今日は他のネタを書こうと思っていたのですが、hiroさんより次のようなコメントをいただきましたの急遽予定を変更して諸兄の知恵を借りたいと思います。
コメントの内容は以下の通りです。
「voyege mpd starter kit をやっと入手出来て、1ヶ月程経過しました。
私も音飛び(の様に途切れる)状態がなかなか解消出来ません。
一つ気になる点があります。
MPDのCPU負荷は皆さん低い、とおっしゃるのですが、私の kit の場合、常に70%以上の負荷率です。
wavを再生して居ても、85%になる時も有ります。
所々で音が飛びます(LPの針が飛ぶ様に)ファイルフォーマットに関係無く飛ぶ様です。
なかなか解消出来ず、普段はインターネットラジオを聴いて居ます。
Lin Classical 等々、音も飛ばず満足なのですが、このLin Classical 再生時も CPU負荷は 80%以上になります。
topコマンドで確認して居ますので、数値に間違いは無いと思います。
これ、異常ですよね?
MPDを 0.17.0 にアップしたからか、と思い、元に戻しても結果は全く同じ、常にCPU負荷が75%以上です。
ファイルフォーマットに関係無く、常に同じ状況です。
音飛びの原因はこのCPU負荷率の高さだと思うのですが。
皆さんはどの程度の負荷率なんでしょうか?
数%(一桁)と言う記事も見ますし、あまりにもかけ離れていて、ハードウェアのCPUパワーも低い方が良い、と言う通説もこの状況ですと、あながち、そうとも言えないのでは、と思いました。
starter kit を入手する前は Core2Duo E8500 マシンに voyage mpd をインストールして聴いて居ましたが、この時は同じファイルを再生しても音飛びも無く、とても満足して居たので、ちょっと残念です。
Core2Duo の時は、CPU 負荷は 10%程度でした。
CPU負荷が75%や80%はどう考えても何処かがおかしいと思うのですが、如何でしょうか?
何か改善のヒントは有りますでしょうか?」
確かに、「starter kit」」のCPU負荷が80%を超えるというのは異常です。
参考までに私の場合を紹介しておきます。
まず、私の「starter kit」」にインストールしてあるMPDは最初から組み込まれているものではなくて、ソースコードからインストールしたものを使っています。ソースコードからコンパイルする過程で、yanさんのパッチと日本語化のパッチをあてています。
yanさんのパッチは優先度の変更をするためですし、日本語化のパッチはwaveファイルに埋め込んだタグ情報を文字化けしないようにするためのものです。
それから、「sysv-rc-conf」というソフトを使って、不要と思われるプロセスを無効化しています。
さて、その状態でのCPU負荷ですが、結論から言うと以下の通りです。
- 音楽再生をしていないアイドリング状態・・・0.3%程度
- 16bit/44.1kHz(CD)を再生している状態・・・0.7%~1.3%程度
- 24bit/96kHz(ハイレゾ音源)を再生している状態・・・2.7%~3.0%程度
以下がtopコマンドで確認したときの様子です。
ですから、WAVEファイルを再生していてCPUの負荷が80%を超えるというのはにわかには信じがたい状況です。
考えられる可能性としては2点くらいでしょうか。
一つは、バックグラウンドでとても重いプロセスが動いている場合です。これは、アイドル状態のCPUの負荷をtopコマンドで確認すればすぐに分かると思います。もしもこれがビンゴだったら対策は簡単で、その重いプロセスを「sysv-rc-conf」を使って無効にすればいいですね。
もう一つは、全くの想像ですが、「starter kit」に接続されているDACかDDCがPCに対して非常に重い負荷を強いるものだという可能性です。コメントの中の「Core2Duo の時は、CPU 負荷は 10%程度」というのも、考えがたい負荷です。ただし、PCに大きな負荷を強いるDACとかDDCと言うような話は聞いたことはないのですが、どうもコメントの内容を拝見しているとそのあたりしか思い当たりません。
ですから、お使いの環境に関する情報をもう少し提供されれば、いろいろと知恵も集まるのではないかと思います。
<追記>
コメント欄だとtopコマンドの画面がうまく表示されないようですので、こちらに整形して載せておきます。hiroさんの「starter kit」のtopコマンドの様子です。
わあ、早々にありがとうございます。
MPDの使用率が86%とかになるんです。
MPDだけで、です。
ちなみに、今、丁度、Lin Radio Classic を再生して居る状態での
TOP 表示結果が以下の通りです。
(Format: 2 Channels, 44.1 kHz, 320 kbps と GMPC 上では表示されて居ます)
見難いと思いますので、念の為、topの先頭のMPDの行が以下の通りです。
1766 mpd 20 0 61588 8356 2344 S 78.1 3.3 11:14.17 mpd
78.1 となって居る部分が 78.1% です。
ちなみに、DAC が 96K まで対応ですが、常に 96K にアップコンバートしている、と言う事かな、と疑って居ます。
だとするとある意味納得出来るかな、と….。
文末に
cat /proc/asound/card1/stream0
