難波の方に出向く用事があったので、某大手量販店で電源ケーブルを買い込んできました。
Google先生に聞いてみると、電源ケーブルを替えるとかなり幸せになれるような事が書いてあったからです。
「fireface400の電源強化」のためにエルサウンドの「汎用アナログ電源」を導入したことは前回報告したのですが、電源ケーブルの方はその辺に転がっていたケーブルを流用していました。さすがにこれではまずいだろうと思っていたので、その「某大手量販店」を覗いてみる気になったのです。このお店に顔を出すのは初めてなのですが、オーディオ関連の品揃えが意外と多くて驚いてしまいました。さらに、店内は整理されて分かりやすいうえに、トイレは近くの高島屋と比べても遜色がないほどにきれいなのですから、「こりゃぁ、日本橋も終わりだな!」と思わずにはおれませんでした。
おそらく、細かいパーツ類が必要な人以外は、この量販店ですべて用が済みそうな気配です。
ただ、PCオーディオ関係の品揃えが今ひとつ充実していないので(これは日本橋の老舗店舗でも同様ですが・・・)、そのあたりをもっと充実させれば幸せになれるよと店員さん声をかけると(余計なお節介・・・だな^^;)、その店員さんは「パソコンなんて電磁波ノイズの嵐だから音楽再生なんかにはむかないですよ!」などと原始人のようなことをのたまっていました。残念ながら、オーディオ部門の店員の意識はこの「某大手量販店」をもってしても変化していないようです。
閑話休題。
と言うわけで、買い込んできたのはaudio-technica パワーケーブル AT-PC1000/2.0です。
現在電源タップとして使っているのがタスカムの「AV-P25RMKII」という2ピンのものなので選択肢はこれしかありませんでした。
早速、ケーブルを交換して「効果」のほどを確認してみました。
効果のほどは、電源を交換したときのような「劇的」な変化はありませんでしたが、その変化の方向をしっかりとサポートするような方向での「効果」は確認できました。バックグラウンドの静けさがより高まり、低域方向の力強さと太さが増したことは間違いありません。
ただし、「汎用アナログ電源」(16000円)と「電源ケーブル」(9700円)のコストと効果を比較すると、圧倒的に「汎用アナログ電源」の方がコストパフォーマンスは高いです。
やはり、電源の交換は「必須」、ケーブルの交換は「余裕があれば」、と言うところでしょうか。