コメント欄で「CuBox-i4Proに対応したlightMPDが公開されました。」という情報をいただきました。3連休だったので、さらに、「ユングさんにぜひ聴いていただいて、感想をお願いしたいです。」という要望もありましたので早速に音質確認をさせていただきました。
ただし、「CuBox」版の「lightMPD」と違って、インストールするには「lightMPD」がインストールされた「CuBox」か「beaglebone」が必要です。
インストール作業は以下の二段階に分かれます。
- SPLのインストール
- lightMPDcuboxi-v0.05のインストール
このうち、(2)の「lightMPDcuboxi-v0.05のインストール」は従前の「lightMPD」のインストールと何も変わりません。WindowsPC上で行えます。
ところが、「CuBox-i4Pro」の場合はその前に(1)の「SPLのインストール」という下準備が必要でして、この下準備を行うために「lightMPD」がインストールされた「CuBox」か「beaglebone」が必要になるのです。
「APU1C」に「Voyage MPD」をインストールする時もLinuxを使えばそこで全てが完了するの対して、こちらは2段階になります。
もしかしたら「APU1C」に「Voyage MPD」をインストールするよりも手間がかかりそうな雰囲気です。
ただし、それだけ手間がかかっても音質面でのメリットが高ければ何の問題もありません。これは、やってみるしかないでしょう。
なお、必要なファイルは「デジファイのおと」さんの「cubox-i 4Pro用のlightMPDを公開しました」から落とせます。「mkbootsd.tgz」がインストーラーで「lightMPDCuboxi4Pro-v0.05.tgz」がlightMPDの本体です。
インストール方法はもそのページで紹介されていますが、実際に作業をしてみた感想なども交えて少しばかり報告をしておきます。
SPLのインストール作業
まずは、WindowsPCで、「CuBox」版の「lightMPD」がインストールされたSDカードに「mkbootsd.tgz」をコピーしておきます。
それから、後の作業はTelnet(懐かしーい ^^;)で行いますので、「lightMPD.conf」の設定を以下のように「enable=yes」に変更しておきます。
[telnetd]
# yes | no
enable=yes
そして、このSDカードをいつものように「CuBox」に差し込んでlightMPDを起動させます。
この後の作業はWindowsPCなどからlightMPDにtelnetで接続して行います。私は昔から「POderosa」を使っていますが、「putty」も人気があるようです。
起動しているlightMPDのアドレスに「POderosa」か「putty」を使ってtelnetで接続します。当然のことながら「SSH」では接続できません
lightmpd login: root
上のように「root」と入力してエンターキーを押せばログインできます。パスワードはデフォルトでは設定されていません。
次に、「lightMPD」は起動するとSDカードはアンマウントされてメモリ上だけで動作するようになりますので、インストール作業のために再度SDカードをマウントする必要があります。
# mount /dev/mmcblk0p1 /mnt
# cd /tmp/
そして、次に「mkbootsd.tgz」を解凍します。
# zcat /mnt/mkbootsd.tgz | tar xvf –
./
./SPL
./mkbootsd.sh
# ls
SPL mkbootsd.sh status.txt
念のためにlsコマンドで確認しましたが、「/tmp」に「SPL」「mkbootsd.sh」というふたつのファイルが生成されていればOKのようです。
さて、問題はこの次です。
ここまでは「CuBox-i4Proに対応したlightMPD」をインストールするための下準備でして、本番はここからです。
次にSDカードをインストール用のものに交換する必要があるので挿し変えます。しかし、いきなりSDカードを引き抜きますと不都合がおこりますので、行儀よくもう一度運マウントしてから引っこ抜きます。
# umount /mnt
こうしてから、SDカードを引っこ抜きます。SDカードを引き抜いても「lightMPD」自体はメモリ上で動作していますので、先ほど解凍した「SPL」「mkbootsd.sh」はメモリ上に保持されています。
# ls
SPL mkbootsd.sh status.txt
はい、大丈夫ですね。
そして、いよいよ「CuBox-i4Proに対応したlightMPD」(あまりにも長いので以下「CuBox-i4Pro+lightMPD」)をインストールするSDカードを差し込みます。
後は、以下のコマンド一発でSPLのインストール作業は終了です。
# sh mkbootsd.sh
4+0 records in
4+0 records out
Device contains neither a valid DOS partition table, nor Sun, SGI, OSF or GPT disklabel
Building a new DOS disklabel. Changes will remain in memory only,
until you decide to write them. After that the previous content
won’t be recoverable.