の結果も貼り付けます。
ご助言をお願い致します。
top 表示結果
top – 10:10:24 up 43 min, 1 user, load average: 0.68, 0.83, 0.58
Tasks: 38 total, 1 running, 36 sleeping, 0 stopped, 1 zombie
Cpu(s): 25.6%us, 0.5%sy, 0.0%ni, 73.7%id, 0.1%wa, 0.0%hi, 0.1%si, 0.0%st
Mem: 255344k total, 59164k used, 196180k free, 524k buffers
Swap: 0k total, 0k used, 0k free, 38000k cached
PID USER PR NI VIRT RES SHR S %CPU %MEM TIME+ COMMAND
1766 mpd 20 0 61588 8356 2344 S 78.1 3.3 11:14.17 mpd
2063 root 20 0 2364 976 776 R 3.7 0.4 0:00.02 top
1 root 20 0 2068 652 564 S 0.0 0.3 0:01.22 init
2 root 20 0 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 kthreadd
3 root 20 0 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 ksoftirqd/0
4 root 20 0 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.34 kworker/0:0
5 root 20 0 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.05 kworker/u:0
6 root RT 0 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 migration/0
7 root 0 -20 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 khelper
8 root 20 0 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 kworker/u:1
113 root 20 0 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 sync_supers
115 root 20 0 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 bdi-default
117 root 0 -20 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 kblockd
226 root 0 -20 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 rpciod
227 root 20 0 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.05 kworker/0:1
248 root 20 0 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 kswapd0
249 root 20 0 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 fsnotify_mark
250 root 0 -20 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 nfsiod
251 root 0 -20 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 crypto
836 root 0 -20 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 kpsmoused
914 root 20 0 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 khubd
920 root 0 -20 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 ata_sff
995 root 16 -4 2296 728 384 S 0.0 0.3 0:00.36 udevd
1048 root 18 -2 2292 640 304 S 0.0 0.3 0:00.00 udevd
1053 root 18 -2 2292 624 288 S 0.0 0.2 0:00.00 udevd
1571 daemon 20 0 1844 484 396 S 0.0 0.2 0:00.00 portmap
1583 sshd 20 0 1976 788 652 S 0.0 0.3 0:00.00 rpc.statd
1665 root 20 0 1728 384 312 S 0.0 0.2 0:00.02 klogd
