な操作は「cMP」から行えるようになっています。音楽の再生は言うまでもなくCDのリッピングやCUEファイルの作成などもワンクリックで必要なソフトだけが起動してきます。

しかし、それ以外のことは、タスクマネージャーから実行ファイルを探してきて起動するしか手段がなくなります。
ですから、やろうと思えば、そこからワードやエクセルを起動して仕事ができないこともないのですが、あまり実用的とは言えません。

もちろん、「explorer.exe」を使った元のスタイルに戻すことはできますが、「cMP」を使っているときは、そのPCは音楽しか再生できないというとっても「素敵な状態」になってしまうと考えるべきでしょう。(m^ェ^m)エヘヘ

「cPlay」単体でもかなりの音質を期待できるのですが、「cMP」と一体化した状態で使うとまさに「隔絶」した世界を体験できます。

次回からは私の経験から分かった範囲で「cMP」の使い方を報告していきたいと思います。

cMpの設定 に続く

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