「WindowsPC+foobar2000」という再生環境は『極めて劣悪』・・・?
前回の『「D-07X」お買い上げに至るまでの経緯と日本橋のお店巡り記』を読み返してみると、またまた誤解を招きそうな表現に気づきました。(^^;
別に突っ込みがあったわけでもないので放っておいてもいいのですが、考えてみると意外と大事なことかもしれないと思ったので「Windows PCで気楽に音楽再生(3)」として取り上げてみることにしました。
気になったのは、オーディオショップにおけるPCオーディオの再生環境について述べた下りです。
「PCからの再生はどこもかしこも判で押したようにWindowsPCのノートパソコンにfoobar2000という構成でした。お店としては再生ソフトにiTunesやWMPではなくfoobar2000を使っていると言うことでそれなりの配慮はしているという「お印」にしているようですが、PCからの再生環境としては極めて劣悪だと言わざるを得ません。」
これだけを抜き出して呼んでみると、「WindowsPC+foobar2000」という再生環境は『極めて劣悪』と切って捨てているように読めなくもありません・・・って言うか、まさに切って捨てています。
もちろん、限られた文字数の中であれもこれも気を遣って注釈を付けくわえる事はできませんし、逆に文字数を気にせずにいちいち注釈を付けくわえていると、結局は何が言いたいのかがぼやけてしまいます。ですから、ある程度は「言い切って」しまわないと駄目なのですが、それでも「極めて劣悪」の部分は、せめては「あまり望ましくない」程度にとどめておいた方が良かったのかもしれません。
「PCからの再生はどこもかしこも判で押したようにWindowsPCのノートパソコンにfoobar2000という構成でした。お店としては再生ソフトにiTunesやWMPではなくfoobar2000を使っていると言うことでそれなりの配慮はしているという「お印」にしているようですが、PCからの再生環境としてはあまり望ましくないと言わざるを得ません。」
ああ、でもこういう「全方位外交」的な文章は、言いたいことがズバリと伝わらないなぁ。
ホントに文章というのは難しい。
再生ソフトを通してPCオーディオの歴史を振り返ってみれば
以前にも紹介したように、私のサブシステムはWindowsPCを核とした再生環境です。
気合いを入れて音楽を聞きたいときは「Voyage MPD」を核としたメインシステムを使いますが、PCで作業をしながら音楽を聞くときなどはサブシステムを使います。
このサブシステムの再生ソフトは、様々な紆余曲折を経て、現在は「foobar2000」で落ち着きました。
つまりは、上の言い方をそのまま引用すれば、サブシステムの再生環境は『極めて劣悪』なのです。(>_<) いてっ!
もちろん、こんなサイト運営しているのですから、Windows環境で使える再生ソフトに関しては随分たくさんのソフトを試してきました。パッと思い出せるだけでも10種類くらいはすぐにピックアップできます。
そこで、この問題を考える前置きとして、そんな再生ソフトに言及しながら簡単にPCオーディオの歴史を振り返ってみたいと思います。
(1)DAW系のソフト
- Cubase(Lite版)
- Samplitude(Free版)
DAWとはデジタルオーディオワークステーションの略ですね。基本的には単純な再生ソフトではなくて、録音からミキシング、マスタリングまでできるという「音楽のプロ」のためのソフトです。ですから、「聞き専」の人間にとっては「過剰クオリティ」なのですが、音が良いと言うことで一部の熱心な人々が使用していました。
DAW系のソフはとてつもなく高価なので、私が試したのは、Lite版(Cubase)やFree版(Samplitude)なのですが、それでも実にいい音を聞かせてくれました。
(2)波形編集ソフト
- WaveLab(Lite版)
- Audacity
- SoundEngine
これもまた、本来は音楽ファイルの編集用ソフトなのですが、「音が良い」と言うことでいろいろ試してみた時期がありました。この中では、特に「WaveLab」はプロ用ツールなので、フリーで出回っている編集ソフトなどとは一線を画すだけの音の良さを誇っていました。
「Cubase」「Samplitude」「WaveLab」などのソフトは、PCオーディオが広まっていった初期段階で、熱心な先駆者たちが見いだしてきたソフトでした。
その特徴を一言で言えば「どっしりとした厚みを持ちながらもクリアな透明感を失わない」につきます。
WindowsPCを使った初期のPCオーディオでは、CDプレーヤーでは聞くことのできなかった透明感のある世界を手に入れることができたのに対して、その再生音には金属的な固さがつきまといました。この金属的な固さに駄目出しをしてPCオーディオに近づかなかった人々がいる反面、その描き出す透明感のある世界に可能性を感じてのめり込んでいった人々もいたわけです。
そう言う「のめり込んでいった人々」が見いだしてきたのが、本来は単純な再生ソフトではない「DAW系のソフト」や「波形編集ソフト」だったわけです。
それらのソフトは、PCオーディオならではの透明感のある世界を保持しながら、音の厚みで金属的な固さを上手く化粧をして聞かせてくれました。今回、久しぶりにサブシステムで「Cubase」や「WaveLab」で音楽を聞いたのですが、今でも存在価値を失わないクオリティを感じました。
(3)再生ソフト
PCオーディオ黎明期の再生ソフトと言えば、「RealPlayer」か「Windws Media Player(WMP)」でした。しかし、PCオーディオが少しずつ市民権を得ていく中で、「少しでもいい音」を目指して様々な再生ソフトが開発されていきました。
私が実際に使ったことのあるソフトを思いつくままにあげていくと、こんな感じでしょうか。(「iTunes」と「WMP」は省いています)
- Frieve Audio
- Foobar2000
- Sound Player Lilith
- cMP2(cMP+cPlay)
- Wave File Player
- StealthAudioPalyer
実験的に使ってみたソフトとなると、この数倍になるかと思います。
この中で、PCオーディオの歴史に一つの画期を作ったと思えるソフトは「Frieve Audio」と「CMP2(cMP+cPlay)」でした。
