インターフェースとソフトの相性

パソコンにおける再生ソフトに関して、このように書きました。

「WaveLab Lite」はいわゆる「波形編集ソフト」です。これは使い勝手も分かりやすくて、音の方も残念ながら「Frieve Audio」とは一線を画すほどの優れものです。(^^;
この違いは、一言で言えばエネルギー感です。水にたとえるならば水道管がグッと太くなったような感じで、迸るように音が溢れてきます。一般的にいって、 PCオーディオの最大の魅力はこの「エネルギー感」です。何となく耳当たりよくこぢんまりと丸め込むのではなく、ありのままのリアルな姿を迸らせるところ に魅力があります。

ところが、インターフェースを「Fireface 400」に変えてからはなにやら雲行きが怪しいのです。もっとはっきりと言えば、「WaveLab Lite」が再生する音がいまいちよろしくないのです。逆に、「Frieve Audio」の方は絶好調です。

どうやら、インターフェースと再生ソフトの間には「相性」があるようです。おそらく、「WaveLab Lite」は同じ会社の「E-MU」のインターフェースとの相性がホントによかったようです。おそらく、ASIOドライバーの処理の仕方が「E-MU」の インターフェースとドンピシャなんでしょうね。しかし、「Fireface 400」では、そこまで相思相愛にはなれないようです。
それに対して、「Frieve Audio」の方は、どのインターフェースに対しても高い適応能力を示すと言うことなのでしょう。

再生ソフトとしては、当然のことながら「Frieve Audio」の方が断トツに使い勝手がいいのですから、今では本当に波形編集したいときにしか「WaveLab Lite」は使わなくなりました。(たとえば、アップサンプリングしたときはやはりこのソフトは優秀です。)

恐るべし、「Frieve Audio」!!そして、デジタルの世界も奥が深い!!!