PCチューニング覚え書き(その2)?システムのプロパティからできること

では、最初は仕事用のPCでもやっておいた方がいい、基本的なチューニングからスタートします。ただし、私はXPしか使っていませんので、以下に述べる内容はWindows XPにのみあてはまる話です。(Vistaは分からん、7は職場でもまだ見たことがない。)

まずは、この手の内容について述べるときのお約束ごとです。

以下に述べる内容はあくまでもユング君のシステムにおける話であって、場合によっては「PCのチューニングをしたら悪化してしまいました」という場合もあります。また、内容がディープな部分に立ち入ってくると、最悪の場合はPCが起動しなくなり、OSの再インストールが必要になる場合もありますの、であくまでも自己責任でお願いします。

では、タイトル通り、[システムのプロパティ]を起ち上げましょう。

・[スタート]-[コントロールパネル]-[システム]
または
・[マイコンピューターを右クリック]-[プロパティ]

こんな画面が起動しますので、[詳細設定]タブをクリックします。
system_1

1.Lunaをはずす

[パフォーマンス]-[視覚効果]タブをクリックします。そして、「パフォーマンス優先」にチェックを入れてOKを押します。
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さらに、[スタートボタンを右クリック]-[プロパティ]で、タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ画面が開きますので、[クラシック[スタート]メニューにチェックを入れてOKを押します。
system_3

これで、見慣れたXPの画面から昔懐かしいWindows2000のような画面に変わります。実は、これだけでもPCのパフォーマンスはグッとよくなります。
どうも、マイクロソフトはパフォーマンスよりは見た目を重視する傾向がありますが、仕事をするにしても、音楽を再生するにしても、大事なのは見た目よりは中味、パフォーマンスです。

2.バックグラウンドを優先する

今度は、先ほどの[パフォーマンス オプション]の画面で[視覚効果]から[詳細設定]に切り替えます。
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この画面ではプロセッサのスケジュールはプログラムが優先にチェックが入っているのが規定ですが、これをバックグラウンドサービスにチェックを切り替えます。

この設定に関しては諸説ありますが、音楽再生のためには[バックグラウンドサービス]優先がベターだというのがほぼ定説となったようです。また、このあたりの優先度はレジストリからも細かく設定できるので、ユング君もあれこれ試してみたのですが、最終的にはこの画面から[バックグラウンドサービス]優先にチェックを入れるのがもっとも好ましいようです。

さらに、再生ソフトに「cMP2」を使うときは、ソフトの作成者はこの画面で[メモリ使用量]も[システムキャッシュ]にチェックを入れろと書いてあります。

ユング君は一応その指示に従っていますが、PCを仕事用に使っていて今のところこれで不都合は起こっていないように思います。

3.仮想メモリの設定を適正化する

最後に、同じ画面の一番下にある [仮想メモリ]-[変更]の画面から仮想メモリを適切に設定します。
基本的な考え方は2通りあります。自分にあった方法を選んでください。
system_4

    メモリが2Gb程度積まれているとき

[ページングファイルなし]をチェックして仮想メモリそのものを使用しないようにします。メモリを2Gbも積んであれば、よほど大量にメモリを食いつくすようなソフトを起動しないかぎりPCの動作が不安定になることはないと思います。

こうしておけば、スワッピングやページングファイルの断片化によるパフォーマンスの低下から逃れられます。

ただし、この設定だと、PCの動作は不安定にならなくても再生音のクオリティが落ちるという報告があります。よって、最終的にはご自分の「耳」を信じて決定してください。

    メモリを少ししか積んでいない、または上記の方法では音が悪くなったと思われるとき

ページングファイルの断片化を防ぐために、カスタムサイズを選択して初期サイズと最大サイズを同じ大きさに設定します。

問題は、どの程度の数値を設定するかですが、一般的には積んであるメモリの100%?150%程度というのが定説です。ユング君の場合はメモリを2Gb(2000Mb)積んであるので、その150%にあたる3055Mbを設定しています。

大切なことは、初期サイズと最大サイズを同じ大きさに設定することです。

ここまで設定を変更すれば、OKをクリックして終了していきましょう。再起動が促されると思いますので、言うとおりに再起動してから音楽を再生してみましょう。
少しは向上したでしょうか?
これで、PCチューニングの頂きに向けて、ようやく1合目あたりでしょうか。・・・次回に続く・・・です。