開発元のサイトを訪れてみると開発は止まっているようなので既に「過去のソフト」になっているのですが、PCオーディオにおける一つの時代を作ったソフトだったとは言えます。
「Frieve Audio」は「昨今のPCの有り余るCPUパワーをふんだんに利用することにより、これまでにない高音質再生を実現しています。」という言葉に象徴されるように、「Windws Media Player」などとははっきりと違いが分かるほどの高音質を実現したソフトでした。そして、フリーで入手できる再生ソフトがついに「DAW系のソフト」に追いついたことが実感できました。さらに、アップサンプリングや音響測定をしての理想的なイコライジングなど楽しさ満載のソフトでもありました。
一時はこれを「Win最強の再生ソフト」と勝手に認定してメインシステムの中で1年間ほど使っていました。
そんな「Frieve Audio」の天下を終わらせたのが「CMP2(cMP+cPlay)」でした。
このソフトに関しては、今も固定ページの中に「Windows最強の再生ソフト」として残しています。その中で、「個人的には長く「Frieve Audio」が最強!ということで推奨してきました。しかし、最近になって「cMP2」というソフトを知り、現時点ではこれこそが「最強の再生ソフト」と確信しました。」と書いています。
しかし、このソフトが画期的だったのはそのような「音の良さ」だけでなく、その「良さ」を実現するためのコンセプトが実に斬新で冒険的だったことです。
このソフトをインストールしてきちんと設定すると、PCは大部分の機能が強制的に終了させられた状態で起動して、まさに「音楽しか再生できないPC」になってしまいます。この発想はPCのチューニングに悪戦苦闘していた当時のPCオーディオ派にとっては画期的な提案でした。
そして、その音はついに高価な「DAW系のソフト」を凌駕しました。
しかし、ドッグイヤーとも言うべきPCオーディオの世界は一瞬の躊躇もなくこの提案を乗り越えていきました。
そこまで無理をしてWindowsPCを音楽再生専用のPCに仕立て上げるならば、もっとシンプルなOSの上で音楽再生したら良いではないかと言う発想が出てくるのは当然のことでした。そして、現時点におけるそう言う発想の最先端にあるのが「Voyage MPD」です。
「CMP2(cMP+cPlay)」でさえ、果たして単純な再生ソフトと言っていいのかどうか悩むところだったのですが、「Voyage MPD」となると、それはもう単純な「ソフト」というよりは「システムの構築」というべきものになってしまいました。しかし、「そこまでやる」事で、あまり好きな言い方ではありませんが、「PCオーディオはハイエンドオーディに肩を並べる」地点にまで進化することができたのです。
と言うことで、いささか前置きが長くなってしまいましたが、ここまで振り返ってみれば、オーディオショップが機器の試聴用に「WindowsPC+foobar2000」と言う環境を使っていることが「極めて劣悪」と言わざるを得なかった理由が納得していただけると思います。「WindowsPC+foobar2000」という再生環境は2006年~2007年頃ならばそれなりに意味のあるものでしたが、PCの馬鹿力を有効に活用した「Frieve Audio」の登場以降になると、「音質」に関しては先頭グループになることはありませんでした。
もちろん、試聴したい機器が数万円前後の普及価格帯のものならば文句は言いません。しかし、フェーズメーションやエソテリックのDACをアキュフェーズのアンプとソナスのスピーカーにつないで聞きたいのに、「WindowsPC+foobar2000」はないだろう!!・・・なのです。
気楽に、そして便利に音楽を聞くのなら「WindowsPC+foobar2000」はベストチョイス
しかしながら、最初に述べたように私のサブシステムは「WindowsPC+foobar2000」という再生環境です。使っているWindowsPCはかつてはメインシステムの中で使っていた静音仕様のPCですから、上で言及したソフトの大部分はインストールされています。
それでも、最終的にはサブシステムで使う再生ソフトは「foobar2000」をメインにしています。
「Cubase」や「WaveLab」の聞かせる音は間違いなく「foobar2000」を上回ります。「Wave File Player」や「StealthAudioPalyer」の音も「foobar2000」と比べると間違いなく一歩前を言っています。時々、「CMP2(cMP+cPlay)」の設定を変えて「音楽しか再生できないPC」にして音楽を聞くときがありますが、その再生音は「Cubase」や「WaveLab」を上回ります。
それにも関わらず、最終的に落ち着く先は「foobar2000」です。
何故かと言えば理由は一つ、使い勝手が良くて圧倒的に安定性が高いからです。つまりは、突き詰めて音楽と向き合うのではなく普段聞きで使う環境ならば最も使い勝手が良いのです。
その使い勝手の良さはこのスキンを見れば一目瞭然です。
設定画面から音楽ファイルを入れてあるフォルダを指定するだけで、左側に一覧が表示されます。
音楽を聞きたいときは、この一覧からクリックすれば終わりです。この使い勝手の良さは「iTunes」や「WMP」にひけをとりません。しかし音質は格段に「foobar2000」の方が上です。「iTunes」もサウンドエンジンを入れ替えるなどの荒技を駆使すれば高音質化が可能なようですが、「foobar200」はそんなことをしなくても素のままでかなり高音質です。
さらに「foobar2000」が凄いと思うのは、いつの時代にあっても音質的には先頭を走るタイプではないのですが、PCオーディオの発展の中で着実にクオリティを上げてきていることです。
先に『「WindowsPC+foobar2000」という再生環境は2006年~2007年頃ならばそれなりに意味のあるもの』と書きましたが、その時代のfoobarと今のfoobarでは別物といえるほどの音質になっています。先頭が激しく入れ替わる中で、常に2番手について着実にクオリティを上げ続けていくと言うスタンスは信頼性が高いと言えます。
このような「foobar2000」の使い勝手の良さを比べると、その他のソフトは基本が「音質優先」=「使い勝手は二の次」になっていると言わざるを得ません。「Wave File Player」や「StealthAudioPalyer」も普段聞きとしてはストレスを感じる使い勝手ですし、「CMP2(cMP+cPlay)」に関しては論外と言っていいでしょう。