1688 messageb 20 0 2616 640 456 S 0.0 0.3 0:00.00 dbus-daemon
1724 avahi 20 0 2876 1244 1044 S 0.0 0.5 0:00.59 avahi-daemon
1725 avahi 20 0 2876 408 212 S 0.0 0.2 0:00.00 avahi-daemon
1760 root 20 0 5452 940 548 S 0.0 0.4 0:00.00 sshd
1788 root 20 0 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 nfsv4.0-svc
1811 root -2 0 1776 1768 1452 S 0.0 0.7 0:00.28 watchdog
1818 root 20 0 1744 524 448 S 0.0 0.2 0:00.00 getty
1820 root 20 0 8216 2828 2304 S 0.0 1.1 0:01.26 sshd
1823 root 20 0 4636 3328 1372 S 0.0 1.3 0:02.07 bash
2062 root -2 0 0 0 0 Z 0.0 0.0 0:00.00 watchdog
cat /proc/asound/card1/stream0 の結果が以下です。
FOSTEX 32bit DAC at usb-0000:00:0f.4-1, full speed : USB Audio
Playback:
Status: Running
Interface = 3
Altset = 2
URBs = 3 [ 8 8 8 ]
Packet Size = 582
Momentary freq = 96000 Hz (0x60.0000)
Interface 3
Altset 1
Format: S16_LE
Channels: 2
Endpoint: 3 OUT (ADAPTIVE)
Rates: 96000
Interface 3
Altset 2
Format: S24_3LE
Channels: 2
Endpoint: 3 OUT (ADAPTIVE)
Rates: 96000
失礼致しました。
先程のtopコマンドの表示結果ですが、表示タイミングのズレが
有る様で、
top ? 10:10:24 up 43 min, 1 user, load average: 0.68, 0.83, 0.58
Tasks: 38 total, 1 running, 36 sleeping, 0 stopped, 1 zombie
Cpu(s): 25.6%us, 0.5%sy, 0.0%ni, 73.7%id, 0.1%wa, 0.0%hi, 0.1%si, 0.0%st
の部分の Cpu(s): 25.6%us の部分は殆どのタイミングで
MPDの使用率とほぼ一致しています。
先程コピーした際に 25.6% になって居ましたが、MPDの使用率と常にほぼ一致しています。
また、使用環境を記述するのを忘れてしまいました。
USB DAC は FOSTEX HP-A3 です。
実は Voyage MPD を試したくて、kit 導入前にCore2 Duo マシンで使い始めたDACです。
kitにそのまま流用しましたので、条件は Core2の時と同じです。
やっぱり異常なんですね、この値は……。
音飛びして居ない時は物凄く綺麗な音なんですが、何とか改善したいです。
ご助言、賜りたいと存じます。
えーと、確かtopコマンドの見方から言うと、システム全体のCPUの使用率は3行目の値を見るのではなかったでしょうか?
Cpu(s): 25.6%us, 0.5%sy, 0.0%ni, 73.7%id, 0.1%wa, 0.0%hi, 0.1%si, 0.0%st
違ったかな?(^^;
これを見ると、システム全体での使用率は25%程度で、75%程度がアイドル状態だといっているように思います。
あと、個々のプロセスの状況なのですが、問題のMPDは
PID USER PR NI VIRT RES SHR S %CPU %MEM TIME+ COMMAND
1766 mpd 20 0 61588 8356 2344 S 78.1 3.3 11:14.17 mpd
となっていますね。
プロセスの状態は「S」ですからスリープ状態ですね。何故かは分かりませんが、MPDは音楽を再生している間もずっとスリープ状態と表示されるようですね。ただし、CPUを78.1%ということで、全体の使用率を超える値が表示されるのが不思議ですね。この辺りの原因はすぐには思い浮かびません。
とはいえ、この数値を見る限りは何か悪さをしているプロセスがあってCPUを食いつぶしていると言うことはないようです。
と言うことは、あまり聞いたことのない話ですが、「FOSTEX HP-A3」との相性が悪いのでしょうかね?
それともう一つ気になったのは、MPDの実行時間が「11:14.17」ということで凄い時間になっていることです。個人的には、こんなに長時間にわたってMPDを動かし続けたことはありません。
Voyage MPDを一度再起動してもすぐにこのような使用率になるのでしょうか?もしも、最初は大丈夫でも長時間動作させ続けるとCPUを食いつぶすようなバグが潜んでいるのでしょうか?
