待ちに待っていたケーブルがついに到着しました。
ワイヤーワールド オーディオグレードUSBケーブル(3.0m) USB/3.0
「Premium2」はPCのすぐ横に置いていますので、長さは1mのものを注文しました。当然のことですが、こういうケーブル類は短ければ短い方がGoodです。
早速にケーブルを交換して音出しをしてみましたが、これは予想通りに大幅な変化です。以前、モンスターケーブルを使ったときもはっきりと一線を画すほどの効果があったので期待はしていました。音の変化はひと言で言えば、音の芯がしっかりして腰が落ちた感じになり、明らかに情報量がグッと増えていることが分かります。ストリ?ミング再生とリッピング再生の一番大きな差はこの情報量ですから、この変化は実に喜ばしい事だと言えます。
こうなると、リッピングしたファイルを再生するのと、ストリーミングで再生するのとでは、よほど注意して聞かないとその差は分からないレベルにまで到達します。なるほど、これで「Premium2」の電源を強化すれば、何の対策も施さないリッピング再生を上回る・・・と言うこともあるのかもしれません。
しかし、ここで一つの考えが閃いてしまいました。
もしも、このケーブルを使い、振動対策も行った状態でリッピングすれば、リッピング再生の音も変わるのではないか?という疑問です。
実験は簡単です。以前にリッピング済みのファイルをこの対策済みの状態でもう一度リッピングして比較すればいいのです。
1.対策をしていない状態でリッピングしたファイルを再生
2.対策済みの状態でリッピングしたファイルを再生
3.ストリーミングで再生
結果は、(2)の「対策済みの状態でリッピングしたファイルを再生」したときが明らかにGoodでした。明らかに(1)の「対策をしていない状態でリッピングしたファイルを再生」したときとは一線を画していますし、これならば、ストリーミング再生に対してはっきりとしたアドバンテージは主張できそうです。
つまり、振動を抑え込んで、ケーブルもそれなりのものを奢ってやれば、リッピングしたファイルのクオリティも上がるようなのです。理屈から考えると、デジタルの世界でこんな「違い」が発生することは考えにくいのですが、明らかに「差」が存在するように思えます。
もっとも、せっかくお金をはたいて対策を施したんだから差が出ないと困ると言う「先入観」が判断を曇らせている可能性はありますし、私自身もその様なバイアスがかかっていないと言い切る自信はありません。ですから、違いが出ると断言するにはもう少し聞き込んでみる必要はあるでしょう。
でも、こういう部分であれこれ楽しめるのがPCオーディオの楽しさであることは事実です。
今までは全くのブラックボックスで、素人には手も足も出なかったデジタルの世界に、こういう「趣味性」が蘇ることは嬉しい限りです。
あと2週間ほど聞き込んでみて、最終的なレポートをしたいと思います。
今晩は。
……何が違っているのか不思議ですが、
そのようなことも、ありそうな気もします。
リッピングして、ハードディスクに入れておられるのなら、
ハードディスクも、防振をするかしないかでかなり音が違ってきますので、
やってみると、面白いと思います。
防振対策済みのPremium2→防振対策済みのHDとリッピング、その防振対策済みのHDよりの再生が、
最強???(になるのかな??)
やってみないと、分かりませんけども…。