TGメタルで振動対策・・・やはり!

TGメタルは結局インゴットではなくてプレートのものを注文しました。

tg1

4枚1セットで7350円は高いのか安いのかは分かりませんが、届いてみると、小さな箱からは信じがたいほどの「重さ」です。プレート1枚の重さは2.5?ですから、全体の重さは約10?になります。しかし箱の方は20?(縦)×10?(横)×10?(高さ)と言う小ささ。宅配で届いたときは家人しかいなかったのですが、その大きさと重さのあまりの不似合いに、「爆弾でも送りつけられたのか!」とびびったそうです。
それにしても、自分の夫がそんな「恨み」を買うような人間だと思っていたのでしょうか(^^;;?
しかしまあ、通常の生活では絶対に出会わないような「大きさ」と「重さ」の関係を持った代物であることは事実のようです。

さて、これをどう使おうかとあれこれ試行錯誤した結果、最終的には全部使うことに決定。
まず2枚を横に並べてその上に「外付け型のPremium2」を設置し、残りの2枚は天板に重ねて重しにしました。
tg_2

さて、その結果ですが、やはり「思った通り」でした。
前回、こんな風に書きました。
「もう少しシビアに聞き込んでいくと、この「艶やか」という部分が、どうも振動を十分に吸収し切れていないことから来る「付加」の可能性が否定しきれません。と言うのは、管弦楽曲などを再生させると、ちょっと艶がのりすぎているような感じがするからです。」

まさに、ビンゴで、艶がのりすぎている・・・の「すぎている」部分がきれいに取れました。
オケなどでは、艶がのりすぎて細部の見通しが悪かった部分が実にすっきりしました。しかし、リッピングしたファイルを再生したときには感じられない「艶やかさ」は失っていませんから、実に上々の出来です。
その意味では、リッピング→デジタル的で、ストリーミング→アナログ的という雰囲気は変わりませんが、明らかにアナログのレベルが上がったことは間違いありません。

実は、今回、対策としてはケーブルがメインで、鉛のプレートはサブのつもりでした。つまり、期待していたのはケーブルの方だったのですが、すでにサブの振動対策でこれほどの「成果」が出るとは驚きです。
ケーブルの方は入荷に時間がかかっているようなのですが、これが届くと両者の合わせ技でどこまで「伸びる」のか、実に楽しみです。

早く届かないかな・・・!


1 comment for “TGメタルで振動対策・・・やはり!

  1. 2009年7月31日 at 12:01 AM

    今晩は。

    私も、鉛のインゴッド、プレート、テープなどは使うのですが、
    そのままでは、
    鉛そのものの持つ響きが、再生音にわずかですが含まれてきて、高域が変に華やかになる感じがします。

    また、鉛の持つ響きで、やや音像が膨らむため、
    私は、できれば鉛の響きを他の防振材で抑えてから使った方が、音像がスッキリして音の分離・透明度が高くなるように思います。

    鉛だけでも、かなり効果はあると思うのですが、
    私は、鉛の、あの独特の高域の音は好きになれず、いつも他の防振材(オトナシートなど)を貼って使っています。

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