WindowsPCで使えるMPDクライアントと言えば長く「Gnome Music Player Client」、通称「GMPC」が定番でした。
ヴァージョンアップが続けられて、最新ヴァージョンは「GMPC 11.8」になっています。
しかし、この繰り返されたヴァージョンアップで高機能になりすぎてしまい、操作性が悪くなってしまった」という声が聞かれるようになってきました。
正直言って、2年ほど前から私もそう言う気持ちを否定しきれなかったのですが、かといって「GMPC」に変わりうるWindowsPC版のクライアントは見つかりませんので、仕方なく使い続けていました。
Gnome Music Player Client
このゴチャゴチャ感に嫌気がさしました!
しかし、思うことは他人も同じで、こう言うソフトを自作できる方が「SkyMPC」と言うMPDクライアントを公開してくれました。
http://www.soramimi.jp/skympc/
「アルバムアートの画像や歌詞を表示できる機能を持ったクライアントもありますが、そういった高度な機能は搭載していません。今後も付ける予定はありません。曲の選択、プレイリストの編集、再生操作だけの、必要充分な設計としています。」という実に潔い男前の仕様で、これを発見してからは定番のクライアントとなっています。
「曲の選択、プレイリストの編集、再生操作だけの、必要充分な設計」というのが実にすっきりとしていていい感じです。
しかし、このMPDクライアントというのはPCオーディオな人にとっては音楽を聴くときに必ずお世話になるソフトです。もしかしたら、「Google Chrome 」みたいなプラウザの次くらいに使用頻度の高いソフトかもしれないのです。
ですから、時々はGoogle先生に「mpd windows client」なんてな事をして、「他に何かいいものありませんか?」ときいていました。
そうすると、最近になって赤丸急上昇してきているのが「Auremo MPD Client for Windows」、通称「Auremo」というクライアントでした。
気づいたときにはさっそくインストールしてみたのですが、その時は「GMPC」と同じようなゴチャゴチャした感じがしたので、「やっぱりSkyMPCだな!」などと思っていました。
しかし、最近になってもう一度最新版を入れ直し、使い勝手をじっくりと確かめてみると、「意外と、これいいじゃないの!!」と言うことに気づきました。
なので、今日はこの「Auremo MPD Client for Windows」、通称「Auremo」について少しばかり紹介してみたいと思います。
Auremo MPD Client for Windows
Project Homeは「https://code.google.com/p/auremo/」で、現時点(2015年3月1日現在)の最新版は「Auremo 0.6.1」です。
Downloadsページから「Auremo-0.6.1-installer.exe 225 KB」を落としてきて、通常の操作でインストールします。
これが、「Auremo」が起動した画面です。
日本語化は一切されていないのですが、操作で戸惑うことはないでしょう。
MPDサーバーとの接続設定は「File → Edit Settings…」で行います。
左上の「Sever name or addre」に「MPDサーバー」のアドレス(例:192.168.0.10)を放り込めばお仕舞いです。
そして、この設定をしておけば、起動すれば「SkyMPC」のように自動的に接続します。
また、タグがUTF系列で入力されていれば基本的に文字化けは起こらないようです。
ただし、いくつかの文字については今のところ原因不明の文字化けは起こります。
「Auremo」で起こる文字化け
「SkyMPC」では、文字化けは起こりません。
検索機能が秀逸な「Auremo」
しかし、メインで聞いているクラシック音楽に関しては全てアルファベット表記にしていますので、個人的にこの程度の文字化けは実用上の問題はありません。
そして、それ以上にこの「Auremo」が魅力的なのが、その検索機能の素晴らしさです。
NASに収納してある500曲程度だと以下のようなファイル構造で探していてもそれほど不便を感じません。
「SkyMPC」はファイル構造で選曲します!!