つまりは、音質のためには使い勝手は犠牲にするというスタンスは「普段聞き」のスタイルにはなじまないのです。
その意味では、音質と使い勝手を上手くバランスを取っている「foobar2000」の本質的な優秀さが浮かび上がってきます。
また、もう一つ付けくわえておきたいのは、ソフトとしての安定性の高さです。フォルダを指定して一覧表示する機能は「Frieve Audio」も持っていますが、安定性という点では「foobar2000」に二歩も三歩も及びません。
音楽を聞きながら、ネットにつないだり画像を編集したり、あれやこれやの作業を同時並行で行っても「落ちる」という事がほとんどありません。世界中で広く使われ、多くの人がフォーラムで交流することによって徹底的にバグが取られている事がこの高い安定性に結びついているようです。
さらに付けくわえれば、プログラミングできるスキルがあればかなり自由にカスタマイズできる「楽しさ」もあります。そして、そうして作られたプラグインやスキンなどがたくさん公開されているのも魅力的です。最近はDSD出力できるプラグインも公開されたようで、常に2番手に付けながら先頭グループの動向に機敏に対応する柔軟性は実にもって見事なものです。
よって、普段聞きのサブシステムでは「WindowsPC+foobar2000」はベストチョイスだと言えるのです。
まとめ
ここまで書いてくれば、なぜに「WindowsPC+foobar2000」が、一方では「劣悪な再生環境」であり、他方では「ベストチョイス」なのかが理解していただけたかと思います。
つまりは、昨今のPCオーディオというのは、その本質において二つの潮流が存在するのです。
- ハイエンドオーディオにも負けない徹底的な高音質を追求するPCオーディオ
- 気楽で便利な普段聞きのためのPCオーディオ
私が一日をかけてまわったお店は基本的には「ハイエンドオーディオ」を標榜するお店が中心でした。そして、そう言うショップにおけるPCオーディオの標準的な再生環境が今の時代にあっても「WindowsPC+foobar2000」なのです。
そう言うお店で、一本100万円以上もするようなスピーカーを試聴するために普及価格帯のアンプで駆動しているなんてことは絶対にあり得ません。ところが、PCオーディオに関してはそう言う「有り得ないこと」がどこでもまかり通っているのです。
例えば、以下のようなことは絶対に有り得ないのです。
(1)数万円の普及価格帯のアンプ→密閉型のスピーカー
(2)数十万円のセパレートアンプ→バスレフ形のスピーカー
これで試聴して、「密閉型のスピーカーなんてバスレフ形と比べればまるで駄目だな」と言えば、それはアホウです。
ところが、
(1)「WindowsPC+foobar2000」→DAC
(2)数十万円のCDトランスポート→DAC
これで試聴して、「PCオーディオなんてハイエンドの世界には遠く及ばない」と言って怪しまないのです。不思議な話です。
最後にもう一つ余談ながら付けくわえておきます。
最近のPCオーディオの興隆の中でウェッブ上での情報も増えてきています。しかし、そう言う情報にアクセスするときには、その情報がどちらの潮流の中で語られているのかを明確に見極めることが必要です。
徹底的な高音質を追求している人が普段聞きのための情報を流しているサイトに乱入して(^^;、あれやこれや発言しても鬱陶しいだけです。
逆もまた真です。
ただ、普段聞きのための有用な情報を流しているサイトは意外と少ないように思います。それに対して、徹底的な高音質追求のための情報はあふれています。普通に考えるとおかしな話ですが、ネットの世界というのはそう言うニッチな方向にバイアスがかかる傾向があるようです。
そんな訳ですから、当然このサイトも前者の徹底的な高音質追求型のサイトなのですが、サブシステムを中心とした普段聞きのための情報もしっかりと流していきたいと思っています。
今日のまとめ
気楽に、そして便利に音楽を聞くのなら「WindowsPC+foobar2000」はベストチョイス・・・です。
Voyage MPD + NAS + GMPC等は操作性や安定性の観点からは十分普段聞き用だと思います。
唯一環境構築が面倒なだけです。
ここのハードルが高いのが難点ですね。
yungさんの啓蒙でそのハードルも少し低くなってきているのではないでしょうか。
>Voyage MPD + NAS + GMPC等は操作性や安定性の観点からは十分普段聞き用だと思います。
Voyage MPDではネットやメール、ワードにエクセルなどは使えないので(^^;、私としては「普段聞き」では使えないんですね。
Blue Sky Labelの方に寄せられるメールなどから推察すると、「PCで○○しながら音楽を聞いてます」というスタイルが非常に増えているようですね。私も、こうしてサイトの更新や管理などはWindowsPCを使ってやっていて、その間はfoobar使って音楽を流しています。
今後はこういうスタイルの「普段聞き」で役立つ情報も少しずつ流していきたいと思っている次第です。
おはようございます。
当方のPCでの普段聞きは、Ubuntu/MPD + NAS + ARIO です。
UbuntuなどのLinuxでは当然、ブラウザー(Chrome)にメール(ThunderbirdはWindowsでもLinuxでも全く同じように使用できるので)が可能ですし、ワードにエクセルファイルも互換なので、どちらのOSを起動していてもデータファイルがUSB HDD等にあればまず不自由はしませんし。
最近はノートPCでつらつらネットしながらの「ながら聞き」でも、Ubuntu/MPDにARIOでLOCAL接続させて、NAS上の音楽ファイルをヘッドフォンで再生することも多く、音楽再生ソフトとしてはMPDの利用がほとんど(OSはVoyageMPDでなくても)になっています。まあ、音質云々よりも操作性を含めた好みの問題かもしれませんが。
そうは言っても、一応メインPCはWindowsのつもりなのですが、、、
おはようございます。
>Voyage MPDではネットやメール、ワードにエクセルなどは使えないので
釈迦に説法ですが、WindowsPCでMPDクライアントを走らすだけで良いのでは。
今、Voyage MPDでネットラジオを聞きながら、このコメントを書いています。
自分のシステムは
windows 7 pro 32bit
790GX AMD phenomⅡ x4
onkyo SE-90PCI