The number of cylinders for this disk is set to 121008.
There is nothing wrong with that, but this is larger than 1024,
and could in certain setups cause problems with:
1) software that runs at boot time (e.g., old versions of LILO)
2) booting and partitioning software from other OSs
(e.g., DOS FDISK, OS/2 FDISK)
Command (m for help): Command action
e extended
p primary partition (1-4)
Partition number (1-4): First cylinder (1-121008, default 1): Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK (8192-121008, default 121008): Using default value 121008
Command (m for help): Selected partition 1
Hex code (type L to list codes): Changed system type of partition 1 to c (Win95 FAT32 (LBA))
Command (m for help): The partition table has been altered.
Calling ioctl() to re-read partition table
70+0 records in
70+0 records out
この第1段階が無事に終われば、後はWindowsPC上で「lightMPDCuboxi4Pro-v0.05.tgz」を解凍してこのSDカードにコピーをし、さらに「lightmpd.conf」を自分の環境に合わせて設定変更すればインストール作業は終了です。
データベースが上手く更新できない・・・(--;・・・困った!!
上記のインストール作業を終えて早速にメインシステムにつないで音質の確認をしました。
電源を入れると、自動的にデータベースの更新が始まるのですが、何故か途中で終了してしまいます。データベースファイルの「tag_cache」が格納されるべき場所を確認しても、当然のことながら「tag_cache」は書き出されていません。
「困ったな・・・、lightmpd.conf」の設定をどこか間違ったのかな?」と思いながらあれこれやってみたのですが、最後はNASのマウントもできなくなってしまいました。(^^;
このあたりの作業は、かつてはいちいちSDカードを引っこ抜いてきてはWindowsPCに差し込んで書き直す必要があったのでとてつもなく面倒だったのですが、今はtelnet接続で直接編集作業ができるので随分と楽になりました。もしも、この機能が追加されていなければ早い段階で「こりゃぁ、駄目だ!」と投げ出していたかもしれません。
# mount /dev/mmcblk0p1 /mnt/
# cd /mnt/lightMPD/
# vi lightmpd.conf
みたいな感じで、直接「lightmpd.conf」を編集できます。これだけでもずいぶんと助かります。
しかしながら、どう考えても設定は間違っていないようなので、仕方がないので「Bach」のディレクトリだけをマウントさせるように設定を変更して起動させてみました。そうすると、今度は問題なく、データベースファイルの「tag_cache」が格納されるべき場所にきちんと生成されています。音楽も問題なく再生できます。
パッと聞いただけでも、「CuBox」版の「lightMPD」とは明らかに一線を画すほどのクオリティです。差は明らかです。
しかしながら、Bachしか聞けないのでは困ります。私は個人的にはBachが大好きですが、それでもやはり困ります。
やはり、設定自体は間違っていないことが分かりましたので、もう一度NAS全体をマウントする設定に戻して起動させてみました。
しかし、「Bach」から始まっていくつかのディレクトリを走査した段階で「CuBox-i4Pro」が終了してしまいます。状況は全く変わりません。
「何でやネン!」と大阪弁で毒づきながら、さらに、「これはハードの側の不都合なのかソフトの側の不都合なのか?」と思いを巡らせながら階下のリビングでコーヒーを入れながらしばしクールダウンすることにしました。しかし、いくらクールダウンしたとてこれ以上やれそうなことも思い浮かばないので、「仕方ない、バッハ専用のシステムにするか・・・」と心でぼやきながら席に戻ると、なぜかNASのランプが明滅しています。
「おや?」と思って確認すると、なんと「CuBox-i4Pro」は勝手に再起動して、さらには前に終了した続きからデータベースを更新しているではないですか?