どうも私の知恵では、なかなか原因を探り当てるのは難しいようですね。
こんにちは
/etc/mpd.conf
で96kに固定するように記述されていませんか。
昔のことなので記憶は曖昧ですが、192kに固定してアップサンプリングを試した時は確か使用率が90%を超えました。
mpd.confが下記の様になっていれば強制的に96kにアップサンプリング処理を行ってしまいます。
# An example of an ALSA output:
#
audio_output {
type “alsa”
name “My ALSA Device”
device “hw:0,0” # optional
format “96000:16:2” # optional
#mixer_device “default” # optional
#mixer_control “PCM” # optional
#mixer_index “0” # optional
}
早々にありがとうございます。
> えーと、確かtopコマンドの見方から言うと、システム全体のCPUの使用率は3行目の値を見るのではなかったでしょうか?
おっしゃる通りですね。
ただ、表示タイミングでこの様になります。
通常は、3行目のCPU使用率と、MPDの使用率がほぼ同じになります。
Cpu(s): 88.6%us, 1.3%sy, 0.0%ni, 10.1%id, 0.0%wa, 0.0%hi, 0.0%si, 0.0%st
Mem: 255344k total, 63132k used, 192212k free, 820k buffers
Swap: 0k total, 0k used, 0k free, 40988k cached
PID USER PR NI VIRT RES SHR S %CPU %MEM TIME+ COMMAND
1766 mpd 20 0 61892 9416 2896 S 88.6 3.7 77:08.42 mpd
こんな感じです。
そう言えば、 S になって居ますね。
今気づきました。
ただ、この状態で、 Lin を再生して居るんです。
これもおかしいですよね?
DACは実はどうしても欲しい機種がずっと入手不可で、それなら、と、
お試し用に HP-A3 を導入した次第です。
相性でしょうか。
早く本命DACを手に入れなければ….。
>DACは実はどうしても欲しい機種がずっと入手不可で、それなら、と、
お試し用に HP-A3 を導入した次第です。
相性でしょうか。
いえいえ、これは限りなく可能性は低いと思っています。
Phoeniciaさんが指摘されている「/etc/mpd.conf」の設定はどうでしょうか。
確かに、強制的にアップコンバートするようになっているとかなりの負荷がかかることは容易に想像されます。
Phoenicia様、ご助言ありがとうございます。
> 昔のことなので記憶は曖昧ですが、192kに固定してアップサンプリングを試した時は確か使用率が90%を超えました。
をを、まさに、その状態でしょうか。
> mpd.confが下記の様になっていれば強制的に96kにアップサンプリング処理を行ってしまいます。
はい、私ももしかして、と再確認さいましたが、ご指摘の部分は、以下の通りにして居ます。
(format行をコメントアウト)
audio_output {
type “alsa”
name “My ALSA Device”
# device “hw:0,0” # optional
device “hw:1,0” # optional
# format “44100:16:2” # optional
# mixer_device “default” # optional
# mixer_control “PCM” # optional
# mixer_index “0” # optional
}
ただ、先程も添付しましたが、
cat /proc/asound/card1/stream0
の結果は、
FOSTEX 32bit DAC at usb-0000:00:0f.4-1, full speed : USB Audio
Playback:
Status: Running
Interface = 3
Altset = 2
URBs = 3 [ 8 8 8 ]
Packet Size = 582
Momentary freq = 96000 Hz (0x60.0000)
Interface 3
Altset 1
Format: S16_LE
Channels: 2
Endpoint: 3 OUT (ADAPTIVE)
Rates: 96000
Interface 3
Altset 2
Format: S24_3LE
Channels: 2
Endpoint: 3 OUT (ADAPTIVE)
Rates: 96000
ですので、やはり、96kにして居るんでしょうね。
これが原因でしょうか….。
やはり相性ですか。
ユング君様、早々にありがとうございます。
> いえいえ、これは限りなく可能性は低いと思っています。
だと良いのですが….。
Phoeniciaさんが指摘されている「/etc/mpd.conf」の設定はどうでしょうか。
はい、問題の部分は、最初からコメントアウトして有ります。
DACが悪さをして居るのでしょうね。
96Kを要求して居る、とか…..。
フォーマット行がコメントアウトされていれば、ファイルのサンプリング周波数に従って自動的に出力されるはずです。
「FOSTEX HP-A3」に関する表示は96Kまで対応しているので、そこまでのハイレゾ音源ならば問題なく再生できると言うことを示しているだけです。当然の事ながら、44.1KのWAVEファイルならば、44.1Kで出力されますから、「FOSTEX HP-A3」がMPDに対して強制的にアップコンバートを強いていると言うことはありません。
おかしいですね?