パイオニア:A-D1
ダイアトーン:DS-200Z
EACでリッピングしてfrieve audioで再生しています。
foobar2000は2年前ぐらいに試してみて自分には合わなかったので使っていません。
でも、今回の話を聞いてみて使ってみようかと思い直しています。
ただ、frieveの方は先日セッティングを変えたばかりでそれを堪能中ですので、foobarの方は先の方になるかもしれません。
Voyage MPDは自分には敷居が高く感じます。
相応のDACを入手する予算がないので、ながら視聴ができる今のシステムで落ち着いています。
予算が確保でき次第、試したいなとは思ってます。
ああ、でも、素人にはLinuxは敷居が高いなあ。
ろばさん、
>ああ、でも、素人にはLinuxは敷居が高いなあ。
などど言わず、まずはUBUNTUをダウンロードして、CD-ROMからの起動で試してみましょう。拍子抜けするくらい簡単と思います。まずはチャレンジということで。
Windowsとのデュアルブートも何も悩むことなく実現できますので、行けそうだったらHDDにインストールすれば宜しいかと。
コメント有難うございます。
仮にチャレンジするとすれば農閑期の10月以降でしょうか。
自分は農家なのでいまはちょっと忙しくてパソコンにあまり時間が取れない状況なので(^^ゞ
Linuxへの苦手意識は7年ぐらい前にチャレンジしてパソコンを壊したことがあるので、及び腰になっています。
>Linuxへの苦手意識は7年ぐらい前にチャレンジしてパソコンを壊したことがあるので、及び腰になっています。
ハード的にPCを壊したことはありませんが、ソフト的には何度も手ひどい失敗を繰り返しています。
おそらく、今は何とかLinuxを使いこなせている人も、同じように何度も手ひどい思いを経験されていると思います。オーディオにしても何にしてもそうですが、「泣き」が入ってなんぼのもんかもしれません。
果敢なるチャレンジ、応援しています・・・って、悪魔のささやき?(^^;
応援痛み入りますm(__)m
オーディオは息の長い趣味だと思うのでボチボチとやって行きたいと思います。
>Voyage MPDは自分には敷居が高く感じます。
やはり、一般的には敷居が高いでしょうね。ある程度Linuxになじんだ人ならば、Starter Kitを入手すれば「楽勝」でしょうが、この「Linuxにある程度なじんだ」という時点で、すでにかなり敷居が高くて「普段聞き」にはならないのが一般的でしょう。
>釈迦に説法ですが、WindowsPCでMPDクライアントを走らすだけで良いのでは。今、Voyage MPDでネットラジオを聞きながら、このコメントを書いています。
私の場合は、何故にWindowsPCをクライアントにして「Voyage MPD」のシステムを組まないのかと言えば、「Firaface400」も「Hiface Evo」も行き場を失うからです。(^^;
それに、「Voyage MPD」のシステムだとあっちこっち電源スイッチを入れなければいけないのも鬱陶しいですね。サブの方はTASCOMの「AV-P25RMKII」というパワーディストリビューターで電源を一括管理しているので、これをオンにするだけですぐに音楽が聞けます。メインシステムのとんでもない面倒さ(「Voyage MPD」ON→「UDIF-7(DDコンバーター)」ON→「D07-X(DAコンバーター)」ON→「プリアンプ」ON→「低域用パワーアンプ」ON→「高域用パワーアンプ」ON→「サブウーファー(右チャンネル)」ON→「サブウーファー(左チャンネル)」ON→「リモコン用タブレット」ON・・・これでやっと音楽が聞けます)と比べると天国です。
縁起でもない話ですが、私に何かあれば、メインシステムは二度と鳴らないと思います。(^^:
初めまして、音に関しては全くの素人です。
私もfoobar2000を愛用している一人として、興味深く拝見させていただいてます。
職務の関係(今は過去)で、MS-DOS時代より自宅にPCを複数台置きネット音楽や
MIDIを聞き流しています。
皆さんに比べ音に関する拘りは薄く、小音量で好みの音楽が流れれば良いと。
お叱りを受けそうですが、・・・
30年ほど昔の話になりますが、RS-422 GPIB でデジタルデータの転送を行う
テストを依頼され、当時の新入社員給与分の高額ケーブルを発注し、データ転送
のリトライ率を計測したことがあります。曖昧な記憶ですが、60%弱のテータが
リトライ(ビットエラー)していたように思います。
外部電源給電のUSBケーブルなるものをネット情報で発見し、価格を見て引きま
したが、昔の事が引っかかり、余っているケーブルで類似の物を作りました。
PC と USB-DAC の間を改造USBケーブルでつないでいますが、別物?って
感じです。PCからの電源にはデータ生成に影響する高調波がのっているようです。
場違いの書き込みでしたらご容赦下さい。
USBのエラーレートって高いんでしょうか?
USB デバイスが必要とするデータが遅れなく到達すれば,多少エラーがあっても温室には影響しない気もしますが.
落武者さんへ
>USBのエラーレートって高いんでしょうか?
私もUSBの詳細な仕様やデータ転送の手順等存じません。
ただデータのやり取りの概念を多少ご説明致します。
《AからBへデータを受け渡す場合》
1.Bは正しく受け取りましたとAに返事を返す方法
2.Bは正しく受け取れなくても再送を要求せず放置する方法
A,B共に一回で受け渡しするデータサイズは同じとする場合
《1.の場合》
ビットエラーが多発すると正しいデータを受け取るまでリトライ
した回数分だけ遅延が発生すると想定されます。
《2.の場合》
送り元のデータとは異なる類似データが再現されると想定されます。
通常、規格はデータのやり取りには所定の時間(タイムアウト)で終了
する規定があります。文字等の情報と異なり情報量の多い音楽データは
多少のビットエラーは補正(類似データに)もしくは切り捨てを行なって
いると思われます。
また、対策としてバッファ(データ一時置き場)がありますが、
高速道路の渋滞同様ギクシャクした動きが音質に関係???
乱暴な説明となりまして申し訳ありません。
ふと思いついたんですが,波形やエラーの診断ができる DAC(別に DDC でも専用の測定器でもなんでもいい) があれば,トラブルシュートが早いんじゃないでしょうか.誰か作ってくれないかな…
やはりこういうものがあるので,解析(評価)につかえるんじゃないかな?
