外付けHDはeSATA接続がベター?

以前、外付けのHDとPCの接続ケーブルを変えると音質改善!!と書きましたが、よく考えると、今使っている外付けのHDは「eSATA」接続に対応していることに気づきました。
HD-QS1TIBSU2/R

USB2.0やFireWireだと40MB/s程度なのが、「eSATA」接続だと200MB/sを超えます。接続のケーブルも太くてしっかりした感じでいかにも音に良さそうです。(^^;
早速、近所の量販店に「eSATA」接続の増設ボードを買いに行ったのですが、田舎の店ではそんなものは置いていませんでした。仕方なく、ネットで注文しました。

BUFFALO PCI Expressバス対応 eSATAインターフェースボード IFC-PCIE2ES

BUFFALO eSATAケーブル 高速転送 SATA1.0・SATA2対応 2.0m ブラック ESATA20BK

ついでに、以前から試してみようと思っていた電源モジュールも2台注文しました。そんな高価なものはいらないので、定番モデルとして評判のいいTASCAMのAV-P25RMKIIを選びました。
AV-P25RMKII

世の中便利になったもので、深夜に注文したにもかかわらず、二日後には両方とも無事に到着しました。

さて、効果のほどですが、「eSATA」接続の方は音の厚みがまして重心がぐっと下がった感じになります。ただし、解像度が落ちてぼやけた感じになったわけではなくて、従来の高解像度は維持していますので確実にクオリティはアップしています。
音楽ファイルは内蔵のHDに置くよりは外付けのHDに置く方が音質的にはベターですから、今後PCオーディオに取り組んでみようと思う人は「eSATA」接続対応のHDを選ぶのが必須といえます。
電源モジュールの方ですが、これはPC周りとDAコンバーターやインターフェイス周りに1台ずつ使用しました。こちらの方も、確実に音の分離がよくなって 見通しが増しました。ユング君が住んでいる地域はいわゆる「第1種住専」なので、それほど電源事情は悪くないと思うのですが、それでもこういうデジタル機 器に対しては電源モジュールは効くようです。

とりあえず、音楽再生専用のPCが届いてからの一連のチューニングはここまでと思ったのですが、どうもチューニングが効き過ぎて、かなりギチギチの高解像度な音になってしまったようです。
もっとも、オーディオの世界においては基本は高解像度の方にチューニングするのは基本です。何故なら、そこから音にふくらみを持たせるのはセッティングなどの使いこなしでいかようにもなるのですが、基本がぼけているものを使いこなしで解像度を上げるのは不可能だからです。
そこで、昨日からあれこれといろんな音楽を聞いてみて、その感触から沈思黙考してスピーカーをやや壁に近づけるとともに、メインのアンプをヤマハからアキュフェーズ+ヤマハによるバイアンプ駆動に変更しました。
結果的には、かなりのレベルアップが実現できたのではないかと自負しています。後はとりあえずつないでいるオーディオインターフェイスのE-MU ( イーミュー ) /0404 USBをそれなりのクオリティのものに変えるだけかと思うのですが、残念ながらそちらは当座の小遣いが尽きたので別の時期までお預けです。

最後に、何人もの方から、サイトの方が最近全く更新されていないので、やる気がなくなったのではないか?とか、体調を崩したのではないか?などとご心配されるメールをいただきました。暖かい心遣いにこの場を借りてお礼申し上げます。
この1ヶ月はPCオーディオにのめり込んでいて、サイトの更新の方は全くお留守になっていたというのが実情です。

とにかく、対策をほどこすたびに音がどんどんよくなっていくので、音楽を聞くのがホントに楽しいのです。実は、これほど音楽を聞くのが楽しいと思えるのは この数年ありませんでした。そうなると、やはり音楽について「書く」よりは、音楽を「聞く」方がはるかに楽しいのは理の当然です。
しかし、こうしてあれこれと音楽にひたっていると、その中からあれこれと書いてみたいことがわき上がってくるのを感じます。
サイトの方は申し訳ないですが、とりあえず今年中はご免なさいをして、年明けからガンガンいきたいと思っています。

「遠くに飛ぶためには、後ろに下がらなければならない」・・・かな?

なお、PCオーディオに関してはあの続きを是非とも書いてほしいという要望が多いですし、またこの間ののめり込みで「書いてみよう」という意欲がわき上がってきていますので、「PCオーディオを始めよう」と題して続編を書いていきたいと思っています。
とりあえず、本日、PCオーディオを始めよう(その1)?「オーディオインターフェイス」を用意しよう!をアップしました。

さあ、皆さんも、PCオーディオの世界に踏み出してみませんか。