しかし、収納している楽曲が1000曲を終え、2000曲、3000曲となってくるとこの操作は結構煩わしくなってきます。
そうなってきた時には、この「Auremo」の検索機能は非常に役立ちます。
たとえば、「Horowitz」を聞きたい時は、以下のように「Search」画面で「Horowitz」と入力すれば一覧が実にスムーズに表示されます。
ただし、これは「GMPC」でも一覧表示はしてくれます。
「Auremo」が有り難いのは「and 検索」が可能なことです。
たとえば、「Horowitz」のピアノで「Mozart」を聞きたい時は、「Search」画面で「Horowitz Mozart」とすれば以下のように絞り込んでくれます。
これは「GMPC」では実装されていない機能ですが、検索機能が本当に実用に値するものになるためには必須の機能だと感じました。
さらに有り難いのは、たとえば「ムスルグスキー」を聞きたいと思って「ムスルグスキー」のスペルが完全に思い出せなくても「Horowitz Mu」あたりまで入力すれば、きちんと絞り込んで表示してくれることです。
これもまた、検索機能が実用に値するためには必須の機能です!!
さらに有り難いのは、入力する文字の大文字・小文字は問わないことです。
「Horowitz Mozart」でも「HOROWITZ MOZART」でも「horowitz mozart」でも、結果は同じです。
そして、さらに凄いのは、一文字入力するたびに検索画面が反応してくれることです。
「Sc」と入力
「Sch」と入力
「Schub」と入力
ですから、作曲家や演奏家の英語表記がうろ覚え程度でも、この検索機能があれば十分使えます。
最後に「Schub Wal」くらいが入力できれば、NASに収納されているワルターが指揮したシューベルトの楽曲はきちんと拾ってこれます。
実際に使ってみた感じとしては、ファイルのツリー構造から探すよりは遙かに速く目的のファイルにたどり着けます。
NASに収納している楽曲が増殖の一途で、ファイルのツリー構造から目的の楽曲を探すのに手間がかかりすぎると思われる方は、一度は試してみても良いクライアントだと思います。
最後にかなり怖いことを書きます
しかし、わたしがこの「Auremo」に乗り換えようと思ったのは、そう言う「操作性」だけが理由ではありません。
おそらく今まで誰もそんなことを書いているのは見たこともないですし、私も書いたこともないのですが、なんだか使うMPDクライアントによって音が変わるような気がするのです。
普通に考えれば、MPDクライアントはMPDに対して選曲や再生、ストップなどの命令を出すだけで、音楽再生そのものには関与していません。MPDサーバーの方を弄れば音が変わるというのならば当たり前の話ですが(それでも、その事を否定する人もいますが…)、MPDクライアントを変えることでシステム全体の音が変わるなどと言うことはあるはずがないのです。
しかし、私の素直なココロは「音が変わる」と申し立てるのです。
そして、この「音が変わる」と言うことは、「GMPC」から「Sky MPC」に乗り換えた時にも、微かに感じたのですが、あまりにもあまりの話なので口を噤んでいました。
しかし、今回「Auremo」の使い勝手を確かめるためにあれこれ音楽を聴いているうちに、やはり「音の雰囲気」が随分変わるなぁ…と思わざるを得なくなったのです。
と言うことで、次回はもう少し聞き込んでから、そのあたりの話をもう少し詳しく報告したいと思います。
ユング君 さま
実は私も感じていました。
それは音質として感じることもありますが,MPDクライアントによって,MPDの動作が変わるということです。
lightmpdの以前のバージョンでは,私のCubox-i4とCombo384をUSBDDCとしたシステムでは,動作が不安定なところがあり,SkyMPCではネットワークのリンク切れが生じましたが,GMPCだとリンク切れは起きなかったり,まれに起きてもすぐに復帰しました。
クライアントからMPDへのアクセス方法(頻度?)の違いによるものではないかと思っていました。クライアントはMPDにおける,再生時間を秒単位で表示しますから,時間情報をリアルタイムで通信していると思うのですが,最低1秒に1回,実際は1秒に数回の通信が発生するとなると,MPDの動作に何らかの影響を及ぼすことは考えられないでしょうか。
もちろん,そんな僅かな攪乱?が音に現れるかは不明ですが,考えられないでしょうか?