またまた「何でやネン?」と思いながらも今度は途中で終了することもなく無事に最後まで走査が完了して設定したとおりの場所に無事に「tag_cache」生成されました。
この奇妙な現象は私自身の環境に依存する話なのかどうかは分かりませんが、もしも同じような症状に困っていれば、しばし「放置」というのも一つの有力な選択肢かと思います。
「CuBox-i4Proに対応したlightMPD」の実力確認
「lightMPD」の音の傾向に関しては「CuBox+LightMPD」vs「CuBox-i4Pro+MuBox」で詳しく報告したことがあります。
ポイントを繰り返せば以下のようになります。
- 「CuBox+LightMPD」の音の世界は、今まで聞いたこともないような「軽い」音の世界である。
- その「軽さ」は実際のコンサートなどで聞ける低弦楽器の「風のような軽さ」に通ずる「生っぽさ」がある。
- しかし、その「軽さ」は聞き続けているとなんだか「物足りなく」なってきて、やっぱり「軽すぎる」なぁ・・・と思うようになってしまう部分が否定できない。
- それ故に、メインのシステムを「CuBox-i4Pro+MuBox」に替えたくなり、しかしながら、それもまた聞き続けているうちに「CuBox+LightMPD」の「軽みの世界」が懐かしくなってまたまたそちらに切り替える・・・という仕儀になる。
そして、聞き続けているうちに「軽さ」が「軽すぎる」に感じてしまう原因が「CuBox」の非力さにあるように感じたので、「CuBox-i4Pro」に対応した「LightMPD」がリリースされれば真っ先に試してみたい・・・と結んでいました。
ですから、「CuBox-i4Proに対応したlightMPD」が登場した以上は真っ先に試してみる「義務」が私にはありますね・・・(^^;。
まずは予想したとおりに、この新しい「lightMPD」からは「軽すぎる」と感じることは全くなくなりました。しかし、私が「CuBox-i4Pro+lightMPD」の最大の美点だと感じている空間表現の緻密さは全くスポイルされていません。
それは、逆から言えば、「CuBox-i4Pro+MuBox」がもっていた音の太さや暖かさはそのままに、「CuBox-i4Pro+lightMPD」がもっていたとてつもなく高い透明感が加味されたとも言えます。
一昔前は、再生用のPCはCPUもメモリも非力な方が音質面では有利だと言われたものですが、「Alix」→「CuBox」→「CuBox-i4Pro」→「APU1C」→「CuBox-i4Pro+lightMPD」という流れを見る限り完全に「都市伝説」となったようです。
この音を聞けば、もう「CuBox-i4Pro」を「MuBox」で動作させる人はいなくなるでしょう。それほどこの両者の間には差があります。
さらに付け加えれば、私がメインシステムで使っているスピーカーはソナスの「エレクタ・アマトール」です。二昔前のスピーカーと言っていい代物で、基本的には楽器の響きや艶を雰囲気で聞かせるタイプのスピーカーです。最新のスピーカーのように精緻な空間表現で聞かせるタイプではありません。
それでもなお、これだけの精緻きわまる空間表現を実現するのですから、その方向での「CuBox-i4Pro+lightMPD」の実力は並々なぬものがあります。
もしも、スピーカーを「マジコ」とまではいかなくても(^^;、たとえば「ELAC」あたりを使えば凄い世界が聞けそうな気がします。
しかしながら、問題は「APU1C+Voyage MPD」との差です。
これに関しては、昨日の夜から今日の夕方までいろいろ聞き比べるという楽しい時間を過ごすことができたのですが、結論から言えば最終的には「好み」の世界というしかないようです。
あまり話が拡散しても分かりづらいので、最近聞き比べによく使うブルッフの「スコットランド幻想曲:(Vn)ハイフェッツ サー・マルコム・サージェント指揮 ロンドン新交響楽団 1961年5月15日&22日録音」に絞って報告します。
まずは、冒頭の短いオーケストラ伴奏に乗って、独奏のヴァイオリンが聞こえるか聞こえないかのピアニッシモで入ってきます。
音楽再生の肝は言うまでもないことですがこのピアニッシモの表現にあります。間違っても大砲をぶっ放すようなフォルティシモにオーディオ再生の肝を求めてはいけません。
この入りの部分に関しては両者ともにゾクッとするほどの生々しさがあります。そして、その音を聞きながら、ついにPCオーディオの世界もここまできたのか・・・と言う感慨をあらたにしました。
しかし、そこから一本の線でメロディラインを描き出していくヴァイオリンの響きに関しては少しばかり違いがあります。
その違いを一言で言ってしまえば、きたなさをあまり表面に出すことなく非常に透明感の高い響きで全体をまとめていく「CuBox-i4Pro+lightMPD」、それに対して、ヴァイオリンという楽器がもっているダークな部分も包み隠さずにさらけ出していく「APU1C+Voyage MPD」という感じでしょうか。
やはり、音の太さと強さという点では「APU1C+Voyage MPD」に軍配が上がりそうです。
そして、今も後生大事に「エレクタ・アマトール」を使い続けている私にとっては、好みは言うまでもなく「APU1C+Voyage MPD」と言うことになります。