他に何が考えられるのでしょうか?
ユング君様、ご助言に対する返信を一部忘れてしましました。
mpdの稼働時間ですが、私はほぼ終日 Lin Radio Classics 等々を
ずっと視聴して居ます。
その間、と言うか、ほぼ再起動しない限りそのまま稼働して居ます。
(何日も再起動しない事も有ります)
ただ、この部分も、再起動した直後もCPU使用率は変わらず大体75%以上になります。
長時間稼動、が原因では無い様です。
ますます、DAC原因説が濃厚になって来ましたですね。
Ratesに96000しか出てないので、44100や48000は再生不能ですね。
と言うことはDACが96000を要求しているように見えます。
因みに今再生している最中のDACでは
Rates: 44100, 48000, 96000, 192000, 88200, 176400
となっています。
Phoenicia様、ご助言、ありがとうございます。
> Ratesに96000しか出てないので、44100や48000は再生不能ですね。
> と言うことはDACが96000を要求しているように見えます。
ですか。
やはり、DACが犯人ですか。
> Rates: 44100, 48000, 96000, 192000, 88200, 176400
皆さん、その様に記述されて居られるので、 96000 だけ、
はおかしいな、とは思って居りました。
こうなりますと、 MPD側ではどうにもならないのですね…..。
本命DACを入手して試して見るしか無いですね。
早々のご助言、ありがとうございました。
ダメ元ですが
mpd.confで強制的に44100にしてみたらどうなりますか。
# format “44100:16:2″ # optional
の行頭コメントを外すだけです。
なるほど、こういう仕様で「一枚基盤」の「starter kit」とは相性が悪くなるDACがこの世に存在するんですね。
この辺りも、今後はDACを購入するときのチェックポイントになりそうですね。
でも、できれば、アップコンバートはPC側ではなくて、自分の方でやるような仕様くらいにはしておいて欲しいですね。
Phoeniciaさん、いつもいつもありがとうございます。
私もいい勉強になりました。
Phoenicia様、ご助言、ありがとうございます。
早々にやって見ました。
結果、変わりませんでした。
また、
cat /proc/asound/card1/stream0
の結果も全く変わらず、一番下に添付致しましたが、
96000のままです。
これはやはりDACの仕業でしょうか。
そんな事が有るんですかねぇ……。
参りました。
top – 12:32:06 up 3:05, 1 user, load average: 0.22, 0.06, 0.10
Tasks: 38 total, 1 running, 37 sleeping, 0 stopped, 0 zombie
Cpu(s): 87.5%us, 1.0%sy, 0.0%ni, 11.5%id, 0.0%wa, 0.0%hi, 0.0%si, 0.0%st
Mem: 255344k total, 62688k used, 192656k free, 828k buffers
Swap: 0k total, 0k used, 0k free, 41100k cached
PID USER PR NI VIRT RES SHR S %CPU %MEM TIME+ COMMAND
2669 mpd 20 0 61360 8236 2320 S 87.3 3.2 0:13.38 mpd
cat /proc/asound/card1/stream0
FOSTEX 32bit DAC at usb-0000:00:0f.4-1, full speed : USB Audio
Playback:
Status: Running
Interface = 3
Altset = 1
URBs = 3 [ 8 8 8 ]
Packet Size = 388
Momentary freq = 96000 Hz (0x60.0000)
Interface 3
Altset 1
Format: S16_LE
Channels: 2
Endpoint: 3 OUT (ADAPTIVE)
Rates: 96000
Interface 3
Altset 2
Format: S24_3LE
Channels: 2