同意をいただいて力強い限りです(^^;
このあたりの問題はじっくり考えて次回あたりにレポートしたいと思います。
ただし、ネタが尽きてきたので、「今度はクライアントで音が変わるか・・・よ」などと言われそうな形は濃厚です・・・が、まあ、いいかっ。
クライアントを変えれば、おそらく「当然のこととして」音も変わるでしょうね。
昨年からBugHeadの開発者のFacebookページをフォローしているのですが、なかなか興味深い話しがたくさん出てきます。
CPUやメモリの使い方をほんのわずか変えるだけでも音は変わってしまうそうです。膨大なソースコードの中のほんの1行の記述を変えるだけで大きく変わるそうです。BugHeadの場合はプレーヤーそのものだから音が変わるのは当たり前だといえばそれまでですが、クライアントの指示によってMPDの動作が変わるのであれば(おそらく変わるはずです)、同じことでしょう。
このあたりは、それぞれのクライアントの振る舞いを細かく調べる必要がありますが。
デジタル・オーディオの理解を阻んでいるのは、多くの人が0と1という思い込みだけでデジタルのことをわかっているつもりになっていることでしょうね。あれはあくまで概念の話であって、実際のハードウェアはただ電流で動いているだけです。電流(電圧)の変化で0と1を表している(認識している)わけですが、ここで問題なのは、どんなに高速なデバイスであっても、電流が変化するのにはある程度の時間がかかります。これがいわゆるジッターの根本的な原因で、結果的に何をやっても音が変わってしまう原因となっています。
音が変わるかどうかは、スピーカーではなくヘッドホンで聴くとよくわかりますよ。
はじめまして、こんにちは。
Auremoの情報ありがとうございます。
ちょうどクライアントソフトを探してたところだったので、早速使っています。
ところで、クライアントで音が変わる件ですが、これが本当だとすると操作側と再生側を分けることで高音質を確保するとは何だったのか…となってしまいそうですね。
今のところ、以下の2つが可能性として思い浮かんでいます。
・リプレイゲインのような機能をON/OFFしている プレイヤーがある
・クライアントが大量のブロードキャストパケットを送信し、音楽データの送信に悪影響を与えている。
これについてはdigififanさんの解説されている「ネットワークプレーヤ用ネットワーク」を使うと検証できるかもしれません。
https://sites.google.com/site/digififan/home/digifi-labo/gai-yao
ちなみに自分の環境でAuremo, SkyMPC, GMPCを試しましたが、クライアントによる違いは感じられませんでした。(耳に自信がないので、あまり説得力はないですが…)
構成は、上記ページの「ネットワーク構成3」で、NASではNFS以外のサービスをOFFにしています。
少なくとも、Auremo, SkyMPC, GMPCは「リプレイゲイン」などはしていないことは間違いありません。
ちなみに、リプレゲインとは「音声ファイルを再生時に、ボリュームを均一化するための技術」のことです。
また、パケットと言うよりは、おそらくはJiroが指摘されている「クライアントからMPDへのアクセス方法(頻度?)の違い」が原因ではないかという気がしています。
ただし、現状は他にやりたいことがあって(^^;、今はあまり突っ込んで調べられていません。
確かに違いとは言ってもホンの微妙なレベルの話です。気のせいと言えば気のせいかもしれないのですが・・・。
ただし、そんなことを抜きにしてもAuremo,の検索機能の使い勝手の良さは出色です。
私のところでも、これがメインのクライアントのポジションを獲得しました。(^^v
ユング様、皆様、Fujiと申します。
始めに、SATAケーブル接続に付いてご報告させて戴きますが、この内容に付いては全て私のシステムで起きた事柄ですので、必ずしも皆様のシステムで起きているとは限りません。しかしながら、可能性を否定する事は出来ませんので投稿させて戴く事にしました。又、ユング様、長文となりますがご容赦ください。