しかし、オーケストラと独奏ヴァイオリンが絡み合うような場面になると、その空間表現の見事さは明らかに「CuBox-i4Pro+lightMPD」の方がすぐれています・・・と言うか、これほどまでの表現力はン百万円もするようなハイエンドプレーヤーだけが実現できる世界だったはずです。前にもふれたように、もしもマジコ(せめてS-1あたりなら買えるか・・・^^v)みたいなスピーカーを使ったならば、それこそ息をのむような世界が実現するのではないでしょうか。
ただし、そのような世界は私の好みではありません。好みではありませんが、もしも実際にその世界を耳にすればコロッと「好み」が変わってしまうかもしれません。それほどの可能性と凄みは感じます。
それから、この録音でもう一つの聞き所はアダージョ楽章の冒頭部から少し行ったあたりで低弦楽器が雄大でメランコリックなメロディを歌い上げていく部分です。ほんの短い一節ですが、この部分を聞くとこの二つのシステムの特徴がよく分かります。
地の底にしっかりと根を張って実に生っぽく聞かせるのが「APU1C+Voyage MPD」です。演奏する側の気迫みたいなものが聞き手にずしんと伝わってきます。
それに対して「CuBox-i4Pro+lightMPD」の方は夢のように美しい世界を提供してくれます。塵一つ落ちていない空間にふんわりと低弦楽器の響きがたゆたいます。
どちらも悪くないです。
そして、メインシステムの主役にどちらを据えるかは、単なる聞き比べを超えて、己のオーディオの方向性を問われる選択だと言えそうです。それほどに、この二つのシステムには高い可能性を感じ取ることができました。
なお、最後に付け加えておきますと、「CuBox-i4Pro+lightMPD」はデータベースの更新では汗をかかされましたが、その後の安定性に関しては現状では全く問題ありません。「CuBox-i4Pro+MuBox」では時々周波数のロックが外れて音飛びが発生したりしたのですが、「CuBox-i4Pro+lightMPD」ではこの一日間聞き続けた限りではそのような問題は皆無です。
かなり長時間にわたって再生を続けていたので、どうやら安定性は非常に高いと言い切って言いように思います。
blueinbluesです。
Cubox-i-Mubox, APU, LightMPDをお陰様で導入でき、大変感謝しています。さて、今回も導入の手順を始めましたが、最初でつまづいています。WindowsPCで「lightMPD.conf」に[telnetd]の項目はないので、最後の行に以下をコピーして貼り付けました。
[telnetd]
# yes | no
enable=yes
しかし、putty,pederosa双方ともつながりません。
何かつなげるには方法があるのでしょうか?よろしくお願いします。
blueinblues さん
「CuBox」版の「lightMPD」でtelnetに対応しているのは、v0.05からです。
まずヴァージョンアップしてから、lightMPD.confを開ければうまくいきます。
また、私の失敗ですが、yungさんも書いているとおり、Cuboxへはtelnetでないと繋がりません。
私は当初、SSH接続しようとして繋がらず、あせりました。
yungさん
「CuBox-i4Pro+lightMPD」のデータベースの更新ですが、私は「CuBox+lightMPD」の「tag_cache」をそのまま流用しました。特に問題なく動いています。
「CuBox+lightMPD」もCuboxからCuboxProにすると、yungさんが指摘された「軽すぎさ」も軽減されたように感じましたが、「CuBox-i4Pro+lightMPD」はさらに進化しています。
「APU1C+Voyage MPD」との比較となると、どちらもすばらしく、私の古い英国スピーカーと真空管アンプでは正確な比較が困難です。ハイエンドのオーディオショップにでも持ち込めば、もう少し差がはっきりするかもしれません。
あえていえば、今のところ、交響曲などの大編成は「CuBox-i4Pro+lightMPD」で、また、小編成は「APU1C+Voyage MPD」で聴こうかと思っています。しかし大編成でもコンチェルトなどは悩むところです。
Rockyさん 早速、お教えいただきありがとうございます。v0.05からトライしていきます。感謝です。
Rockyさん、ありがとうございます。大変、助かります。
早速、v.0.05にv0.03の設定にしてMicroSDcardを挿入し、cubox-iへの下準備として、v0.05でlightMPDが動作するかどうかの確認をしましたが、不思議なことに、Spnmsで本来つながるはずのipが見つからず、つながっていない。v0.03に戻すと、従来通り設定のipに繋がり、lightMPDが動作します。まず、v.0.05でipアドレスをとるところから対処が必要なようで、これは長い道のりになりそうです。でも、何故?設定のipが取得できなのかわりません。
blueinblues さん
外しているかもしれませんが、v0.05そのものをお使いでしょうか。
もしそうでしたら、大変誤解を与える書き込みをしていまい申し訳ありません。