2 comments for “PCチューニング覚え書き(その2)?システムのプロパティからできること

  1. garishi
    2010年2月6日 at 11:31 AM

    はじめまして。愛知県のgarishiと申します。

    数ヶ月前からユング様のページを楽しみに見させていただいてます。
    そして、ユング様の後を追うように先週からPCオーディオの世界に足を踏み込みました。インターフェイスはユング様も使用していたE-MU 0404 USBをを購入し、Frieve Audioで再生しています。
    音質の向上効果は期待通りのものがありました。これまではっきりしなかったディテイルの再生力向上が一番です。CDに収められた情報は一応全て再生できているんじゃないかと思わせる程、これまで聞き取れなかった細かな音を再現できるようになりました。その結果?各々の楽器音が明瞭になり、定位格段に向上しています。ピアノ、ギター、ヴァイオリン、ドラム、シンバルの音質向上が顕著で、かなり理想の音に近づきました。
    しかし、不満がないわけではありません。これまでCDの音をそのまま忠実に再生することを目指してきて、かなりの部分達成できつつある気はしますが、その分面白みに欠ける音になった気もします。音がまじめすぎで、はっとする生生しさに乏しいというか。忠実再生と生生しさは両立しないのか?それともまだまだ忠実に再生できていないのか判断に苦しむところです。
    また、Frieve audioでは一分間に一度程度”ブチッ”とうい異音が入ります。うちのPCのパフォーマンスが低いせいでデータ処理が追いつかないのか?アップサンプリングすると全く処理が追いつかず使い物になりません。WMPではそのようなことがないので、昨日からはWMPで再生してます。ユング先生のご指導に従いExplorer.exeは落として使用しても異音の頻度は減りますが”ブチッ”が入ってしまいます。このときのPF使用量は約350MB,CPU使用率は20%前後です。
    以上、長く書いてしまいましたが、お時間のあるときに簡単なアドバイスをいただけると幸いです。これからも先生のブログを楽しみにしてます。

    最後に使用機器について書いておきます。
    HITACHI Priusデスクトップ celeron2.67GHz 1GB-RAM
    →E-Mu0404付属USBケーブル
    →E-Mu0404 USB
    →BELDEN 88760 TS-RCAケーブル
    →KRELL KAV-300i
    →CARDS CROSSLINK 2Xkケーブル
    →THIEL SC2.3

  2. ユング君
    2010年2月6日 at 10:36 PM

    >これからも先生のブログを楽しみにしてます。
    「先生」はやめてください。(^^;;お願いしマース。

    私もあちこちのサイトの情報とダメ元の突撃試行錯誤で右往左往しているところですので、どこまでお役に立てるかは分かりません。

    まず、
    >Frieve audioでは一分間に一度程度”ブチッ”とうい異音が入ります。うちのPCのパフォーマンスが低いせいでデータ処理が追いつかないのか?アップサンプリングすると全く処理が追いつかず使い物になりません。

    考えられることは二つあります。
    一つは「E-MU0404」の設定です。使わなくなって1年以上がたつので記憶が曖昧なのですが、音質的にはバッファを小さくすれば音質は向上するのですが、PCの動作がそれに追いつかずにノイズが発生することがあります。
    >アップサンプリングすると全く処理が追いつかず使い物になりません。
    この症状からすると、非常に可能性が高いと思います。

    ただ、「E-MU0404」では、このバッファにあたるものを何か違う言い方をしていたような記憶もあります。
    ただ、「E-MU0404」の設定画面は簡単なものなので、そこからいじれる項目はほとんどなかったように記憶しています。そのいじれる数値を大きくすれば多少は動作が安定します。
    二つ目は、PCのチューニングが未だに不十分でいらぬプロセスが動いている可能性です。
    cMP2の作者は「DPC Latency Checker」を使ってチェックすることをすすめています。
    http://cplay.sourceforge.net/pmwiki.php?n=CMP.Guide

    「DPC Latency Checker」は下記ページから落とせます。
    http://www.thesycon.de/deu/latency_check.shtml

    私の再生専用のPCだと、アイドル状態で3?s?4?s程度で、cPlayで音楽再生すると10?s?15?s程度です。
    ところが、仕事と共用のPCだと、アイドル状態で20?s前後、音楽を再生すると70?s?80?s程度になり、時々200?s?300?s程度の山があらわれます。そう言うときには間違いなくノイズがのりますね。

    ネットにつないでいるPCだとセキュリティ関連のソフトを切ることもできないので、仕方がないかなとは思っています。ただ、調べてみると、上記の数値は仕事用に使っている普通のPCとしてはかなり優秀なようです。
    しかし、再生専用ならばアイドル状態で5?s以下というのが目標値のようです。
    もちろん、 「DPC Latency」は一つの目安ですし、「DPC Latency Checker」の正確性にも疑問が呈されています。
    しかし、PCのチューニングがどこまで進んでいるかを確認する一つの指標になるかとは思います。

    それから、
    >これまでCDの音をそのまま忠実に再生することを目指してきて、かなりの部分達成できつつある気はしますが、その分面白みに欠ける音になった気もします。音がまじめすぎで、はっとする生生しさに乏しいというか。忠実再生と生生しさは両立しないのか?それともまだまだ忠実に再生できていないのか判断に苦しむところです。

    これは大きな課題ですね。
    個人的にはこれに関しては色々思うところがあるので、いまのチューニングの覚え書きが終われば、今度はこの課題を取り上げてみようかと思っています。
    その時に、是非忌憚のない意見をお聞かせ願えれば幸いです。

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