前回の投稿で述べました様に、私のメインシステムはVine mpdをタワー型PCに構築し、HDDに関しては、OS用HDDと音源用HDD(NASより音が良いので、)の二台で構成されています。当然これらのHDDはマザーボードとの間をSATAケーブルで接続している訳ですが、このSATAケーブルが曲者でして、以前から気付いていたのですが、SATAケーブル接続直後は綺麗な音が出ているのですが一週間程すると音質に変化が起こり(特に高音域)、霧や靄がかかった様な実につまらない音になってしまうのです。それで再度SATAケーブルの抜き差しをすると、又綺麗な音が蘇ると言う状態で、何度やってもこの繰り返しで一向にらちが明きません。もちろんこの間、新しいSATAケーブルに交換したり、HDDのSATA導入部を磨いたりしたのですが、全く改善されませんでした。これはハード的に動作不良を引き起こす程の事ではありませんが、明らかにSATAケーブルのコネクター部の接触不良と感じた訳です。おそらく接触部分の酸化被膜のせいだと思います。そこで今回悩んだ挙句、HDDとマザーボード間を(OS用HDDと音源用HDD共に)ケーブルで直接接続とする事を決断した訳です。つまりSATAケーブル両端のコネクター部を取り去り、半田付けで接続すると言う事です。これを行う為にマザーボードをPC本体から外し、ケーブルを半田付け後PC本体に戻し、その後HDDのコネクター導入部にSATAケーブルを直接半田付けするという作業です。この半田付け作業には苦労しましたが、出て来た音を聴けばその苦労も吹き飛ぶと言うものです。いずれにしましてもSATAのコネクター部に関しては、ハウジングは薄っぺらいプラスチック、端子の接触面積が小さい、装着した時のガタ等、どう考えてもオーディオ機器に使える様な代物ではありません。PC等で使用されているコネクターはどれもオーディオグレードとは言い難い物ばかりですが、特にSATAコネクターは最悪だと思います。おそらくIDE接続のHDDではこの様な事は起きないのではと思います。Light mpd、Voyage mpd等を運用されている方々ではNASのHDDがこれに該当すると思われます。
*:アイ・オー・データ製 RockDiskNext
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/20121127_575325.html
*:バッファロー製 DELA N1A N1Z
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/201/201814/
等SATAケーブルを使用したNASも有りますし、
*:QNAP製 HS-210
http://audio.ge3.jp/modules/blog/?p=3452
の様な基盤に装着したソケット式のNASであれば基盤とHDDがビス等で固定されるのでSATAケーブルを使用するより少しは良いと思いますが、それでも無比とは言えないと思います。実際、手持ちのAPU.1D4 Lightmpdとバッファロー製NASのLS-XL型で調べました。NASのカバーを外してHDDを基盤のソケットから外し、HDDのSATA導入部の端子(7ピン)をクリーニングしソケットを何度か抜き差ししてから音質の確認を行いましたが、ケーブル式に比べてソケット式の方が変化量は少ないですが(SATAケーブルではコネクターが2箇所、ソケット式は1箇所ですから)、やはり高音域の鮮度が上がりました。ただ問題はこの状態をいつまで維持出来るか、いずれ元の状態に戻ってしまう訳ですから根本的な解決には至っていない事になります。うーん弱った、やはり直結するしか方法は無いのでしょうか。もし直結するのであれば、SATAケーブルを使用したNASの方が作業が楽になるのではと思います。以上、私が経験したSATAケーブルに起因するトラブルに付いてのご報告です。
最初に述べました様に、この現象が私のシステム特有の症状であれば良いのですが、SATA接続は世界標準だと思いますので、皆様方のシステムで、この症状が起きている可能性を否定する事は出来ないと思います。もし気になる方が居られましたら調べて見ては如何でしょうか。SATAケーブルやソケットを何度か抜き差しして見るだけで、とりあえずこの症状が起きているか否かの判定は出来ると思います。但し、これを実行される場合は、あくまでも自己責任で行って戴く様にお願い致します。
Fuji様
投稿を拝見して直ぐにネットでSATAケーブルの不具合について調べたところ、多くの方々がSATAケーブルの接触不良を経験されていることが判りました。自分のNAS(Synology)についても心配になり、マニュアルを取り出して読み返してみたところQNAPと同様な構造で少し安心しました。ラップトップPCでは見かける構造かと思いますが、普通のデスクトップPC用マザーボードでこうしたNASと同様のソケット式構造のものってあるのでしょうか?またSATAケーブルであってもラッチ付のものなら少しは安心なようですね。よもやSATAケーブルが音質に影響するとは思っても見ませんでした。RockDiskNext、DELA共に何故SATAケーブルなのか理解に苦しみます。SATAケーブル「直付け」いずれ私も挑戦してみたい内容です。大変参考になる投稿ありがとうございます。
ちょう様、、Fujiです。
>普通のデスクトップPC用マザーボードでこうしたNASと同様のソケット式構造のものってあるのでしょうか?