本家のサイトにあるように、v0.05そのものにはバグがあり、最新版はv0.05bになっています。
v0.05b情報、ありがとうございます。この版にしたところ、ip取得ができるようになりました。感謝です。しかし、musicフォルダーが同じ設定にも関わらず、表示されません。色々、設定入力を変えてもお手上げですので、「デジファイのおと」さんの掲示板にお世話になろうと思います。
yungさん
このCuBox-i4ProへのlightMPDのインストールとその評価記事を読み、私も試してみたくなりましたが、やはり私には敷居が高そうです。できれば先日のAPU1Cのインストール記事にありました
>「voyage-mpd-0.9.2」にhiFaceのドライバを組み込んだイメージファイルを公開
と同様なイメージファイルを公開していただければ幸いです。
音楽ファイルから再生ソフトのファイルまで、全てyungさんに頼っているのですが、よろしくお願いします。
ユングさん、「CuBox-i4Proに対応したlightMPD」のレポート、ありがとうございました。
感想をお願いしたyseki118です。
「CuBox-i4Proに対応したlightMPDがリリースされれば真っ先に試してみたいと思っています」という約束を、しっかり果たされたユングさんは流石だと思います。
私はlightMPDをbeaglebone blackを使ってv0.02の頃から使ってきました。
ユングさんのnewALIXが「音像型の極み」であるという記事を見て、BBBからも濃い音を出そうとしましたが、どうしても不自然な音になってしまうので、あきらめてnewALIXを購入し、最近では毎日newALIXを聴いています。
newALIXを使い始めてから、ピアノや室内楽を聴くことが多くなりました。BBBの頃はオーケストラの曲が多かったのと対照的です。
ということは、newALIXはピアノや室内楽が良くて、BBBはオーケストラが良いということになるのかと思っています。
オーディオを使いこなしているように思っていても、実はオーディオに聴く曲を左右されてしまっているというわけですね。(この話はどこかで読んだような気がしますが・・・・・・)
lightMPDの作者のdigififanさんはlightMPD をPCオーディオ(コンピュータ)初心者向けに作られていると言われていますが、私がlightMPDを使っているのは、音が良いからです。
Volumio、rune audioと聞き比べましたが、lightMPD は1桁ぐらい情報量が多いように感じます。
初心者向けはvolumio等に任せて、lightMPDには更なる高音質化の方向に進んでいってもらいたいと思っています。
BBBが入手困難な状況で、cuboxも在庫限り、メジャーなraspberry pi用には作る予定がないとすると、newALIX(APU)等にも対応させていかないと、益々使用者が限定されてしまうのではないかと危惧しています。
「MPDを使いたいけど使えない人に使ってもらえるようにしたい」というのがlightMPDの出発点だったように記憶しています。
ユーザーを増やすのを第一に考えるのが良いのではないでしょうか。
ユングさんは、どう思われますか。
話の中央部分が抜けてしまい、わかりにくい投稿になってしまったので、補足します。
「イメージファイルの公開」については、作者のdigififanさんに、既にお願いしてあります。あとは、digififanさんの返事待ちという状態です。
ただ、BBBのrevCで普通にフォーマットしたSDカードから起動できないという問題があった時、イメージの公開をお願いしたところ、
「ディスクイメージをコピーする操作というのは誤ればシステムを壊してしまう恐れがあります。lightMPDはコンピュータの初心者を対象としているのでこのような危険な操作を行わないようにしてあります。」
との、お返事だったので、どうなるか分かりません。
今回cubox-i4pro用のlightMPDが出たのですが、cubox-i4proしか持っていない人は導入できないというのは、大きな問題だと思います。ユングさんに、あれだけ絶賛されたのですから、cubox-i4pro用のlightMPDの音を聴いてみたいという人は多いと思います。
digififanさんのホームページがだめなら、ユングさんのホームページでディスクイメージを公開していただく(使用者の自己責任と言うことで)という方法でも良いと思います。
多くの人にlightMPDの良さを知ってもらいたいと思います。
yseki118さん
なるほどイメージファイル公開と云ってもそう簡単ではないわけですね。毎日このサイトを見ていると正に日進月歩でPCオーディオの世界が広がっているのが分かり、楽しみです。
今、デジファイさんのサイトを見たら、ファイルが公開されていました。早速試してみようと思います。ただHifaceevoに対応しているのかどうかが心配です。
こんにちは^^
チャレンジしているのですが、うんともすんとも動きません。
書いてあるようにやってるつもりなのですが・・・
疑問に思ったのはSPLのインストールを終わってSDカードの中身を見ても
何も入っていない状態で空っぽです。これで良いのでしょうか?
