高音質配信サイト

“FLAC is a lossless encoding of WAV-files derived directly from our production original used for the SACD.”

High Resolution Music DOWNLOAD services

オーディオインターフェースに関してはお小遣いが尽きたのでグレードアップは見送り・・・なんて書きましたが、どうも心の底に、今使ってる機器はどうなってもいい・・・などというけしからぬ思いが潜在していたようです。その結果、
「どうなってもいい」×「それでも音質をあげたい」=「あれこれいじり回して壊してしまう」
という公式が見事にあてはまってしまいました。(^^;
何をいじっていたかは秘密にしておきますが・・・。

そこで、景気低迷に苦しむ日本経済を救うためにも、実に手際よく「RME – Fireface 400」を注文してしまいました。

さて、このPCオーディオの王道とも言うべきインターフェースの性能については日を改めて詳しく報告したいと思いますが、本日のテーマは、このインターフェースの性能を突き詰めるために、高音質の音楽ファイルを探していて発見したサイトについてです。

音楽配信は少しずつ軌道に乗りつつあるようですが、その大部分はAACやWMAなどの圧縮ファイルで配信されています。こんなものをダウンロードしても何の意味ありません。できれば、「96kHz/24bit」の高音質ファイルはないものかと探していたわけです。
もちろん、お金を出せば、e-onkyo musicから買えるのは知ってはいたのですが、このネットの時代にどこかに落ちているはずだと必死で探し回って見つけ出しました。

もちろん、「44.1kHz/16bit」や「48kHz/24bit」をアップサンプリングしたものではなくて、なんと正真正銘、「192kHz/32bit」で録音した音源なのです。
残念ながら、DACの方が192KHzに対応していないので「96kHz/24bit」に落とし込んだ!!!方をダウンロードして聞いてみました。

アップされている音源は
・W.A.Mozart:Violin concerto in D major (KV 218) – Allegro
・L. v. Beethoven:Sonate 32 – Maestoso
・B.Britten: Simple Symphony, Op. 4 – Boisterous Bourree
・J. Haydn: String Quartet in D, Op. 76, No. 5 – Finale – Presto
・A. Vivaldi: Recitative and Aria from Cantata RV 679, “Che giova il sospirar, povero core”
という有名なクラシック音源と、
・Ola Gjeilo:North Country II
・Organ Improvisata
です。

Ola Gjeiloと言う人は今回初めて知ったのですが、実に素晴らしい音楽で感じ入ってしまいました。CDも出ているようです。(当然ですね、「from our production original used for the SACD」と言ってるんですから)
Stone Rose [Hybrid SACD]

PCオーディオの世界をやっていると、「44.1kHz/16bit」という入れ物でもこれだけの音楽が入っているのかと驚かされる毎日なのですが、そのポテンシャルで「96kHz/24bit」を再生すると、これは唖然とするしかありません。
アップしてある音源は、単なる音質チェックのサンプルではなくて、音楽としても十分に優れた演奏になっています。
是非とも一度は訪れて、「96kHz/24bit」の世界を確認してください。

なお、このサイトでは非圧縮のWAVEだけでなく、ロスレスのFLACでも配信しています。
FLACの変換プログラムを使えば簡単に元のwaveに変換できますから、ダウンロードはこちらの方を選んだ方が時間が短縮できます。それでも、1時間程度はかかりますので、気長に落としてください。

ユング君のサイトでも、ボチボチ人気の音源はロスレスのFLACでも配信しようかな?