Endpoint: 3 OUT (ADAPTIVE)
Rates: 96000
ユング君様、Phoenicia様、本当にありがとうございました。
お陰様で、モヤモヤが晴れました。
> なるほど、こういう仕様で「一枚基盤」の「starter kit」とは相性が悪くなるDACがこの世に存在するんですね。
全く思いもしませんでしたが、そう言う事なんですね。
> この辺りも、今後はDACを購入するときのチェックポイントになりそうですね。
まさしく、その様ですね。
しかし、余計にDAC選択が難しくなりました……。
>しかし、余計にDAC選択が難しくなりました……。
メーカーのページに行ってもう少し調べてみました。
http://www.fostex.jp/products/HP-A3/
そうすると、インターフェースはUSB フルスピードとなっていますので、「USB 1.1」にしか対応していないようです。そして、フォーマットはS/PDIF(32kHz 〜 96kHz)となっています。
残念ながら詳しい技術的な情報はなかったのですが、ここから想像できることは、このような仕様のDACを接続されると、Voyage MPDは32kHzの整数倍しか認識しないようになっている・・・みたいと言うことです。
どうやら古い機器である故の問題のように思います。
それと比べれば、昨今のDACは基本的に「USB Audio Class 2」に対応しています。(対応していないものもありますが・・・)そう言う機器ならば、何の問題もなくVoyage MPDに接続できます。
新しいDACを購入されるときは、少なくともそのあたりだけはチェックされればいかがでしょう。
ユング君様、ご助言、ありがとうございます。
わざわざ調べて頂いてありがとうございます。
納得致しました。
お試し用で、良かったです。
> USB Audio Class 2
に関しましては、本命DACの条件として確認はして居ます。
本命DAC入手しましたら、動作確認して、又ご報告致します。
危うく starter kit を諦める所でした。
ありがとうございました。
と、ここまで書きまして、 DDCも導入予定でした。
と、言う事は、DDCの条件として、考慮しなければなりませんね。
因みに、DDCの候補は、audiophilleo です。
導入しましたらご報告致します。
ONKYOはND-S1で、実際には44.1kであるにもかかわらず、チャネルステータスには48kにフラグを立てて出すという前科がありますからね。
これは仕様であるとの見解だったようですが...
何にしても、お試し用で助かりましたね。
Phoenicia様、ありがとうございました。
> ONKYOはND-S1で、実際には44.1kであるにもかかわらず、チャネルステータスには48kにフラグを立てて出すという前科がありますからね。
成る程、結構有るんですね、似た様な事が….。
> 何にしても、お試し用で助かりましたね。
はい、本当に。
丁度欲しかったDACが在庫切れで手に入らなかったので、
直ぐ試したい衝動を抑えきれず、とりあえず、のお試し用でした。
PCで聴いて居る分には、PC内蔵のサウンドカード等、比べ様も無い程の良い音だったので、これは良い買い物をした、と喜んで居りました。
こんな罠が有るとは…..。
でも、おっしゃる様に、良かったです。
今回の件で非常に勉強になりました。
お陰様で抑えるべきポイントが明確になった気がします。
DDCも導入予定でしたので、導入しましたらまたご報告致します。
ありがとうございました。
とても活発なディスカッション、興味深く読ませていただきました。
DAC選定のポイントもわかり、参考になります。
ところで、その中でちょっと気になった点があったので質問させてください。
私もVoyage-MPD starter kitを使っています。
ユング君さんのブログに従って、シャットダウンしても大丈夫なように、
再起動時にデータベースを勝手に参照しに行くように設定しました。
しかし、その後停電でもない限り、自分でstarter kitをシャット
ダウンすることはせず、かれこれ数カ月間つけっぱなしです。
(ひとえに無精のせいでしょう)
hiroさんの報告にあるような音切れも今のところ起こしていませんし、
快適なので、そのことを気に留めずにいました。
また今回の問題も、つけっぱなしが原因ではなさそうだということですね。
でも別の理由からでも、こまめに電源をON-OFFした方がよいでしょうか?