一応そのSDカードに解凍したlightMPDCuBoxi4Pro-v0.05の中身9つ
①lightMPD(フォルダ)
②imx6dl-cubox-i.dtb
③imx6dl-hummingboard.dtb
④imx6q-cubox-i.dtb
⑤SPL
⑥u-boot
⑦uEnv.txt
⑧uInitrd
⑨zImage
をSDカードにコピーしてlightMPDフォルダのlightmpd.confを編集して起動
という風にしたのですが赤ランプは点灯するのですがIPアドレスすら取れていないようで
TWSNMPV4で探しても出てきません。なにか間違っているのでしょうか?
SPLのインストールがうまくいっていないのでしょうか?
わかる方なにかヒントください;;お願いします
>疑問に思ったのはSPLのインストールを終わってSDカードの中身を見ても
何も入っていない状態で空っぽです。これで良いのでしょうか?
はい、そうですね。WindowsPCで確認すれば空っぽの状態が正しいです。問題はないと思います。
>lightmpd.confを編集して起動という風にしたのですが赤ランプは点灯するのですがIPアドレスすら取れていない・・・
赤いランプがついていると言うことは、OSは基本的に起動していると思います。
おそらく問題はlightmpd.confの編集にあると思います。
念のために、以下のことを確認してみてください。
(1)lightmpd.confの文字コードはUTF-8で保存する。Shift_JISで保存すると不都合がおこることが多いようです。
(2)保存するときの改行コードはWindowsPCでは「CR+LF」になってしまうことが多いのですが、ここも念のために「LE」で保存する。
(3)さらに念のために、UTF-8にはBOM付きとBOMなしがあるので、とにかく両方試してみる。
(4)さらに、それでも駄目なときは「全角スペース」が混じっていないかどうかを確認する。
V5以降のlightMPDになってからlightmpd.confの文字コードに関わるあれこれの問題に関する許容範囲は狭くなったようです。
すばらしい情報です。
「デジファイのおと」でcubox-i4 用のディスクイメージが公開され、ダウンロード可能になっています。まだ、試していませんが、これはwindowsPCだけで対応ができることになりますね。
デジファイさんから新たに公開されたディスクイメージをddwinnでSDカードに焼きました。しかし、このSDカードをCubox-i4に挿入しても起動しません(赤ランプが点灯しない)。
>Windowsマシーンで読み書きできますので、使い慣れたエディターでlightmpd.confを修正して下さい。
とあるのですが、何かやらないとダメでしょうか。
念のため、元のMuboxのSDカードを入れてみましたが、問題なく起動しました。
old boyさん ご無沙汰しております。
>Windowsマシーンで読み書きできますので、使い慣れたエディターでlightmpd.confを修正して下さい。
とあるのですが、何かやらないとダメでしょうか。
ご自分の環境に合わせて lightmpd conf の編集はされていますよね。
私の場合はディスクイメージと cubox を用いた方法、の両方で音出しが出来ています。
はじめまして。
いつもこのサイトを読んで、勉強させてもらっています。
>>Windowsマシーンで読み書きできますので、使い慣れたエディターでlightmpd.confを修正して下さい。
>とあるのですが、何かやらないとダメでしょうか。
ご自分のネットワーク環境に合わせて、SDカードの「lightMPD」フォルダーの中にある「lightmpd.conf」というテキストファイルをエディターで「書き直す」必要があります。
具体的には、
http://www.yung.jp/bony/?p=2717
で、yungさんが詳しく説明をして下さっています。
Fujiさん
いつもいろいろと教えていただきありがとうございます。
不肖、私は依然としてLinuxに中途半端で、実はまだNASもつながず、Cuboxi4もAPU1CもUSBメモリからなのです。
APU1CではyungさんのイメージファイルをSDメモリに焼いただけで起動でき、USBメモリが使用できたたので、デジファイさんの場合もそう考えたのですが、やっぱりなにかしないとダメと云うことですね。
>ご自分の環境に合わせて lightmpd conf の編集はされていますよね。
とありますが、これがさっぱり分からないのです。きっとmount pointの設定かなとは思うのですが、どうしたらいいのかよくわかりません。
>mount pointの設定かなとは思うのですが、どうしたらいいのかよくわかりません。
これは各個人によって環境が異なりますから、こうなりますとは単純に言えないと思います。Mubox の時もそうですがこればかりはやはりご自身の環境に合わせて編集して戴くしかないと思います。
私は、ユングさんの ”lightMPDの紹介~かなり凄い!!”