誰かお金持ちの人笑
USBプロトコルアナライザ
http://www.totalphase.com/solutions/apps/class_decoding/
yungさん
成る程、聞く迄の儀式が多いですね。それなら確かに気合を入れねばなりません。
yungさんがメインシステムをながら聞きに使わないのはなぜだろう、と疑問に思っていた
のがこれでスッキリしました。
当方、PCの電源ONでNASが連動して電源ON、Voyage用PC、DDC、DAC、パワーアンプは
同一の延長タップから取っていて、延長タップのスイッチONでVoyage用PC自動起動、
その他再生レディ状態となります。
結局オーディオ系SWが1つ、+、PC電源SWが1つなので余りストレスを感じないで済んでいます。
人によって環境は異なりますね。
>成る程、聞く迄の儀式が多いですね。それなら確かに気合を入れねばなりません。
はい、そうなんです。σ(^_^;
その最大の原因は、電源系が音質に与える影響の大きさを痛感しているからです。「Voyage MPD」は専用電源だし、USIF-7は電池駆動だし・・・。ただし、それだけの「値打ち」はあると信じて」はいます。
信ずるものは・・・救われる・・・か?・・・!!( ̄- ̄;)
>その最大の原因は、電源系が音質に与える影響の大きさを痛感しているからです。「Voyage MPD」は専用電源だし、USIF-7は電池駆動だし・・・。
電池、ACアダプタ、ACなど、色んな電源供給系統が混在して使われていても、1箇所のスイッチに連動させての入り切りは実現できます。
自作派ならお勧めするところですが。。。
気楽に音楽を聴けるということはとても重要なことだと考えています。私の場合も、そもそもPCオーディオを始めたきっかけは、単にパソコンで気楽に音楽を聴きたかったからです。では、本当にWindowsのほうがお気楽かというと、むしろ一度環境を設定してしまえば、音質を気にし始めるとあれこれいじらなければならないWindowsよりも、VoyageMPDのほうがむしろお気楽だともいえます。
実際のVoyageMPDの操作は、コントローラのWindowsマシンで行いますから、感覚的にはWindowsで音楽を再生しているのと何ら変わりはなく、VoyageMPDの存在を意識することはありません。VoyageMPDは最初の環境設定が面倒であることが最大の問題ですが、VoyageMPDが出始めた頃とは状況もかなり変わっており、最高レベルの音質を簡単に実現する方法があります。
Alix3D2はヤマモトツールワークから13,387円で入手できます(3月末からVoyageMPDの無料インストールサービスも行なっています)。これに2GB以上のCFカードと、どこでも売ってるカードリーダー、シリコンリナックス社が無償で配布している「DDforWindows」というCF用のバックアップソフトを用意するだけです。
あとは、有名なShinさんのサイト(http://blog.naver.com/manishin)からALIX専用にチューニングされたディスクイメージをダウンロードしてきます。韓国語のページも多いので、「voyageMPD – 日本語」をクリックして、日本語のページだけが表示されるようにするといいでしょう。
現時点で最新のイメージファイルは「120424-V080-xfs-3216rt27-mpd_yan-clkup-alsa1025-ffado-2share.rar」で、これをダウンロードして解凍したら、DDforWindowsでCFカードに書き込みます。そのCFカードをALIXにセットして電源を入れれば、それだけでVoyageMPDが起動します。
これだけなら、StarterKitと同じですが、このイメージファイルは、最新のカーネルとMPDをALIX専用にチューニングしてあり、このイメージファイルを使うだけで、ユーザーは何もしなくてもyanさんのパッチをはじめとした音質向上のためのノウハウを享受できます。ファイル名にあるclkupとは、何とALIXのクロックアップ設定のことで、現時点での音質向上のためのノウハウがすべて組み込まれています。
面倒なコンパイルとか、コマンドを覚えるとかは一切不要です。私も最近はもっぱらこの方法に頼っており、いちからVoyageMPDをインストールすることはなくなりました。Linuxのコマンドなどは1ヵ月も使わなければすぐに忘れてしまいます。あれはコンピュータで飯を食っている人たちが使うものであって、我々がいちいち覚える必要はありません。
ログインに成功したら、まず忘れずにremountrw と入力してファイルの変更を可能にしておき、後はサイトの説明にあるとおり、自分のネットワーク環境に合わせて最低限の設定を行います。ここでviの最低限の使い方を覚えておく必要がありますが、これはyungさんがわかりやすく説明してくれてますね。
もっと詳しく具体的に書けというならいくらでも書けるのですが、実際にやってみれば、自作PCにWindowsをインストールするよりも簡単だと思います。休日にちょっと気合を入れれば、PCオーディオの最高水準の音があなたのものになります(笑)。後は、クライアントのWindowsマシンでメールを読みながら、Webを閲覧しながら、私の場合は仕事をしながら思うがままに音楽を楽しめます。
>ああ、でも、素人にはLinuxは敷居が高いなあ。
と思っている人も多いと思うので、こんな簡単な方法(どこが簡単なんだという人もいるかもしれませんが)もあるということで、一応紹介してみました。
nino onさん
貴重な情報のおかげで、簡単にShinさんMPDを導入することができました。
nino onさんとShinさんに、とにかく感謝です。
うまくいったのですが、確認のため質問を一つ。
CFカードのフォーマットは何がいいのですか?
私はFAT32で行いましたが・・・。
江川さん
イメージファイルをコピーするときは、CFをフォーマットする必要はありません。何でフォーマットしてあっても、イメージファイルのフォーマットであるxfsに置き換わります。ファイル名にあるxfsがフォーマットとなります。VoyageMPDで一番音がいいと考えられているフォーマットです。xfsフォーマットへの変換は、数カ月前に自力でやろうとして挫折しました(笑)。
追加です。
未フォーマットまたはWindowsが認識できないLinux系のフォーマットのCFカードを挿入したカードリーダーをWindowsマシンにセットすると、フォーマットをうながされますから、キャンセルで無視してイメージファイルをコピーしてください。
nino onさん
丁寧なコメント、有り難うございました。
ShinさんMPD、とってもいい音がしますね。
とてもきめが細かく、透明感があり、上品でクラシックにぴったりです。
同じvoyage MPD でも香港のものとはずいぶん違うものですね。
ちがいにびっくりです。
audio_buffer_sizeを2048と大きくしました。
少し多すぎるような気もしますが、いい感じです。
香港のものには512としていたのですが。
buffer_before_play は100%です。
これは、何のことかよくわからないので、とりあえずこうしています。
ゆっくり聴きながら、調整してみたいと思っています。
はじめまして。
私も最近までずっとfoobar信者でした。Frieve AudioやWave File Playerも使用してみましたが、音質の面は良いとしても使用勝手がいまいちということで結局foobarに戻ってしまっていたんですよね。しかしJ River Media Center 17というのを見つけて試用してみましたところこれの音がfoobarよりも高音質でファイルの管理もしやすく使用勝手もまずまずで凄く気に入っています。有料のソフトですが、試用期間が30日あり、私はもう購入しようと内心決めております。このソフトはfoobarには無い音の厚みがあるのが誰にでもすぐ分かると思います。
私も今まで色々PCの設定をしてfoobarの音質を更に良くしようと頑張っていたのですが、このJ River Media Centerというソフトを使ってからは今までの苦労は何だったのだろうと思わせるくらい簡単に良い音を出してくれています。もし使用されたことがなければ一度試してみてはどうでしょうか?
