PC起動時にHDをマウントする方法

前回は、コマンドラインからHDをマウントする方法を紹介しました。
よく、OSがHDを認識しているのに、どうして「マウントできません」といわれて操作できないのでしょう?と聞かれるのですが、「認識している=マウントしている」ではないことに留意して下さい。もちろん、認識もしていなければマウントのしようもありませんが、認識しているからと言ってマウントされているとは限りません。最近は、オートマウントとかスーパーマウントとか言って、CDドライブやUSB接続のデバイスは自動的に認識してマウントしてくれるようになってきているので、このあたりが曖昧になっているようです。しかし、自動的にマウントしてくれないデバイスもありますので、そんなときはコマンドラインからマウントするように命令をださないといけません。
コマンドライン端末は、実行した命令文を履歴として覚えていますので、一度正確に実行すれば次はキーボードの矢印キー(↓や↑)で再現できます。ですから、PCを起動するたびにその命令を実行するのはそれほど大変ではないのですが、それでも面倒なことは面倒です。
そこで、今回は、できればPC起動時にHDをマウントする方法を紹介しておきます。

「/etc/fstab」を編集する

「場所」ー「コンピューター」ー「ファイルシステム」ー「etc」を開きます。この「etc」フォルダというのは、いろんな設定ファイルが収められているフォルダで、この中の「fstab」というファイルをテキストエディタで開きます。
自分でいじっていなければ、普通は以下のようになっていることが一般的です。

LABEL=/ / ext3 defaults 1 1
LABEL=/boot /boot ext3 defaults 1 2
none /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0
none /proc proc defaults 0 0
none /dev/shm tmpfs defaults 0 0
/dev/hda8 swap swap defaults 0 0

ここに、以下のように追記します。

「mount /dev/sdb1 -t ntfs -w /music」でマウントできたならば、

/dev/sdb1 /music ntfs w 0 0

「mount /dev/sdb1 -t vfat -w /music」でマウントできたならば、

/dev/sdb1 /music vfat w 0 0

これで、再起動すればおそらく立ち上がった時点でHDはマウントされているはずですので、以後はこの問題に悩まされることはなくなるでしょう。
ちなみに、再起動しなくても、コマンドライン端末から「mount -a」とすれば、「fstab」の記述を読み込んでマウントしますので、それでうまくマウントされているかどうかを確認することもできます。


1 comment for “PC起動時にHDをマウントする方法

  1. 2010年5月31日 at 7:45 PM

    ありがとうございます。

    Vineのコマンド入力に挑戦してみましたが、不勉強のため残念ながら断念。

    試しにUbuntu10.4をインストールしてみました。こちらは何も設定しなくても内蔵s?ata接続HDDを認識し、そして運用することが出来ました、もちろん内蔵ide接続CDドライブ プレクスタープレミアム2の方も同様です。また、USB接続オーディオインターフェイス ブラボーも問題ありません。

    音の感想はこれから聞いてみることにしますが、インストール時の設定に於いてUbuntuの方はVineに比べるとカスタム設定が出来ず、音楽再生に特化した軽量OSを作るという目的からは少し離れるようです。でも、ウインドウズ系の7やビスタなどの新OSなどに比べるとCD1枚で全てインストール出来ましたが。

    まだ、Vineにも軽量OSとしての魅力が在り、まだまだ未練がありますので再挑戦してみたいと思っています。それには勉強ですね。

    それでは失礼いたします。

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