どうでしょうか、私はデスクトップPCでは見た事がありません。
>またSATAケーブルであってもラッチ付のものなら少しは安心なようですね。
私もすでに、ラッチ付のSATAケーブルも試しましたが、全く効果無しでした。
このところ、APU+lightMPDでオーケストラ、PI+lightMPD+i2sDACでネットラジオという感じで使い分けて来たのですが、ALIX用のlightMPDでympdという軽量のMPDクライアントが動作するようになったことを知り、ympdなるものを試してみたくなりました。でも、私はALIXを持っていないので、調べてみたところ、PI用にArchphileというディストリビューションが出ていて、これにympdが付属することを知り、こちらで試してみることにしました。
設定は、イメージファイルを焼いて、ブラウザにarchphile.localと打ち込むだけです。それだけで、ympdが立ち上がり、ネットラジオとSDのデータが読めるようになります。i2sの設定やNASに繋げるにはターミナルソフトで設定しなければならないのですが、Windows上の作者の設定画面を参照すれば良いのですから、それ程難しいことではありません。
驚いたのは、動作が軽いことです。瞬時に反応が返ってきます。
更に驚いたのは、その音です。
PI+i2sDACからAPU+lightMPDと互角の音が出るのです。
PI+lightMPD+i2sDACで出す音よりもAPU+lightMPDに近い音が出ます。
APU+lightMPDの音は、今の私にとっては究極の音ですから、びっくりしてしまいました。
細かい設定は、lightMPDの方がやりやすいと思いますが、そのまま出音するだけなら設定はそのままでOKです。
興味のある方はArchphileでググってみてください。
この3月にalix3d2用のlightMPD-v0.09が出て、やはりympdというwebベースのクライアントが使えます。VortexBOXのSqueeze lightと比べるとシンプルですが、必要十分です。音は以前のヴァージョンとの比較ですが、高音部のきつさがとれ聞きやすくなりました。かといって音楽の存在感は正直今まで以上だと感じています。
yungさま
Windowsで稼働するMPDクライアントを探していたらこのサイトにたどり着きました。Auremoを使ってみたところ、記事通り、検索機能がスグレモノで気に入りました。有益な情報どうもありがとうございます。
ところでAuremo 0.7.0が公開されているようですね。
http://auremo.codeplex.com/
公開日は2014年9月14日で、このバージョンからProject HomeがGoogleからCodePlexに変更になったようです。
ver 0.7.0を使ってみたところ、ver 0.6.1で出ていた文字化けは解消されていました。そして検索機能がさらに強化され、従来の検索機能に加え、Artist、Albumなどの検索もできるようになっています。Artist検索、Album検索は欲しかった機能なのでありがたいです。ただし、この検索は、逐語検索ではなく、検索文字を入力後「Find」ボタンを押すものでした。
ただ、ver 0.7.0を使ったところ、「Artist Tree」などでファイルを展開してゆくと、最後の楽曲ファイル名⁽曲タイトル)が表示されないアルバムが結構ありました。「Filesystem」を展開するとちゃんと表示されるのですが、他の表示方法では曲名が表示されないアルバムがかなりあります。この現象は、ver0.6.1では出ていませんでした。ということで、曲名表示がないのはちょっとわかりずらいのでver0.6.1に戻すべきかどうか思案中です。この現象が、私の環境に依存しているものなのかどうかわかりません。
どなたか、ver 0.7.0を試された方はおられるでしょうか。