はじめまして。
EMU0404usbをご紹介されていたことから、興味深くサイトをたびたび拝見し、参考とさせて頂いており、最近はvoyageMPDでの再生を楽しんでいます。とくにvoyageMPDは、yungさんの詳細な記事がなければ私にはとても導入することができなかったのでとても感謝しております。この場を借りてお礼を申し上げます。
さて、今回の記事、私にとってはとても興味深く、また同意できるものでした。
というのも、やはり私もfoobarのあまりの使い勝手のよさから離れることができず、voyageMPDとfoobarの両刀使いだからです。
私の場合、聞いている音楽のジャンルが広く、JAZZ&FUSIONをメインに、Pops、R&B、ROCK、WORLDとその時々の興味に合わせて雑食しています。が、あの曲を聴きたいなと突如思ってもプレイヤーやアルバムの名前など思い出すこともできないことが殆どです。そのため、ROCKでもMETAL、HARD、ALTERNATIVE、PUNK等々自己流の細かいジャンルを設定し、その日の気分にあったジャンル内のミュージシャンやアルバムをfoobarでリストさせたり、あるいはカバーアートを表示させたりして、気分にあった曲を探し出し、プレイリストを作成しています。voyageMPDで聴きたい曲を探すときにも、まずはfoobarで探して、というのも度々です。
また音楽を聴きながらその曲やアルバム、ミュージシャンについて、ネット検索をしたくなることもよくあるので、曲名>右クリックで、googleなりを曲名やミュージシャン名、アルバム名等で一発で検索できるように設定し活用しています。
このような自分の使い勝手にあったインターフェイスやスキンを思うように作成でき、また動作が速く安定しているのはfoobarの捨てがたい魅力だと思います。
voyageMPDではGMPCでプレイリストを作成しMPODをリモコンとして使い、たまにMPODでlastFMの情報を見るといった使い方をしていますが、foobarの安定性や利便性とはちょっと差があるかなぁ、なんて感じております。
本気聞きはvoyageMPD、BGMや音楽再生の前後に関わる作業(データベース内からの楽曲探しや周辺情報の検索等)にはfoobarという両刀使いが、私の場合は当分、続きそうです。
Shinさんのイメージファイル
「120424-V080-xfs-3216rt27-mpd_yan-clkup-alsa1025-ffado-2share.rar」
を、StarterKitのCFカードに書き込み無事に再生できるように成ったのですが
GMPCでデータベースのアップデートをしてもデータベースが保存されません
VoyageMPDがノーマルの場合
crontabの #*/5 * * * * ( /etc/init.d/voyage-sync sync )
のコメントを削除するとデータベースが保存されるように成りますが
ShinさんのチューニングされたVoyageMPDにも同じようにしても良いのでしょうか?
チューニングされた内容が書き換わってしまわないでしょうか…
takumiさん
Shin さんの実際のチューニングの詳細は不明なので、やってみないとわからない部分はありますが、常識的に考えるならば、チューニングはソースコードのコンパイルの時点で行われており、Shinさんも注意書きしていますが、
apt-get update
apt-get upgrade
は厳禁ですが、ファイルの修正程度でチューニング内容が書き換わってしまうようなことはないと思います。
Shinさんのチューニングしたものは、徹底的に音質を追求しているため、環境によっては多少不安定な面があるのは事実です。今回のバージョンも実は公開当初24bit 96KHzの再生ができず、それを修正したものです。
ただ、そういうことはShinさんにクレームを付ける筋合いのものではないので、そのあたりは承知のうえで使わせてもらうしかありませんね。
不安であれば、CFカードをもう一枚用意してバックアップを取ることをお勧めします。私も3枚を使いまわしてします(CFカードの銘柄によっても音が変わったりするのですが…)。
いや、CFカードを用意しなくても、DDforWindowsでパソコンにバックアップを取ることもできます。ちょっと時間はかかりますが。
ninoさん有難う御座います。
crontabの #*/5 * * * * ( /etc/init.d/voyage-sync sync )
を、有効にしてみたんですがデータベースが保存され無いようです。
StarterKitの電源を入れ直すとGMPCでデータベースのアップデートしないと
曲目が表示されません。
Shinさんのチューニングされた物でデータベースを保存するにはどうすれば良いのでしょうか?
ninoさんはどのようにされているのですか
バックアップは、DDforWindowsでパソコンに取っています。
> (CFカードの銘柄によっても音が変わったりするのですが…)
お薦めのCFカード有りますでしょうか…
Shinさんのチューニングされた音は良いですね
私が長年求めていた音の響に大きく近づいた様に思います。
解像度が高く適度な軟らかさで…
今までは、好きな曲なのに聴いていられない曲が有ったのですが、心地良く聴けるように成りました。
takumiさん
データベースが保存されないという問題は私の環境では一切発生していません。これは直接Shinさんに問い合わせたほうがいいでしょうね。Shinさんは日韓バイリンガルなので、日本語で大丈夫ですよ。
CFカードは吟味して選んだわけでもなく、たまたま身近で入手できたものを2種類持っているだけなので、お薦めというほどのことではありませんが、手元にあるバッファローのものと Silicon Power というブランドの比較(どちらも2GB)では、SiliconPower のほうが何かノイズっぽい音がします。
実際に試したわけではありませんが、こういう半導体メモリでの音質に関して言われているのは、小容量のものほど、また低速なものほど音がよいと一般的には言われてますね。ノイズの問題が影響するのだと思います。
…と、書いてからもう一度この2種類をよく見ると、Silicon Power は 200X となっていますが、バッファローのは調べても速度がわかりません。しかし、発売時期がかなり古そうなので(2004年頃?)、多分かなり遅いカードだと思います。
CFカードの速度も音に影響するのか??
mpdをデバッグモードで起動するのは、どうするのでしょうか?