KIF1208様、こんにちは。
まだ1ヶ月程しか稼働させて居りませんが、Linuxを仕事でも使って参りましたので、その観点からの私観を書かせて頂きます。
連続稼動で問題になりそうな事は、大きく分けて、
1. 連続稼動による構成部材の劣化
2. OS、及びソフトウェアの連続稼動によるエラー
(熱暴走も含む)
の2点だろうと思います。
1. はHDD等を搭載して居れば、モータ等の回転部分は当然設計寿命が
有る筈で、回転させ続ければいつかこの寿命がやって来ます。
(昨今のHDDでは考慮しなくても良い程の設計寿命ですが…)
starter kit にはHDDが有りませんので、モータ等回転部分の寿命は
考えなくても良いですよね。
また、コンデンサ等々も寿命が有りますが、starter kit は元々組み込み用のハードですから、この点も十分考慮された部材が使用されて居る、
と考えても良いのでは?と思います。
また、既にご確認済みかと思いますが、これも組み込み用ハード、
と言う事が大いにプラスになって居ると思いますが、
連続稼動による熱も気にしなければならない程は上がりませんよね。
熱暴走もまず考慮しなくても良い。
そうすると、上記の 1. はまず問題無い、と考えられないでしょうか?
次に、2. ですが、連続稼動によって何処が、何が、変化するか?
を考慮すれば良いのでは、と思います。
一つ、大きな変化として、Linuxは稼働中に消費メモリーが増大します。
特に大きな作業をさせなくても、徐々に消費メモリーが増大します。
これは、ssh等で starter kit の消費メモリーを観察すると判ります。
この事によって、影響を受けるプログラムは当然出て来る筈ですね。
mpdも恐らく影響を受けるかと思います。
ただ、まだ導入して1ヶ月程ですが、再起動は数回しか行なって居ません。
更に長期間の経験談は先輩諸氏に実際の所を伺いたいと思いますが、
私の1ヶ月間の使用では音に影響が出る程の事は有りませんでした。
(CPUの使用率の問題は別として…)
と言う事で、連続稼動は音に影響が出る、もしくは、
動作が挙動不審になる、等の影響が出なければ特に稼働時間を意識する必要は無いのでは、と思います。
仕事でもLinuxマシンは年中無休ほぼ365日、何も無ければ連続稼動させて居ます。
むしろ、再起動時の各部材に対する負荷等の影響の方が気になりますので、逆に、問題が無い限り再起動はしません。
Windows マシンの様に時々再起動しないと不安定になる、等と言う事も
まず有りません。
starter kit は稼働による熱も低いですし、回転部材も有りませんので、
殆ど来になさる事は無いのでは、と思います。
あくまでも私観ですので、
もっと長期間使用されて居られる先輩諸氏の経験上、それは違うぞ、
と言う事が有りましたら、ぜひご指摘下さい。
こんにちは。
参考になれば良いのですが。
一年以上前に、DAC FOSTEX HP-A7と A3をお借りして、foobar2000で24bit/96kHz再生をしたことがあります。
このとき、HP-A7は、16/44.1や 24/96 ほかの音源を再生出来ましたが、HP-A3は、何故か24/96kHzのみ?の再生でした。WIN のサウンドプロパティ画面を見ると何故か24bit/96kHzしか表示されていませんでした。
メーカーに問い合わせすると、強制的にアップサンプリンしている様な事?を言っていた気がします。
(所々、記憶が薄れていてすいません。)
FOSTEXとONKYOを取り違ってしまい変なコメントになってしまいました。
