もう一つ電源ケーブルを替えてみました。

少しばかり思いついたことがあるので、さらに電源ケーブルを替えてみました。
替えたのはD/Aコンバータの電源ケーブルです。

ユング君はD/Aコンバータにはメインで「BENCHMARK」の「DAC1」と言うのを使っています。

この電源ケーブルを付属のものから、もう少しましなものに替えてみたのです。
今回は「実験」的意味合いが強いので、少しばかりお値段を落としてaudio-technica パワーケーブル AT-PC600/2.0の方を使ってみました。

「AT-PC1000」との違いは、ケーブルの太さと、電源プラグ・コネクタのメッキが金かロジウムかの違いです。

前回、汎用電源のケーブルを替えたときの効果に関してはなんだか奥歯に物の挟まったような書き方をしたのですが、今回は歴然としたほどの効果が確認できました。
やはり、思いついた件は「正解」だったようです。

実は、汎用電源のケーブルを交換したときに、もう少し効果があると思っていたのに、結果はそれほどではなかったので少しばかりがっかりしたのです。
しかし、がっかりしながらも、汎用電源を眺めていて気づいたのは電源からFF400につながるケーブルがピロピロとした感じであまりにも頼りなげだということです。電源タップから汎用電源までのケーブルをいくら上等のものに替えても、その先の電源からFF400までのケーブルがこんなにもピロピロ状態だと、その効果は半減するような気がします。


          ↓
      この線の頼りなさがどうも気になるのです!!

そんなら、そんなピロピロ状態が入らない機器でケーブルを交換したら、電源ケーブル交換の真価がもっと明確になるのではないか・・・、と思いついてD/Aコンバータの電源ケーブルを交換したわけです。そして予想したとおりの効果を確認できたわけです。
ということは、エルサウンドの汎用電源は優れものであることは疑いがありませんが、このピロピロ状態のケーブルを何とかすれば、さらにグレードが上がりそうな風情です。

それから、ついでに、D/Aコンバータの電源ケーブルと汎用電源のケーブルを入れ替えてみました。もちろん、両方とも「AT-PC1000」を使う方がいいのでしょうが、「AT-PC600」との混成部隊なら、上級モデルの「AT-PC1000」をD/Aコンバータ側に使う方が効果がはっきりとあらわれるようです。
いささか貧乏くさい話ではありますが・・・。

<追記>
さらにGoogle先生に聞いてみると、エルサウンドの汎用電源のピロピロ部分は昔は5メートルもあったそうです。そりゃぁ、いくら何でもピロピロが5メートルはまずいだろうと言うことで、とあるユーザーの方が1メートルにしてもらったそうです。結果的にはそちらの方がいいと言うことで、現在はピロピロは1メートルというのが標準になっているそうです。
聞くところによると、エルサウンドは個別の注文にも応じてくれるとのことなので、このピロピロを何とかしたタイプを発注しようかな・・・などと思っております。