http://www.yung.jp/bony/?p=2717
を参考に lightmpd conf を編集しています。old boyさんもこちらを参考にされて見ては如何でしょうか。
Fujiさん
ありがとうございます。紹介されたyungさんのサイトを読んでみて、lightMPDの意味が分かってきました。
非常に初歩的な質問が2つほどあります。
1.ddwinnで焼いたSDカードをWindows PCに差し込んでもファイルが読めないのでconfigの設定などができないのですが、Windows PCで書き換えるとはどういうことでしょうか。
2.この設定前のSDカードをCuboxi4に挿しても起動ランプが点かないのは当然でしょうか。アドレスなどが認識されないのは分かりますが、起動くらいはしても良いのにと思っています。デジファイさんのファイルのSDへのインストールがうまくされていないためでしょうか。
今までのCuboxi4のMubox、APU1CでのMPDと違っていて戸惑うばかりです。
old boyさん
>Windows PCで書き換えるとはどういうことでしょうか。
Windows PCにSDカードを繋げて開くと、lightMPD と言うホルダーが有り(他に8個のファイルが有ります)、これを開くと6個のファイルが有りこの中にlightmpd CONF が有ります。私の場合はこれをワードパッドで開いて編集しています。
>起動ランプが点かないのは当然でしょうか。
これは試して見ましたが、ddwinnで焼いたSDカードを編集せずCuboxi4Pro に差込み電源を入れれば少なくとも起動ランプは点灯しますので、点灯しないと言うのはどうゆう事なのでしょうか。
Fujiさん
早速ありがとうございます。
ddwinnでのイメージファイルの書込みに間違いがないかと、もう一度SDカードをフォーマットして書き込んでみました。
書き込んだSDカードはFAT32となっていて、開こうとしてもWindowsはフォーマットしますかと云ってきて開けず、6個のファイルを確認できません。
お手上げです。
Old boyさん
もしやと思いますが、ダウンロード した
lightMPDCubox-i-v0.05.img.gz
をそのままSDに焼いていませんか。圧縮ファイルですので、解凍した
lightMPDCubox-i-v0.05.img
を焼かないといけません。私もよく解凍するのを忘れるもので。
kasakai3さん
ありがとうございます。同じような人もいると云うことで少しホッとしました。gzなんて文字は見たこともなく、気がつきませんでした。
それにしてもこんなに多くの人がlightMPDをやっているというのは心強いことです。
lightMPDはSDカードや外付けHDDには繋がらない仕様なので、OLD BOYさんには向かないと思います。
そういった方には「volumio」が良いと思います。私も、lightMPDを使う前はvolumioを使っていました。
すべて、ブラウザから設定できて、linuxを意識することなく、NASに繋げることまでできます。
「volumio」で検索してみると、設定方法がいろいろ見つかると思います。「ラジオ会館 volumio」で検索すると、概要が分かります。
試してみて下さい。
yseki118
yseki118さん
皆さんからいろいろ教えていただきありがとうございます。
言い訳ですが、もう少し若い頃は絶対できたはずですが、最近は集中力が薄れ、まだやっている文献の翻訳に追われて集中できないのです。
それでUSBメモリから聴けるので、NASの設定は後回しとなっています。
Cuboxi4にはMuboxを使っていますが、このvolumioも試してみようと思います。
確かCuboxi4はラジオ会館で買ったことを思い出しました。いろいろなことをどんどん忘れていきます。
old boyさん
>開こうとしてもWindowsはフォーマットしますかと云ってきて開けず、6個のファイルを確認できません。
イメージファイルを書込んだ後、一度SDカードを引抜いてから再度差し込み確認して見て下さい。
Fujiさん
>一度SDカードを引抜いてから再度差し込み確認して見て下さい。
やっぱり開けません。あきらめます。いろいろありがとうございます。
横から失礼します。
こちらのサイトのお陰で、lightMPD導入に成功した者です。
外していたら大変失礼なのですが、もしかしたら、