すみません。
mac mini様、貴重な情報をありがとうございます。
やはり、そう言う事だったんですね。
HP-A3曲者でしたね。
まだ他にも同様なDAC,DDC が有るのでしょうね。
とても参考になりました。
ありがとうございました。
Phoenicia 様、
> FOSTEXとONKYOを取り違ってしまい変なコメントになってしまいました。
すみません。
とんでも有りません。
一連のご助言、とても有用でした。
PCオーディオ、まだまだ知らない、判らない事が沢山有りますね。
今後共、ご指導、宜しくお願い致します。
ユング君様のこのサイトはいつも有用な情報と、
ユング君様の斬新な切り口の情報が多く、
又、本当に素晴らしいメンバーの方々が居られて、
とても心強いです。
ユング君様、メンバーの皆様、これからもこれからも宜しくお願い致します。
hiroさん
ありがとうございます。
機械的な稼動部がないので、連続運転しても問題ないと
思っていましたが、消費メモリーが増加するという点は、
盲点でした。
そういえば、windows PCでもスリープを繰り返していると
動作が遅くなることもありますから。
週末には切るようにしてみようかなと思います。
ありがとうございました。
KIF1208様
> ありがとうございます。
とんでも有りません。
日々Linuxと格闘して居りますので……。
多少ですが、理解の理の字程度です。
> 消費メモリーが増加するという点は、
盲点でした。
そうなんです、放っておいても少しづつ消費が増えて行きますよね。
私は日頃の習慣で、ssh経由で init 0 とかshutdown -h now とかやりますので、面倒も有って、滅多に落としませんが、週一、毎日、とか決めて停止されるのも良いですよね。
yungさま hiroさま こんにちは
ご議論を拝読していました。
私の状況はご参考になるのでしょうか。
常時電源入れっぱなし3週間以上使用中。 異常なし。
構成:alix3d2/Ver.080 チューニングなし。
USBDAC:onkyo seu33gx (USB1.0)
音源データ:USBメモリー16GB、すべてFLACです。
NASにCD600枚ほどもありますが、・・基本OFF
もっぱらお好みをUSBメモリー(CD30枚ほど)に入れて聞いています。
常時電源入れっぱなし3週間以上使用中。
TOPの表示は
CPU% 曲間で0.7% 再生中で5?6%程度
メモリーはUSED:250MB、 FREE:4MB CASH:226MB
それでも「メモリー不足の支障なく」再生しています。
稀(月に1回程度)に、24bit/96khz もPC(サーバー扱い)経由で聴きますがうまくいっています。
枯れたUSBDACは負荷が軽い?
USBメモリー(少量CDデータ)は負荷が軽い?
音質は?ですが、・・・・
TOPの表示について
CPUがひとつの場合、RUN状態(動作中)のプロセスは必ず1つです。
TOPが各プロセスの状態を取得するときに動作しているプロセスは
TOPなのでTOPの状態はRUNでその他のプロセスはsleepになります。
yanさん、ありがとうございます。
これで、TOPコマンドで何故にMPDがスリープと表示されるのか分かりました。
でも、そんな仕様だと、「プロセスの状態」に関する表示はほとんど意味を成さないですね。
ユングさん
>でも、そんな仕様だと、「プロセスの状態」に関する表示はほとんど意味を成さないですね
多分作った人も作ってから気がついた… 分けないですよね。
マルチコアが主流の現在になってやっと意味を持つようになりました。