教えていただけないでしょうか
「みみず工房掲示板」サンの記事によると
『GMPCでプレイリストに問題を起こす適当な音楽ファイルを登録。
pkill mpd
/usr/local/bin/mpd –no-daemon –stderr –verbose /etc/mpd.conf
音が鳴り出したらctrl+cでMPDを停止
で出力されるメッセージを全部ここに貼り付けて下さい。
デバックモードでMPDの状態のログをとることになります。』
と書いていますね。
何か困ったことがおこっているんでしょうか?
皆様、大変ご無沙汰しております。 _()_
これはみみず工房のMPDビルド関連の記事でも出ておりますが、、
手順として再度申し上げますと
root@alix:~#pkill mpd [Enter]
root@alix:~# /usr/local/bin/mpd –no-daemon –stderr –verbose /etc/mpd.conf & [Enter]
root@alix:~#mpc update [Enter]
以上の二つのコマンドを実行するとDBアップデートの様子が判るようになります。
問題音源に引っ掛かるとDBのアップデート作業が止まるようになりますので止まっている時にメッセージを読めば問題音源が特定できると思います。
この問題もいずれ解決されたバージョンが出ると思いますがその時までの凌ぎです。^^;
では、、
yungさん、
お調べいただき有難う御座います。
私もみみず工房さんで記事を探していたのですが、よく分かりませんでした
GMPCのデータベース アップデートでデータベースが保存されないことで
シンさんからアドバイスを頂いたものでした。
シンさん、
度々申し訳御座いません。
こちらにも、丁寧な説明をいただき有難う御座います。
大変嬉しく思います。これから試してみます。
yungさん、
実は、昨日(この回答を頂く前に) ふとyungさんが言われていましたNASにデータベースとプレイリストを保存する方法を試してみると保存することが出来ました。
StarterKit使用でCFにVoyageMPDのイメージファイルを書き込んで使用する場合、CFを書き換えてもデータベースとプレイリストは、そのまま利用できるのでNASに保存するのも良いのかなて思ってます。
デバッグでの検証と合わせてやってみます。
ただ、大したことではないのですが、StarterKitの電源を入れ直すとGMPCのPlay Queueが前回のものでは無く過去のものが出てきます。
Play Queueの情報もNASに保存できれば解消すると思うのですが、出来ないでしょうか?
シンさん、ありがとうございます。いつもいつも、感謝です。
>ただ、大したことではないのですが、StarterKitの電源を入れ直すとGMPCのPlay Queueが前回のものでは無く過去のものが出てきます。
これは、Play Queueに「プレイリスト」が残っている状態で、行儀良くシャットダウンすると残ります。そして、こういう形で一度残った物は、電源をぶち切りしても残ります。
気になるときは、Play Queueをクリアして空っぽにしてから「shutdown -h now」とでもして、行儀良くシャットダウンすると消えます。
>Play Queueの情報もNASに保存できれば解消すると思うのですが、出来ないでしょうか?
果てさて、何かいい方法はないのでしょうかね?
今日気が付いたのですが、shinさんの新しいイメージファイルが公開されていますね。一段と音質が向上しているように思います。
ところで
mpd_0.17~git version
とは、DSDネイティブ再生に対応しているはずでは?
ninoさん、shinさんの新しいイメージファイルの情報ありがとう御座います。
私も確認しました。
直ぐにでも利用したいのですが、LAN、USBケーブルのノイズ対策に取り組んでいまして、
それが済んでから新しいshinさんのチューニングにしたいと思っています。
ninoさんは、ノイズ対策にLANの音楽信号の流れるラインにチョークコイルを使用すると
インピーダンスを上昇させ、音に副作用が出ると言われていたように思いますが…
LANにアイソレーショントランスを使用すると、やはり音への副作用が懸念されるでしょうか?
実は、昨日 BAASKE MedicalのMI-1005を注文してしまいましたが…
発売されて間もないこともあって、レビューが少なく迷ったのですが、音への副作用が感じられないとゆうようなレビューが有りましたので試してみることにしました。
お考えを聞かせていただけると嬉しいです。
DSDネイティブ再生て、よく分からないのですが、対応するDACとうが必要なんでしょうね…?
ぁ、「フェライトコアの功罪」のところで書かれていましたね
インピーダンスを上昇させるのはフェライトコアのことでしたね
すみませんでした。
チョークコイルやアイソレーショントランスは、音への副作用はどうなのでしょうか…?
takumiさん
LANについては、暇なときに考えをまとめてみますので少々お待ち下さい。また長くなるので。。。しかし、PCオーディオでは極めて重要な要素ですので。
チョークコイルやアイソレーショントランスは、すでにハブなどに内蔵されています。LANの場合は音質にさほど悪影響は及びさないと思いますが、効果もあまり期待できないでしょう。詳しくはのちほど。
昨日、LANの音楽信号ラインに使う予定のMI-1005とは別に注文していた
TGM100BT(チョークコイル仕様)が先に届きましたので試してみたのですが
効果が理解できないでいます。
ハブ周りの機器構成
ハブは、ヒューレットパッカードで
1.VoyageMPD Starter Kit
2.QNAP TS-119 Turbo NAS
3.クライアントPC
4.無線ラン子機
ハブには、上記4つが繋がっています。
ちなみに、オーディオ関連機器にはオーディオ専用の良質なアース(抵抗値6Ω)をしています。
今回、TGM100BTを再生時音楽信号が流れない3と4のハブ側に繋いでみたのですが
高域が少し耳に付くぐらい全体的に高域よりになりますが解像度はけっこう上がったように感じ、この状態で更に音楽信号ラインにMI-1005とLANケーブルをカテゴリー7(シールドのつもり)にしてみようと思っています。
理解できないのは、元のLANケーブルのみの状態でハブから3と4のLANケーブルを外しても少し聴き易くなった程度なのに
なぜTGM100BTを音楽信号が流れないラインに繋いで、これほど変化するのか…?