lightMPDCuboxi4Pro-v0.05.tgz 若しくは、
SPLインストーラー(mkbootsd.tgz)
をsdカードに焼いていませんか。
正しくは、
lightMPDCubox-i-v0.05.img.gz
をカードに焼きます。
FATでフォーマット出来ていないようなので、可能性として書かせて頂きました。
Fujiさん
大失敗でした。もう一度デジファイさんのサイトを読むと、イメージファイルは圧縮されていると書いてありました。その圧縮ファイルをそのままSDカードに書き込んでいたのです。
もう一度初めからやり直します。このようにいい加減なので、いまだにLinuxは不得手なはずです。
>old boy さん
デジファイさんの配布されているファィルは、tgz圧縮ですから展開してできたlightMPDCubox-i-v0.05.imgを焼いてください。DDWin は、圧縮ファイルのままでも文句を言わずに書き込みますが
その場合「フォーマットしますか」になります。
また、SDカードが特殊な状況になっている場合は、SDformatterと言うソフトで修正フォーマットをする事で回復する場合もあります。
書いたものが読めるかどうかの確認の場合は、Fujiさんのおっしゃる通り、一度抜く必要があります。
kidさん
解凍ファイルをSDカードに書込み、無事にファイルが読めるようになりました。皆さん、いろいろありがとうございました。今度はconfig設定になりますが、yungさんの記事をよく読んでやります。
old boyさん
>やっぱり開けません。
old boyさんの以前の投稿で、”デジファイさんから新たに公開されたディスクイメージをddwinnでSDカードに焼きました。”と有りますが、まさかとは思いますが、このディスクイメージを解凍してからSDカードに焼いていますよね。もし解凍せずにコピーした場合は、フォーマットしますかと云ってきて開く事は出来ません。
Fujiさん
>まさかとは思いますが、このディスクイメージを解凍してからSDカードに焼いていますよね。
そのまさかなのです。皆さんにいろいろ心配おかけしてすいませんでした。
実は私はもともと化学屋でtry and errorで世の中を渡ってきたので、やっぱり皆さんと違っていつも遠回りしています。
i4pro版lightMPDを導入しようとしているkohisamaと申します
実はトラブルに遭遇して、digififan様と協議中です
私はNASに数百曲の楽曲をストックしておりましたが、lightMPDでデータベースを作成しようとすると、途中でリンク落ち(CuBoX-i4proが)するという現象に遭遇しております
digififan様のところでも同様に大量の楽曲をNASに入れて起動させたところ、やはりリンク切れが発生したそうで、検証と対策に着手されています
yungさんのところではどうなっていますでしょうか?tag_cache作成まで成功されたそうですが、どのくらいのデーターをお持ちでしたでしょうか
あと、個人的にお伺いしたいのですが
お持ちのCuBoX-i4proの電源は、CuBoxでもお使いだった、エルサウンド製5V4A電源でしょうか?
私も同じものを持っているので、使用可能でしたら使いたいと思っております
>私はNASに数百曲の楽曲をストックしておりましたが、lightMPDでデータベースを作成しようとすると、途中でリンク落ち(CuBoX-i4proが)するという現象に遭遇しております
私のところではデータベースの作成には大汗をかきましたが、その後は問題は起こっていません。私の場合はデータベ-スに登録されている楽曲数は約7000ですが、大丈夫だったと記憶しています。
ただし、突然クロックのロックが外れて音楽再生がストップするという現象は「Voyage MuBox」を使っていたときからよく起こりました。
やはり、CuBoxはあの小さな筐体にギュッと押し込んであるので、どこか不安定さがつきまとう気がします。
私の場合は、最終的にメインシステムではAPU1Cの方を使うことになりましたので、CuBoX-i4pro版のlightmpdを長く使い続けるとどのような問題が起こるのかはよく分かりません。
>お持ちのCuBoX-i4proの電源は、CuBoxでもお使いだった、エルサウンド製5V4A電源でしょうか?
はいそうです。5V電源であれば安心して使えるようです。