TGM100BTがハブ自身に作用してるのでしょうか
>なぜTGM100BTを音楽信号が流れないラインに繋いで、これほど変化するのか…?
PCをネットワークに繋ぐと、音楽データが通るかどうかに関係なく、ハブやルーターを経由して金属線で繋がっているすべての機器が音質に影響を与えます。インターネット回線をADSLから光回線に変えると音質が向上することが知られていますが、これなどは、ADSLの場合家の外のノイズまで拾っているということでもあります。
ノイズを防ぐと称してトランスやチョークを使ったアクセサリが出回っていますが、その効果ははなはだ疑問と言えます。トランスには1次と2次間に容量があり、肝心の高周波での絶縁ができないため、高周波ノイズは防ぐことができません。チョークはその仕様で有効な帯域が限定されています。
ハブによる音質の違いが大きいため、各社のハブを5つほど集めて中を開けてみましたが、業務用とコンシューマ用では、圧倒的に業務用の方がしっかりとした作りになっています。業務用ではトランスやチョークでしっかりとノイズ対策が施されており、電源部の作りも違います。それが音の違いにも現れるようです。手元にあるものではアライドテレシスのものが最も高音質です。業務用でも最低ラインのものは5000円から1万円以下ですから、高価なトランスやチョークを買う意味はないと思います。NASとALIXに組み合わせるハブは100Mのものでないと、NAS間とALIX間で速度のミスマッチが発生してハブがその調整を行うため、音質に悪影響が出るようです。その場合はケーブルの7番線あたりを切断して無理やり100Mとして認識させてもいいですが。
LANのノイズを防ぐには、無線か光を使ってアイソレーション(絶縁)するのが一番効果的です。ルーターとハブ間でイーサネットコンバータ(無線LAN)を使うのが最も簡単だと思います。これでコンピュータ系とオーディオ系が完全に分離されます。コンバータからハブを出して、音楽データはそこだけを流れるようにすればいいと思います。ルーターとイーサネットコンバータは同じメーカーのものをセットで使わないと接続が不安定になる場合が多いので注意が必要です。
光メディアコンバータを組み合わせるのも有効ですが、電源を2セット用意しなければならないため、ちょっと面倒です。
>高域が少し耳に付くぐらい全体的に高域よりになりますが解像度はけっこう上がったように感じ、
文面だけから判断すると、これは高周波ノイズの影響を受けて悪影響が出た場合の特有の現象であると感じます。こういう現象はアイソレーションを徹底させることで、自然な聴きやすい音に変化します。
LANでは受信側がクロックを持っているため、途中に何かを介在させてもラインを伝わるノイズ以外の理由による音質への影響はあまり出ません。「デジタルでは何をやっても音が変わる」というのが真実ですが、これをひっくり返せば「デジタルでは何をやってもデータは変わらない」のが真実ですから、後はクロックとノイズの問題だけです。デジタルの場合ノイズの発生を防ぐことは不可能ですが、これをアイソレーションで遮断して、受信側に高精度のクロックを持たせてやれば、ノイズで汚れたデータも簡単に蘇ります。データが劣化していくだけのアナログと根本的に異なるところです。
「アイソレーションしてクロックを受信側に持たせる」これがデジタル高音質化のコツです。最新のDACも基本的にこの考え方で設計されています。こうすれば、AIFFとWAVやリッピングによる音の違いなどは、実はほとんど問題にならなくなるはずです。
ninoさん
アドバイスいただき有難う御座います。ハブ周りのノイズ対策のいいヒントに成りました。
私の環境においてではありますが、
チョークを使用すると音の変化が大きく解像度が上がったように聞こえますが、失われる音も多いように思います。
トランスを使用すると穏やかな音の変化で良く成ったように聞こえるのですが、よく聞くと失われた音が有るように思います。
ハブ周りのLANでいろいろ入れる位置を変えて試したのですが…
共通して感じたのは、倍音成分が失われるように感じ、音の豊かさが損なわれるように思いました。
けっこう良い効果を期待していたのですが残念です。
ninoさんの言われるように、ハブが良い効果を出してくれているのかもしれません…
シールド効果を期待してのカテゴリー7 LANケーブル(3種類)も同じように感じ、元のLANケーブルに戻しました。
改めて元のLANケーブルの良さを感じました。ちなみに、あまり評判の良くないプロケーブルの物ですが
でもLANケーブルがシールドされて無いのは気になりますが
光メディアコンバータは、おりおみて試してみたいと思います。
>ハブは100Mのものでないと、NAS間とALIX間で速度のミスマッチが発生してハブがその調整を行うため、音質に悪影響が出るようです。その場合はケーブルの7番線あたりを切断して無理やり100Mとして認識させてもいいですが。
こちらは、これから試してみます。
QNAP TS-119 NAS のLAN通信速度の上限を100Mに設定できないのでしょうか?
もしご存知でしたらお願いします。
私も QNAP TS-119 NAS を使っているのですが、QNAP管理画面で、System Administration → Network → TCP/IP で、IP Address の Speed を見ると、設定した覚えがないのに 100Mbps となっていました。右端の Edit ボタンをクリックして Property ウィンドウを立ち上げると、Network Speed のところが Auto-negotiation になっていました。これがデフォルトの設定で、私の環境では自動的に 100Mbps となっていたようです。ここで 1000M と 100M を指定できます。おそらく QNAP なら共通でしょう。他のメーカーのものでも同じ設定は可能でしょうね。これなら1000M と 100M の問題は解決ですね。
ninoさん有難う御座います。
QNAP TS-119 NAS を、100Mbpsに設定し聴いてみました。
良い感じです。
付帯音が無くなりスッキリと鮮明に成ったように感じます。
トランスやチョークを使った時と似ていますが、倍音成分が失われるような感じも無く、音の響きが心に届いてきます。
ninoさんの言われるように、NASとALIX間で速度のミスマッチを無くすのは正解のように思います。
ノイズを少なくする意味でも100Mbpsに統一するのが良いのかもしれませんね
もう少し聴きこみたいと思いますが、ぜひ皆さんも試してみては…
LANを使ったPCオーディオであれば良い結果が得られるように思います。